QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

国内外でオーロラを観るには。

2024-10-11 12:08:00 | 日記
昨晩深夜にふとYoutubeで出てきた北海道の名寄天文台のライブ中継をクリックしてみたら、偶然低緯度オーロラ発生中で見入ってしまい寝るのが明け方になってしまいました。厳密には名寄天文台のライブ映像をウエザーニュースが流していたようです。


深夜と言うかほぼ夜明け前だったにもかかわらず、結構な数の方がライブを観ていて、コメント欄には今夜も観ることができると書いてる人がいたので、興味がある方は今夜観てみるといいかもしれません。非常に美しいです。

現地にも行きたいですね。数年前の真冬に陸別に数日滞在して、夜に陸別天文台に星の観察会に行ったのですが、「むっちゃくそ」きれいでした。あそこでもタイミングさえ合えば低緯度オーロラが観られるんじゃないかと思います。零下25度でした。気持ちよかった。

低緯度オーロラなんで、僕が2020年の2月に観に行ったフィンランドの黄色から黄緑がかったものとは違い、赤っぽい色のオーロラでした。

また友人が死んだ話を含むのですが(苦笑)、2020年にフィンランドに行ったのはそもそもその前年にフィンランドにオーロラを観に行った友人二人がもう一回行きたいと言ったのがきっかけでした。

あまり旅慣れていない友人で、一人60万とか70万円のツアーで行ったというので、僕がフライトやホテルを自分で取れば、フライトは往復15万円程度、ホテルも三人で複数のベッドルームのある部屋を取れば割り勘で一人一泊6~7000になるからフライトとホテルで20万円くらいで行けると思うよと言う話をしたら「じゃ、三人で行こう」という話になったのでした。

結論を先に書いてしまいましたが、出発1週間前にその友人の一人から連絡があり「がんが見つかった」「治療をするから今回は見送りたい」と。なんとなく後ろ向きな感じになってしまい、二人は一度オーロラは見ているため結局見送ることに。

一方、僕はオーロラは初めてだったので、一人で行くことに。立ち寄ったとある町では、結局ベッドルームが二つと広いリビング、、そしてプライベートサウナ付きの部屋に一人で宿泊しました(笑)。豪華すぎた。

結局その友人は手術の後予後がよろしくなく、残念なことに結局数か月後に亡くなってしまいました。あんなことになるなら一週間くらいのことなんで行っとけばよかったねと。

ほぼすべてをキャンセル不可で予約していたので、ダメかなと思ったものの、フライトもホテルも現地のシャトルサービスも、ダメ元でそれぞれの予約先にメールで事情を説明したら「本来はキャンセル不可だけど、キャンセル料〇〇ユーロだけください、後は返金します。」と別に診断書もないのに信用してくれて、いくらかを返金してくれました。いくらかでも彼に返金できてよかったと思いました。

人って優しいなぁと思いましたね。

こういうことって誰にでも同じ対応をするわけではないと思うので、こういう話を聞いて「自分も・・・」と思うのは違うと思うんですよね。自分が優遇される側でもされない側であってもね。

最近の論破好きな方はとことん議論を挑むんでしょうけど。それは違うんじゃないの?っていつも思います。

激しく反論されると思いますが(笑)、大昔に父親の知り合いの消防士が署に帰る前についでだったんで消防車で家まで送ってもらったとか、そういうこともあっていいと僕は思っています。周りも「ラッキーだったね。」で済んで特に何も思わないし、「じゃ、オレも送ってくれよ。不公平だろ。」とかいうみっともない人もいなかったですね。

「消防車は税金で運営されているからそんなことは許されない」と言えば、それはど正論中のど正論で反論もできないですけどね、署に帰るついでに消防車に少しのせてやるくらい、どれくらいのガソリン代になるの?みたいなね。

ま、おおらかな時代だったんで、消防車やパトカーに乗せてもらったってのは今の時代にはそぐわない話です(笑)。

そんな公的な話ではなくても、北海道でいつもご飯を食いに行く海鮮丼のお店があるんですが、いつも何かおまけをくれるんです。その時に最近は「写真はSNSに載せないでくださいね!」って言われるんですよね。きっと僕のようにおまけしてもらった常連さんがネットに載せた料理の写真を持ってきて「写真と違う」って挑んでくる客がそこそこいたんでしょうね。

論破マニア、困った人たちです。

話を本筋に戻して(笑)。

で、本題のフィンランドでオーロラ観るのにお勧めの場所ですが、首都のヘルシンキで国内線に乗り換えて、北極圏のIvalo空港に行かれる方が多いと思うんです。で、そこからは、日本人の方がやっているオーロラツアー会社があるサーリセルカという町に行かれる方が多いと思います。

そのツアー会社の方は親切な方々で、オーロラも観られてとてもよかったです。そこは日本人旅行客が多いので、大型のバスでオーロラ観測地点を数か所回ってくださいます。

それと並ぶくらいお勧めなのが、Ivalo空港からサーリセルカという町には行かず、少し北に行ったイナリという町です。そこは小さな町で、日本語のツアーガイドがいないので片言でもいいので英語ができる方にお勧めしますが、ハイエースのようなバンで行く小規模なオーロラツアーが開催されます。

何がいいかと言うと、雲のないところないところを探して夜じゅう、そこら中車を走らせてくれるところです。大型バスだとなかなかそこまでの小回りはききません。

厚い雲が出ていたり、雨が降っている時でも、近所のどこかで雲が切れているところが必ずあるようです。出発前にホテル周辺では雲が出ていたり、雨がぱらついて(きょうはダメかなぁ)と思っていても、ほぼ確実にオーロラが見えるところを探して連れて行ってくれます。

僕はそれで一週間の滞在中毎日オーロラを観ていました。

あと重要なのは時期ですね。僕らが予約したのは2月の新月を挟んだ1週間。それだとほぼ確実にオーロラは観られると思います。僕はその期間でイナリに4泊サーリセルカに3泊滞在しました。北極圏で一週間ほどオーロラを見て過ごした後はヘルシンキでさらに1週間ほど滞在したのですが、ヘルシンキでもオーロラが少し観られました。

それでもダメだった方は、よほど運がなかったということになるんだと思います(笑)。またの機会に。

いいですよ、フィンランドのオーロラ。見ていると野良トナカイがやってきたりします(笑)。

そのうちまた行こうと思っています。

オーロラを観ていない昼間の過ごし方についてはまた機会のある時に。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (熊猫)
2024-10-11 15:19:43
qootesさん。
こんにちは。

低緯度オーロラは太陽フレアの影響でしょうか。新潟県でもオーロラが観測されているようです。
何年か前、太陽フレアが発生した時、小樽にいたのですが、「もしかしたらオーロラが見られる」という話しが居酒屋内でされていて、「見るぞ!」と思ってホテルに戻ったらバタンキュー。
あえなく撃沈でした。

オーロラは見たことないんです。
星野道夫さんの写真や文章でずっと憧れています。
返信する
Unknown (qootes)
2024-10-11 20:28:48
> 熊猫 さんへ
こんばんは!

今年は日本のオーロラが続いてますよね。太陽活発になっているということなんでしょうか。

もしフィンランドにオーロラ観に行こうと思われたら、僕にできる情報提供はさせていただきます!ありきたりな表現ですが、非常に幻想的で美しいです。
返信する

コメントを投稿