昨日は、近くのホテルで毎年夏に行なっているカレーバイキングに行きました。
食事を終えて外に出たら、にわか雨が。いきなり眼鏡も曇るほどの蒸し風呂状態でした。
カレーを食べてるのにあんなに消耗したことって、滅多にないです。
今日もまた一段と暑そうな……
さて、マチコ様から頂いたヒュー・ジャックマン主演 "The Boy From Oz" レポート第三弾。今日はAct2途中までお届けします。
『30分ほどの休憩を挟んで、第二幕がスタート。
13.Everything old is new again
音楽が始まりしばらくすると、スクリーンにはラジオシティ・ミュージックホールが映し出され、舞台上段に白いシルクハット、白い三つ揃えの燕尾服、白い蝶ネクタイにステッキを持ったピーターが登場。全身真っ白なんですが、それでもスタイルよく見え、すごく様になってました。
舞台下段に降りてくると、ステッキを使ったダンスを披露。
このときに限らず、舞台の最初からなのですが、ヒューすごくダンスうまいです。
あれだけ背が高く、手足も長いのに、ステップもちゃんとキレがあって、正直言ってここまでうまいとは思ってませんでした。手足が長いから、手を伸ばしたり足を伸ばしたりするダンスはすごく見栄えがしました。
ここでのステッキを使ったダンスもうまかったです。
ここで舞台から客席に話しかけます。「子供のころ、いつかラジオシティでロケッツとダンスをするんだって、みんな思ってたでしょ?」というセリフはトニー賞のときと一緒ですね。
ここで、ロケッツが登場。総勢30名ほどのピンクの衣装に身を包んだダンサーたちの姿は壮観でした。
「みんな一列に並んで~。Straight、straight(まっすぐまっすぐ)」と言いながら、ロケッツを一列に並ばせるピーター。あるダンサーの前を一度通り過ぎたあと、ふと振り向いて顔をまじまじと見て、(そのダンサー、男性なんです)「・・・Not straight」というところは毎回爆笑でした。このダンサー、本当に男らしい顔の方でにやにや笑っているんですよ~。とてもかわいらしかったです。
ロケッツを一列に並ばせた後、ロケッツの真ん中に「はい、ちょっとごめんよ~」と言いながらおしりを突っ込んで無理やり列に入ります。ここからサビの音楽が流れると、あのラインダンスです。2回、ほぼ真横から見たのですが、ほんとうにちゃんとヒューの足が上がってるんですよね~。すごいです。見事でした。
一度フィニッシュするんですが、「もっと?もっと見たい?そうこなくっちゃ!」と再びラインダンスを披露。もちろん2度目もきっちり足は上がってます。歌いながらラインダンスをやるヒューは本当にすごいとしか言いようがありません。
14.Best that you can do
ロケッツが引き上げた後、鏡台が現れ、ディー(プロデューサーですね)とその奥さん、ピーターのお母さん、グレッグが正装姿で現れ、みんなでショーの成功を喜びます。「最初の10分から後、ぜんぜん舞台を見れなかったのよ」というお母さん。「なんで?」と心配そうに聞くピーターに「泣いちゃって見えなかったの」(ピーターはここでさりげなくジャケット、シャツを脱いで着替えてます。残念ながら白いタンクトップを着ていて、生の胸板は拝めず)。ディーが「大成功だ。残りの公演のチケットもソールドアウトだよ」というと、奥さんがピーターのお母さんに「パーティーをしなくちゃね」と言いながらお母さんを連れて退場。ディーも一緒に出て行きます。
グレッグと抱き合って喜びを噛み締めるピーター。満足そうなグレッグに、ピーターはジュディの物まねで「Toto, I want to go home」と言います。このときのヒュー、すっごおおおおおくかわいいです。両手を胸元で組んでかわいい声でまねするんですよ~。
「なんだって?」「オーストラリアでやりたいんだ」「君はここアメリカで6000人の観客を集められるんだぞ」というグレッグに「それでも、オーストラリアでやりたいんだ」というピーター。
ここで、鏡台の後ろから「Best that you can do」を歌いながらライザが登場。ピーターはライザを抱きしめます。「本当にすばらしかったわ、ピーター」というライザにピーターはグレッグを紹介します。「あなたがグレッグね。ライザよ。あなたたち、本当にすごいわ」と嬉しそうにライザは話しかけます。「それにピーター、あなたが踊れるなんてちっとも知らなかったわ。知ってたら一緒にショーができたのに」「僕たちが一緒にできなかったことはほかにもあったけどね」というピーター。「グレッグ、私たち話し合うことがいっぱいあるわね。あなたがゴージャスで本当にうれしいわ。でも、私の新しい夫もゴージャスなの」と言いながら、ライザはグレッグの手を引いて舞台から出て行きます。
記憶が定かではないのですが、ここでひとり舞台に残ったピーターが客席にラジオシティの成功やアカデミー賞の成功について客席に話しかけます。
Qさんのblogでも紹介されていた、二コールやらの名前を上げたシーンはここだったかなと思うんですが。「オーストラリア出身のスターがいっぱい活躍してるよね。二コールとか、ラッセル、ナオミ・ワッツとか。ん~とそれから・・・」と言ってピーターが言葉を切ると、毎回お約束で客席から「ヒュー・ジャックマン!」の声が上がります。「ヒュー?ああ、彼ね。彼もかわいいよね」とちょっと照れくさそうに言うピーター。ここでいつもちょっと恥ずかしげなヒューの姿は私には意外でした。本当に謙虚な人ですよね。「それから・・・ヒース・レジャー!彼の「カサノバ」見た?すごくセクシーだった。あと、「ブロークバックマウンテン」!あれが30年前だったら・・・ピーターとXXX(←ここ、誰の名前を言ったのか4回聞いてもわかりませんでした。ゲイで有名な方の名前かなと思うんですが)であの映画が作れたのに・・・」と言うと会場は爆笑。ここらへんはちょっとオネエ系入ってます。
プログラムの曲順の中には入ってませんが、ここでピーターが「Best that you can do」を披露。最後の「the best that you can do is fall in love~」でピアノのいすの上に立って片足を上げる姿がかわいらしかったです。
今度はピアノに座って「I honestly love you」を披露。歌う前に、「オリビア・ニュートンジョンにこの曲を作ったんだけどさ、この曲でリヴィーはグラミー賞を取ったんだよ。でも、作った僕には何ももらえなかったけどね」とおどけて言うピーター。この曲をヒューの歌声で聞けるとは思っていなかったのでうれしかったです。
15.Love donユt need the reason
歌い終わると、ピーターの後ろからグレッグが出てきます。「ピーター、僕の話を聞いてくれ。大事なことなんだ。僕は病気だ」「ただのインフルエンザだろ。そんなに心配することないよ」「インフルエンザなんかじゃない。深刻な病気なんだ」(私が聞き取れなかっただけかもしれませんが、エイズと言う言葉は出なかったように思います)。「君はずっと僕のそばにいてくれるつもりなのか、それとも行ってしまうのか。君の気持ちがわからない。君の気持ちを教えてくれ!」と叫ぶグレッグに、ピーターは「Love donユt need the reason」を歌います。見つめ合って最後のフレーズを歌う二人。ブロードウェイ版ではこの曲の最後にキスシーンがあったようですが、オーストラリア版ではなし。歌い終わるとグレッグが静かに舞台から去ります。
16.I honestly love you
舞台の上にピーターとお母さんが正面を向いて立っています。
暗い表情のピーターに「落ち込んでいないで歌うのよ。グレッグもきっとそれを望んでいるわ」というお母さん。それでも浮かない顔のピーターを残してお母さんは舞台から去ります。
悲しげな表情のまま立ち尽くすピーターの後ろから真っ白な衣装でグレッグが舞台に現れ、「I honestly love you」を歌います。グレッグはピーターの周りを回りながら歌いますが、ピーターはグレッグに気づいていません(幽霊ってことのようです)。途中、ピーターは何かに気づいたかのようにはっとして胸に手を当てます。
グレッグ役の方の見せ場はここだけでしたが、この方も歌がうまくて、とてもいいシーンでした。』
OZアリーナツアーについては、Addicted to Hugh Jackman さんに、りんりんさんのメルボルン公演レポートもアップされましたので、そちらも是非ご覧下さい。
連日のアップありがとうございます。
>りんりんさんのメルボルン公演レポート
さっそく読みに行ってきました!
さすがはりんりんさん、セリフもかなりレポートされてましたね。
「ああ、そうだったんだ!」と膝を打つこともしばしば…。
メル・ギブソンネタは4回ともぜんぜん気づきませんでした。なんでだろう…。
ヒューってば、あんな大御所をネタにするなんてなかなか度胸がありますね~。
昨日蒸し風呂状態の新宿を歩いて、紀伊国屋書店でPremiere買いました!
とりあえず確認するだけのつもりが(記事が少なかったら立ち読みで帰ろうと
思ってました。輸入雑誌って高いので…)、中の記事の写真のバイク野郎な
ヒューにくらくらして、けっきょく即買いでした。表紙もかっこいいです。
インタビューも面白い話がありましたが、写真がとにかくかっこいいので
立ち読みだけでもぜひぜひ見てみてください~♪
ヒューのアメリカのファンサイトでも感想あがってましたが、こんなにも詳しくはなかったですよ。
アー、「プレミア」買われましたか。私もファンサイトで記事読んでいたのに、いざ実物見ると買ってしまいましたよ。(笑)
この雑誌、意外と読み応えがあるので年間購読しました。(こちらでは10冊15ドルほど送料込み)日本からでもネットで買えるらしいですよ。ただし送ってくるのはすぐというわけじゃないので、下手すると次の号からということですが・・・
こちらこそ連日楽しくupさせて頂いております
Premiere、私は紀伊國屋オンラインで購入しました。
ヒューの写真、カッコいいですね~。これがあの、目にも眩い衣装を着てマラカス振ってるのと同じ人とは思えませんね(笑)。
>misao様
という訳で、単独ならネットでも現在お目当ての号が買えます。
でも、送料込みだとアメリカの倍以上の金額に…
今秋から来年にかけてヒュー出演作は公開目白押しだし、記事に登場することも多くなるかも、と思い、直接年間購読申し込みも検討中です。
りんりんさんのレポートは数々の画像も楽しかったです。実は私の方は、あちらの掲示板に書き込みが出来ない状態が続いています……
私もシドニー公演を観ましたが、あの感動が蘇ってきます。
会場が異常に盛り上がったヒューの生着替えシーンですが、私の座っていた位置からはパ○ツが見えてしまいました~!
グレッグ役の方も素晴らしい歌声でしたね。ご本人も気さくな方でしたよ。
続きのレポートも楽しみにしております。
初めまして。
レポート読んでいただきありがとうございます。
私も最初はあれほどレポートが長くなるとは思っていなかったのですが
「ああ、あんなことも言ってたこんなことも言ってた!」と
思い出すうちに、書かずにはいられなくなってしまったんです。
公演の間中、どの瞬間のヒューもかっこよかったり、かわいかったりして
うまく切り捨てられずに、長いレポートになってしまいました。
高校生みたいなつたないレポートですが、最後までお付き合いいただければ
幸いです。
Q様
>りんりんさんのレポートの画像
あれはパンフレット(プログラムのほうが正しいんでしょうか?)に
載っている画像ですよ~。
このパンフレット、とにかくこれでもか!っていうぐらいヒューの
写真が満載で、すごくお得感がありました。
作りもしっかりしていて、写真も大きくてきれいです。
BFO公式HPでも販売しているようですね。
日本からでも購入できるのかはちょっとわからなかったのですが…すいません。
ほかにもグッズが売ってましたが特に心惹かれなかったので
買いませんでした。
ただ、体の大きなおばさまが赤いマラカス(BFOのロゴ入り)を
買ってきて、Rioのとき振っているのを見て、ちょっとうらやましかったです。
にこ様
初めまして。
シドニー公演行かれたんですね。
パ○ツが見えたんですか!うらやまし~。
私はスタンド席で見てたので、上からはまったく覗けませんでした。
どうせやるならもっとサービスして、ちょっと見せてくれればいいのに~と思ってしまいました(笑)。
グレッグ役の方とどこで会われたんですか?
>にこ様
いいお席で観られたんですね~
ストーリーや歌を楽しむだけでなく、「生」の舞台には(例の「お客いじり」と言い)、客席の反応や、更にそれに対してステージから返って来るもの等、その場にいなくてはわからない空気がありますね。
>マチコ様
ああ、あれはパンフの写真なんですね!
公式サイトの THE SHOW→Marchandise で行けるPlaybillのページにずらっと並ぶグッズの中にありますね。
通販はしてくれないのかなぁ……グッズも私はどれもこれも欲しいです。特にマラカスは…(笑)
女児用Tシャツのロゴが Girl From OZ になってるのも可愛い