のち
海外ではちょっと前から話題騒然の衝撃ニュースです。
ここで取り上げるのもどうしたものかと迷っていましたが、eiga.com にも上がって来たので一応──
「ダークナイト」クリストファー・ノーラン監督の兄が殺人容疑で逮捕!
[eiga.com 映画ニュース] 「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督の実兄が、殺人その他の容疑でFBIに逮捕されたことが明らかになった。
米シカゴ・サンタイムズ紙によれば、同市在住のマシュー・フランシス・ノーラン(40)が、05年に中米コスタリカで起こった誘拐殺人事件の容疑者として、FBIに身柄を拘束されたという。しかも逮捕当時、ノーラン容疑者はそれとは別の事件、空小切手を使った70万ドルの詐欺容疑でシカゴ警察の取り調べを受けている最中だったと言われている。
報道によれば、ノーラン容疑者は05年、フロリダ在住のビジネスマン、ロバート・C・コーエン氏に700万ドル(約6億7000万円)を貸していたとされる別のフロリダ在住の人物から依頼を受け、自身も起業家であるかのように装ってコスタリカでコーエン氏に接近。共犯者のダグラス・メヒアと共にコーエン氏を誘拐、身代金として700万ドルを要求したが、支払われなかったために殺害したものとされている。
共犯者のメヒアはすでに有罪判決を受け、服役中。ノーラン容疑者は現在シカゴの拘置所で、コスタリカへの送還手続きを待っている最中だという。
クリストファー・ノーラン監督には、「ダークナイト」でも共に脚本執筆にあたったジョナサンという6歳年下の脚本家の弟がいることはよく知られているが、“ジョーカー”まがいの凶悪な殺人事件を起こしたとされる兄の存在に、メディアは騒然となっている。
クリストファー&ジョナサンは、監督と脚本家のコンビとして既に評価が定着しているし、ジョナサンは単独でも引っ張りだこの有望ライターであるわけですが……
無理に彼らの作風とリンクさせることもないけれど、あのダークさ、「悪」や「罪」というもののシビアな捉え方には、それなりの背景があったということでしょうか。
だからと言って、「ジョーカーは兄だった!」というような見出しは、センセーショナルと言うより短絡的に過ぎるし、作品は作品として評価すべきだと思います。
しかしこの一件、自分は何となく、オーストラリア映画の隠れた傑作『プロポジション 血の誓約』を思い出してしまいました。
海外ではちょっと前から話題騒然の衝撃ニュースです。
ここで取り上げるのもどうしたものかと迷っていましたが、eiga.com にも上がって来たので一応──
「ダークナイト」クリストファー・ノーラン監督の兄が殺人容疑で逮捕!
[eiga.com 映画ニュース] 「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督の実兄が、殺人その他の容疑でFBIに逮捕されたことが明らかになった。
米シカゴ・サンタイムズ紙によれば、同市在住のマシュー・フランシス・ノーラン(40)が、05年に中米コスタリカで起こった誘拐殺人事件の容疑者として、FBIに身柄を拘束されたという。しかも逮捕当時、ノーラン容疑者はそれとは別の事件、空小切手を使った70万ドルの詐欺容疑でシカゴ警察の取り調べを受けている最中だったと言われている。
報道によれば、ノーラン容疑者は05年、フロリダ在住のビジネスマン、ロバート・C・コーエン氏に700万ドル(約6億7000万円)を貸していたとされる別のフロリダ在住の人物から依頼を受け、自身も起業家であるかのように装ってコスタリカでコーエン氏に接近。共犯者のダグラス・メヒアと共にコーエン氏を誘拐、身代金として700万ドルを要求したが、支払われなかったために殺害したものとされている。
共犯者のメヒアはすでに有罪判決を受け、服役中。ノーラン容疑者は現在シカゴの拘置所で、コスタリカへの送還手続きを待っている最中だという。
クリストファー・ノーラン監督には、「ダークナイト」でも共に脚本執筆にあたったジョナサンという6歳年下の脚本家の弟がいることはよく知られているが、“ジョーカー”まがいの凶悪な殺人事件を起こしたとされる兄の存在に、メディアは騒然となっている。
クリストファー&ジョナサンは、監督と脚本家のコンビとして既に評価が定着しているし、ジョナサンは単独でも引っ張りだこの有望ライターであるわけですが……
無理に彼らの作風とリンクさせることもないけれど、あのダークさ、「悪」や「罪」というもののシビアな捉え方には、それなりの背景があったということでしょうか。
だからと言って、「ジョーカーは兄だった!」というような見出しは、センセーショナルと言うより短絡的に過ぎるし、作品は作品として評価すべきだと思います。
しかしこの一件、自分は何となく、オーストラリア映画の隠れた傑作『プロポジション 血の誓約』を思い出してしまいました。