コガモ ジョウビタキ ホオジロ カワセミetc.～ぶらり川辺散歩(5)～

仙台クリスマスマーケットが開催され
クリスマスムードが高まってきました
通りのあちらこちらで
クリスマスツリーやリースが飾られ
街が華やいでいます
今回はいつもの川辺を散歩しながら
12月中旬に出合った鳥さん達を紹介します

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翼鏡の緑色が綺麗なコガモ
日本で見られる水面採餌ガモでは
最小の小型のカモです
雄の下尾筒は黒く黄色い三角斑があり
この黄色い三角斑を雌に見せつける
求愛ディスプレイをします

 

尾羽を上げ頭を前後に振って
一生懸命泳いでいるのはバンです
額板がまだ黄色なので幼鳥のようです
バンは足に水かきがないので泳ぎは苦手
前のめりな姿勢で反動をつけるように
泳ぎますが  なかなか前に進みません
（がんばれ～\^o^/）

 

堰の急な流れに
足をとられそうになりながらも
活発に歩き回っているのは
イソシギです
和名は「磯鷸」ですが
川辺のお馴染みさんです

 

冬枯れが始まったヨシ原に飛んできたのは
ホオジロです
「チチッ　チチッ　チチチッ」と
連続して鳴くことが多いのですが
枯れ野のような景色の中では
見つけづらいホオジロ君です

 

「チャッ　チャッ」という地鳴きが
聞こえてくるものの姿は藪の中
やっと出て来てくれたのはウグイス
出て来た！と思うと素早くまた藪の中へ
早く綺麗なさえずりが聞きたいなぁ😊

いつものお気に入りの場所とは違った
込み入った枝の奥にいたのはカワセミ君
水辺からも少し離れた暗い所
１羽でのんびり休憩タイムかな？

 

モズ子ちゃんは枝の先にとまって
尾羽をくるりくるり
大好物の昆虫さんでも探しているみたい🦗

 

散歩で見かけることが多くなったジョビ男君
すっかり川辺のお馴染みさんの仲間入り
でもジョビ子ちゃんには
なかなか会えません😅
日ごとに寒さが増してきますが
お散歩仲間の皆さんと
日々の鳥さん達の様子を話しながら
楽しく川辺散歩を続けています♪(*^_^*)

 

2024年12月中旬撮影　撮影地　宮城県仙台市

ユリカモメが飛んで来ました～ぶらり川辺散歩(4)

寒さが一段と厳しくなってきました
都心でも初雪が観測されたそうですね
歩いていると
吐く息が白く手が悴んできますが
いつものように“ぶらり川辺散歩”
ユリカモメが１羽飛んで来ました

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ユリカモメは冬鳥として全国に渡来
仙台市の海岸付近だけでなく
広瀬川中流域の散歩コースにも
飛んで来ました

 

 

成鳥の冬羽は頭部が白く
体上面は青みのある灰色です
体下面は白く初列風切の先端が黒色です
嘴が赤色でその先端は
黒ずんだような色になっています

 

 

和名のユリカモメは「百合鴎」と書きます
『野鳥図鑑』の著者石田光史氏は
由来について
内陸部にも生息することから
「入江鴎（イリエカモメ）」が転じて
ユリカモメになったと述べています

 

 

また『野鳥の名前』の著者安部直哉氏は
語源について
定説はないとした上で
「百合鴎」と書くのは江戸末期以後のことで
「ササユリやテッポウユリのように
綺麗な鴎」という意からであろうと
述べています

 

 

冬羽は白百合のように綺麗な白色ですが
夏羽は頭部が焦茶色になるという百合鴎　　
お茶目でのんびりぷかぷか羽を
休めているのかなと見ていると
ハクチョウやオナガガモの群れの中に
１羽だけ混じり採食したりしています
他の冬鳥と共に無事に冬を乗り越えて
旅立って行く日まで
静かに見守っていきたいと思います(*^_^*)

2024年12月16日撮影　撮影地　宮城県仙台市

ニホンリスにばったり！～ぶらり公園散歩(1)

日がだいぶ短くなってきました
近くの広場では
可愛らしいクリスマスイルミネーションが
明るく街を彩っています
朝の気温がちょとだけ高めの穏やかな日に
ヤマガラさんに会いに“ぶらり公園散歩”
雑木林を歩いていたら…

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ニホンリスにばったり！
リスさんもびっくり！！

 

 

ニホンリスは冬毛になると
耳の先端にフサフサの毛が生えて
全体的に尖っているような形に見えます
目の周りには白いアイラインがあります
冬眠せず夏の終わり頃から初秋にかけて
冬用に食物をあちこちに隠し冬を過ごします

 

 

「たしかこの辺に
　隠しておいたんだけどなぁ」
と何か美味しいものでも探しているみたい😋
動きが速くあっという間に木を駆け上がり
何処かへ行ってしまいました

 

 

公園のお馴染みさんの
シジュウカラも相変わらず
元気に飛び回っています

 

 

ヤマガラにも会えました
この公園はニホンリスやヤマガラなどの
野鳥の住処であると同時に
複数の運動施設を兼ね備え
多くの人が居場所としている公園です
運動公園としての環境を持続するため
木々の伐採など必要な整備も行われています
いつまでもニホンリスやたくさんの野鳥が
観察できる公園であってほしいなぁと
思いながら散歩を続けた朝でした(^_^)




　
※一部再編集致しました
2024年12月10日撮影　撮影地　　宮城県

 

 

 

ジョウビタキ オナガガモ カワセミetc.～ぶらり川辺散歩(3)

散歩途中にある花屋さんの店頭で
シクラメンの花が綺麗に咲いていました
ハボタンやビオラの寄せ植えも
可愛らしく飾られ
通りが明るく彩られています
いつものように“ぶらり川辺散歩”
近くの枝にオレンジ色の小鳥が
飛んで来ました

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雄のジョウビタキ　”ジョビ男“君です
もうすっかり川辺のお馴染みさんです
「ヒッ　ヒッ　ヒッ」と鳴きながら
尾羽をふるわせ　
同時に頭をちょこんと下げます
まるでお辞儀をしているような行動をします
（礼儀正しい紳士のジョビ男君です😊）

 

 

中州の近くを泳いでいたのは
雌のオナガガモ

 

 

こちらは雄のオナガガモ
中央尾羽がまだ短く幼鳥のようです

 

 

成鳥のオナガガモ君も一緒にいました
尾羽の長い素敵なオナガガモ君
ん？
今ポチャン💦と飛び込んだのは
もしやカワセミ君？

 

 

「そうでーす　
  飛び込んだのは僕でーす！」
お気に入りの枝にとまって
小魚パクリ！！

 

 

お腹がいっぱいになったのか
暫し休憩
日向ぼっこ😊

 

 

カワアイサ三人娘（！？）も
のんびり日向ぼっこ
冷たい北風が吹いてきても
明るい日差しに心が和らぎます（*＾-＾*）

2024年12月9日撮影　撮影地　宮城県仙台市

 

 

 

オオハクチョウが飛んでいます～ぶらり川辺散歩(2)～

朝の気温が氷点下になる日が続き
一段と寒さが厳しくなってきました
お散歩仲間のみなさんと
「今日も寒いね～」と言葉を交わしながら
いつものように“ぶらり川辺散歩”
ハクチョウの鳴き声が聞こえてきました

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鳴き声の主は
オオハクチョウ
川面の上を翼を広げて飛んで行きます

 

 

オオハクチョウは
コハクチョウと比べて
嘴の黄色部の面積が嘴の半分以上を占め
先端がとがって黒色部に食い込んで見えます
全長140㎝くらいで翼を広げると
225㎝ほどになるといわれています

 

 

今季初めて渡来してきた
オオハクチョウを見たのは10月19日
最初は2~3羽だったと思いますが
今は40羽近く見かけるようになりました
ギャラリーも日増しに増えています😊

 

 

親子でしょうか
家族のきずなが固く
全体に灰色みのある幼鳥と
いつも一緒に行動しています

 

 

遙か東の上空からもハクチョウの声

 

 

２羽のハクチョウが
冬の青空に大きく翼を広げ
こちらに向かって飛んで来ます

 

 

河川敷や散策路では多くの人が
散歩やランニングの途中で足を止め
スマホでパシャリ📱
「地下鉄乗り継いで会いに来たのよ～」
と淑女のお二人
シベリアからの長い旅を経て
渡って来る白鳥の姿は
広瀬川の冬の風物詩になっています(*^_^*)

 

2024年12月9日撮影　撮影地　宮城県仙台市