Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2025-03-08 23:18:57 | 雑記
のち
昨日と打って変わり朝から雲が多かったです。朝ドラもないのでゆっくり起床。朝ごはんは昨日買ったドイツパンとレトルトのクラムチャウダー。雨か雪が降るという予報も出ていましたが、とりあえず洗濯はしました。
TVは【ぶらり途中下車の旅】を観て【題名のない音楽会】は録画。途中下車が馴染みある路線の時はそうなります。
お昼は家にあったケンミンのビーフン(インスタントラーメン式)。具材は入れず、昨日買ったチキン&野菜サラダと共に食べました。

午後は大河ドラマ『べらぼう』再放送を視聴。本放送の録画もあるのに、結局再放送が初見となりました。
鳥山検校による瀬川の身請け話が進められたことで、長年秘めた(または気がつかなかった)互いの想いをやっと確かめ合う幼馴染の二人。しかし「吉原」がそれを許すはずもなく……
立場を利用して吉原大門の女性用通行手形である「女切手」を偽造し、密かに瀬川の足抜けを企てる重三だが、その前に新之助によるうつせみの足抜けと駆け落ちが発覚。あっと言う間に捕えられたうつせみは、松葉屋の女将いねから激しい折檻を受ける。
その前には、松葉屋主人の半左衛門が、客を取っている最中の瀬川を重三に見せつけるという衝撃的なシーンもあり、夫婦揃っての「忘八」な振る舞いが視聴者を震撼させました。
しかしこの作品は、この夫婦の行ないを「鬼畜の所業」として捉えることも、二人を極悪人として描くこともしません。彼らが突きつけるのはあくまでも吉原の倫理であり、吉原の論理です。良い条件での身請けを承服できなければ、女郎は年季が明けるまで(時には死ぬまで)客を取り続けなくてはならない。足抜けに成功したところで、そのあとに待っているのは人別帳に記されることもない不安定な貧しい暮らし。男は博徒、女は夜鷹にでもなるしかないという厳しい現実です。
松葉屋夫婦にも情はある。女郎たちをこれ以上の地獄に陥れたいと思っているわけではない。幸せになれるチャンスがあるならそれを逃すべきではない──そんな思いも伝わってきました。
かくして瀬川は身請けを承諾し、重三に別れを告げるのですが、この別れのシーンが切なく美しく、そして粋でカッコ良かったです。さきのやっと想いを伝え合うシーンもそうでした。
そういう良い意味での少女漫画っぽさと、目を覆いたくなるような残酷さが同居しているのが森下佳子脚本ですね。『おんな城主直虎』も『大奥』も同じでした。
次回(明日)は、いよいよ瀬川が吉原を去ることとなりますが、江戸城の皆さんも久しぶりに登場するようです。

大河ドラマ再放送のあとの【土スタ】には、その直前までうつせみとして登場していた小野花梨さんと、新之助役の井之脇海さんが登場。ビデオゲストの皆さんと共に裏話などもいろいろ聞けて楽しかったです。

そのあとは主に読書。新たな本を読み始めるつもりが、その関連本ばかり読んでいました。それも途中でウトウトと……気候のせいか、眠くてたまりません。夕方からは雨も降り始め、当然ながら外干しの洗濯物も(雨のかからない所に干していましたが)乾きませんでした。

晩ごはんは前から食べなくてはと思っていた三田牛のレトルトカレー。と言っても牛肉は殆ど見当たりませんでした。以前にマクロビレストラン《CHAYA》で買ったそろそろ期限切れの玄米ご飯にかけていただきましたが、カレー効果で美味しく食べられたのは良かったです。

夜のTVは【突撃!カネオくん】のギター特集。少し置いてドラマ『水平線のうた』後編も視聴。それこそ蔦屋重三郎と歌麿に焦点を当てた【新美の巨人たち】は録画しました。

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