GW最後の日曜日は雨。
高湿度低気圧はこたえます。
いきなりですが、久々の『オペラ座の怪人』ネタ。
先月初め、ブロードウェイ版ファントムが8000回を迎えたそうで、おめでとうございます。
しかし、当ブログに於いてファントムと言えば、初代マイケル・クロフォードに他ならない訳ですが、チューブにこういうものが上がっていました。
http://www.youtube.com/watch?v=ZDdy3hwfMqU
題して「ロン・チェイニー(チャニー)とマイケル・クロフォードの出逢い」。
映画の元祖怪人と、舞台の元祖怪人のコラボによる「シャンデリア落とし」のシーン。ファントム愛好者なら誰もが一度は観たいと思う夢のコラボですが、実によくできています。
クロフォード=ファントムのあの狂気の哄笑と「GO──!!」は、あらゆる意味で鳥肌ものです。
一方、ジェラルド・バトラー主演映画と、古今東西ファントムの「Music of the Night」のコラボというものもありました。
http://www.youtube.com/watch?v=DCIBB8cPDsE
初代ラウルでもあったスティーブ・バートンに始まりクロフォードに終わる「13人ファントム」の中には、日本(劇団四季)の山口祐一郎さん(この方も初代ラウルですね)、今井清隆さんもはいっていますが、驚いたのが、日本版初代ファントム市村正親さんの声が聴けること!
CDは既に廃盤となり入手困難、ヤフオクでも万単位の価格がついているものだけに、これは嬉しかったです。
「ファントム=朗々たるハイバリトン」が主流になったのは、バートン=ファントム以後のことではないかと思いますが、クロフォード=ファントムの雰囲気に近かったのは、日本では結局市村さんだけだったのかも知れません。
余談ですが、市村さんが最近ご結婚された時、スポーツ紙に「篠原涼子『怪人』と結婚!」なる見出しが出たことがあって、彼のイメージは今でも「怪人」なのか、と可笑しくなりました。
でも、この「13人ファントム+1」、ジェリーさんのファンはむしろお怒りになるのでは……?