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『ザ・ファイター』のクリスチャン・ベイルが日本へエール

2011-03-25 23:21:12 | クリスチャン・ベイル
のち
昨日見つけた嬉しい記事。3月26日公開の映画『ザ・ファイター』で今年のアカデミー賞助演男優賞はじめ各映画賞を総なめにしたクリスチャン・ベイルが、日本へメッセージを寄せてくれたそうです。

映画.com
[映画.com ニュース] 第83回アカデミー賞でクリスチャン・ベールが助演男優賞、メリッサ・レオが助演女優賞に輝いた「ザ・ファイター」が3月26日公開される。公開を前に、ベールが日本へ寄せたメッセージと作品特別映像を独占入手した。

ベールは3月11日に日本を襲った東日本大震災に触れ「今、僕の気持ちは日本の皆さんとともにあります。できるだけ早く日本にも行きたいと思っているし、とにかく今は被災した人たちの無事とみなさんの健康を願っています」とエール。本作の公開についても「今、日本がつらい状況にある中で、『ザ・ファイター』を楽しみにしていてくれる人がいるのは本当に光栄なことです。できることなら、この映画が少しでも気が晴れるような存在、少しでも前向きな気持になれるような存在であればと、心から思います」とコメントを寄せた。

「ザ・ファイター」は、デビッド・O・ラッセル監督が、実話をもとにプロボクサーのミッキー・ウォードと、異父兄ディッキー・エクランドのきずなを描いたドラマ。元天才ボクサーのディッキー(べール)は、短気で怠惰な性格から生活が破綻し、薬物に溺れ監獄送りになる。ディッキーからボクシングの手ほどきを受けたミッキー(マーク・ウォールバーグ)は、兄とは正反対の地道な性格で、母アリス(レオ)から言われるまま試合を重ねるが、なかなか勝つことができない。しかし、恋人シャーリーン(エイミー・アダムス)の支えにより、次第に勝利を重ねたミッキーが、ついに世界タイトルマッチの切符を手に入れたころ、兄ディッキーが出所する……。

特別映像では、ディッキーが現役時代、伝説の相手と言われた選手からダウンを奪った試合を見ながらその試合を再現する場面と、兄弟でスパーリングをしている場面が映し出され、努力家でまじめな弟と、天才肌で陽気な兄という好対照のふたりの役どころが見てとれる。厳しいトレーニングを3年続けたウォールバーグと、13キロの減量、頭髪を抜き、歯並びまで変える徹底した役づくりで挑んだベールの熱演が見どころだ。

「ザ・ファイター」は、3月26日から全国で公開。

(映画.com速報)


映画の宣伝も兼ねてとは言っても、これは嬉しいニュースです。
この発言及び記事のソースはよく判らず、公式サイトでさえ映画.com記事にリンクしているくらいなので、本当に独占入手情報なのかも知れません。

とにもかくにも、Thank you, Mr. Bale !!
クリスチャンって、あまりこういうことを表立って口にする人じゃないと思っていたので(勿論それが悪いわけじゃないです。ハイチ震災の時も得に発言はなかったし、そういうスタンスの人だということで)、意外であると共に感動しました。
計画停電によって、首都圏のシネコンなどは休館している所も多く、劇場も火が消えたようだと聞いていますが、この映画は何とか観に行きたいです……行けるといいな……

追記:チケットぴあにも記事が出ていました。

オスカー俳優C・ベールが日本の被災者にメッセージ

26日(土)から日本公開になる映画『ザ・ファイター』の演技で第83回米アカデミー賞助演男優賞に輝いた俳優クリスチャン・ベールが電話インタビューに応じ、震災に見舞われた日本のファンにメッセージを寄せた。

「質問にこたえる前に、まずこのような状況の中で取材をしてくださることに感謝しますし、日本の友人や家族の安全を祈っています」。役に対してどこまでも真摯で、演技に取り組む姿勢はストイック。人によっては“気難しい人物”というイメージを抱いているファンもいるかもしれないが、ベールは穏やかな口調でまず感謝の言葉を述べた。

彼の出演作『ザ・ファイター』は、実話を基にディッキー(ベール)と異父弟のミッキー(マーク・ウォールバーグ)のふたりが、数々の迷いや苦難を乗り越えながらボクシングの世界で頂点をめざす姿を描いた作品。ベールはこれまでも役作りのために過激といっていいほどの肉体改造を行ってきたが、本作でも過酷なダイエットを行い、髪の毛を抜き、歯並びまで変えて実在のボクサーに成りきった。しかし、彼が実際にディッキー・エクランド氏と行動を共にして掴んだものは“ふだんは見せない彼の内面”だったようだ。「ディッキーは本当に面白い人で、とても洞察力があるんだけど、思慮深いところを隠す傾向があるんだ。でも彼と一緒に過ごしたことで、彼がいかに複雑な部分をもった人かがわかった。彼は人生でいろんなことを経験して、一度は道を踏み外してしまったけど、新しい道を見つけることができたんだ」。

ディッキーは才能に恵まれたボクサーでありながら、ドラックにハマって逮捕・服役。彼は町の英雄からどん底へと転落するが、出所後に再起をかけ、弟の世界チャンピオン奪取を目指して自らトレーナーとなって、兄弟二人三脚で歩きだす。ベールは「ディッキー本人が教えてくれたんだけど、彼は刑務所に入って麻薬と手を切ったことで、『自分にとって何が一番大切なのか?』に気づくことができたんだ」といい、さらにこう分析する。「確かに彼はボクサーとしての才能に恵まれていたかもしれない。でも、彼は“自分がどれほど素晴らしいボクサーなのか?”を最後まで信じきることができなかったんだと思う。それは悲しいことだけれど、そのおかげで彼は『これからは弟の時代なんだ』と思うことができたし、幼少期から兄のようになりたくて、兄からの尊敬を求めていた弟に、“最大のリスペクト”を与えることができたんだ」。

最後にベールは「日本がこのような状況なのに、こうしてお話させていただけることをありがたく思うし、このメッセージで笑顔になってくれる人がいたとしたら名誉なことだと思う」と語り、「震災にあわれた方、その友人やご家族が無事であることを心から願っていますし、亡くなられた方には哀悼の意を表したいと思います。また近いうちに日本でみなさんにお会いできればと思います」と日本のファンにメッセージをおくった


映画com記事と出どころが同じかどうか判りませんが、どちらにしても電話インタビューだったのかも知れませんね。

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