2月13日
スペインより帰国
今年は花粉に悩まされ、ついに薬を服用しております
そんな中、月に一度の障害者のための運動指導を終え、自転車でせっせと富士森公園から降りてくる途中、
突如としてモーレツにたい焼きが食べたくなってしまったのでございます
しかも、たい焼きとは、あのたい焼きでございます
そうです
八王子の人なら誰もが知っている、
不愛想で怒りっぽく、
しかも嫌々渋々焼いている、
あのたい焼き屋『鯛八』でございます
行くのが怖い
でも食べたい
兎ままにメールを送ると、
たべたい。
・・・と返信
何が何でも買って帰らねば
そんな訳で鯛八に向けて自転車を走らせGO!GO!
じぇじぇじぇじぇじぇっ
閉まっている
・・・と思わせ、シャッター半分閉めてのれん隠しております
嫌なのか?
売りたくないのか?
内緒にしているのか?
何故なのかさっぱりわかりません
待ち人3名
鯛八の女将、もちろん「いらっしゃいませ」もなし。
兎を相手にもしてくれず、黙々と嫌々焼いております。
隣のおじさん:「もうね。45分待ってるの。あんな調子なのに本当に繁盛してるよね」
静まり返ったせまい店内で、緊張の面持ちのヒトビト。
たい焼きは目いっぱい焼かれております
4番目なら3個ぐらい回ってくるよね よーかった
などと浮かれている兎はばかだ。
大きな箱にたい焼きが押し込まれ、紙で包まれ、テープでとめられ、無造作にカウンターに置かれました。
げげげげげっ。
誰のものでもないから予約か
余ったもので次の人の分。
おばさん:「はい、5個」
隣のおじさんが
『ありがとうございました』
と深々と頭を下げ、受け取って帰りました
なんと立場が逆転しております
このやりとりが繰り返され、兎も待つこと35分。
ついに個数を聞かれ、後ろには待ち人7名
それから10分、ようやく3個のたい焼きを手に入れました
あー怖かった。
でも買えてよかった。
おお急ぎで帰って、隣の家のヤスオさんにおすそ分けして、
兎ままと二人仲良くたい焼きを食べましたとさ
めでたしめでたし