のち
今朝も割と早めに起きて洗濯に取り掛かることができました。リアルタイム視聴の朝ドラ、楽しかったです。
朝ごはんは冷凍しておいたバターブレッツェルをやっと全部食べ終えることができました。クラムチャウダーとサラダチキンのサラダを添えて、わりとバランス良くリッチな組み合わせです。
洗濯物を干し終え、【じゅん散歩】も観てから、電車に乗ってお出かけ。行き先は駒場の《日本民藝館》です。我が家からは小田急線で下北沢に出て井の頭線に乗り換えるのが一番行き易いので、そのルートにしました。明大前乗り換え、嫌いなんですよね……
駒場東大前駅で降りるのは、もしかして40年くらいぶり……?ひー 駅にエレベーターが一基しかなくて、延々とホームを歩きましたが、目的地に近い方で良かったです。今日は気温も湿度も高く、そこへ到るまでの道は陽射しもあって、久しぶりに日傘を使いました。
言うまでもなく、ここは「民藝運動」で知られる柳宗悦によって開設された美術館にして博物館。上記公式サイトで建物の美しい写真が見られますが——
本館入口の外観はこんな感じです。
こちらは通りを隔てた西館の長屋門。実は旧・柳宗悦邸で、本館での展覧会開催中は月に4回くらい一般公開もされているそうです。
入館料は一般1200円。入口の引き戸を開けて入り、館内ではスリッパに履き替えて、靴は袋に入れて自分で持ち歩くことになります。館内構造あわせて、こちらもお屋敷の中を見て回るような感じです。
このたび初めてここを訪れた目的は、現在開催中の「芹沢銈介の世界」展を見ることでした。柳の盟友でもあった染色工芸作家・芹沢銈介、来年生誕130年を迎えるそうです。
この入口前の看板だとピンクっぽく写ってしまいましたが、この作品(紬の型染め)の実物は、公式サイトに掲示されたチラシ写真のように明るいけれど落ち着いたオレンジ色です。
特別展 芹沢銈介の世界
先に1階の常設展示を見てから、2階の特別展へ。正面の大階段が急で怖かったです。エレベーターは見えない場所にあり、使用する場合は受付に申し込む必要があるそうです。
撮影は大展示室のガラスケース内に展示された一部作品のみ可ということでした。
これらはそのごく一部。どれも鮮やかな色彩とデザインが、今も「新しい」感じがします。実際、その作品は商業デザインとしても数多く取り入れられています。沖縄モチーフの作品も印象に残りました。
本人の作品だけでなく、蒐集した工芸品コレクションなども展示されていました。どちらも民藝館所蔵品だけでなく、静岡の芹沢銈介美術より借り出した物も何点かあり。
しかし全体として作品数は思ったより少なめで、これは静岡まで行った方が良いのではないかと——何でも静岡で済ませようとするなと言われそうですが、ご本人が静岡市出身ですからね。一度はそちらへも行ってみたいです、
1階に戻る時は、両手で階段の手すりを掴んでそろそろと降りました。入口脇のミュージアムショップも覗いてはみたものの、心惹かれる品はお値段が……というわけで、特に何も買いません(買えません)でした。柳宗悦の子でもある柳宗理デザインのカトラリー(スプーンやフォーク)も置いてありました。
そして今日は平日なのに、海外からのお客さん合わせて館内は意外と混んでいて、ミュージアムショップも、ガラスや陶器の食器などにぶつからないか心配になるくらい、人でいっぱいでした。
ともあれ一通り見学できたので、引き戸を開けて館外へ。もう少し涼しければ駒場公園にも回ってみたかったのですが、その気力はありませんでした。
そこから駅までやや下り坂になっている道を戻り、再び井の頭線に乗って下北沢に戻りました。
ちょうどランチタイムでもあり、お昼をどこで食べようかと考えていましたが、以前に娘とも寄ったことのある駅構内の中華料理店《歓迎》(ホアンヨン)を覗いたら、席が空いていたので入ることにしました。
以前はこんなちゃんとしたホームページはなかったような……
ジャージャー麺と羽根付き餃子4個セットのランチ。これで何と1000円というお安さ!お客さんは(以前の自分と娘のように)複数で来ている人たちもいましたが、「孤独のグルメ」なお勤めの人も多いようで、またそれに相応しい雰囲気のお店です。下北沢へ来るときのランチはここと決めても良さそうです。
駅ホームに降りたらちょうど直通電車が来るタイミングだったので、それに乗って帰りました。行き帰りとも久しぶりに車内読書もできました。
自宅最寄駅前で食材を買う予定もありましたが、その前に一休みしてコーヒーでも飲もうと、久しぶりに公民館のカフェへ。
できるだけお金は使いたくないと言いつつ、カフェオレ(とメニューにはありますがカフェラテです)とモンブランのセットなど頼んでしまいました。とは言っても、これで750円なのだからお得ではあります。
少しのんびりした後、書店で面白そうな雑誌を買い、スーパーとコンビニで予定の買い物をしてから帰宅。その頃になると、空には雲が多くどよどよし始めていました。
帰宅後は荷ほどきや着替えをしてから、横になって買った雑誌や電車内で読んでいた本の続きなどを読みました。
晩ごはんは冷凍ユッケジャンスープを同じく冷凍しておいたご飯にかけてクッパにしました。これに温玉をのせ、イカゲソ揚げも添えるのが自分的定番です。『孤独のグルメ』再放送の焼肉屋さんも美味しそうでした。
夜のTVは【サラメシ】。過去放送に登場した「おにぎり」まとめでした。出てくるおにぎりはどれも美味しそう。でも本放送から今日までの間に亡くなってしまった人もいたり、時の流れが切なくもあります。
シャワーの後は、Eテレで【すてきにハンドメイド】【365日の献立日記】【ソーイング・ビー7】を続けて流し見。ソーイング・ビーはまた「去る人」が……この人だろうなと予想していた人ではありましたが、色や柄選びなどに光るものもあったし残念です。
というわけで、今日は久しぶりに(でもない?)一人で遠出して初めての場所へ行ったり、久しぶりの一人ランチや一人カフェで美味しいものを食べたりと、なかなか充実した日となりました。当初は無理して出かけなくてもいいかな……などと思ったりもしましたが、節約のためとは言っても、家にこもってばかりいては気分もふさぐばかりですし、たまにはこういうのも良いですね。
今朝も割と早めに起きて洗濯に取り掛かることができました。リアルタイム視聴の朝ドラ、楽しかったです。
朝ごはんは冷凍しておいたバターブレッツェルをやっと全部食べ終えることができました。クラムチャウダーとサラダチキンのサラダを添えて、わりとバランス良くリッチな組み合わせです。
洗濯物を干し終え、【じゅん散歩】も観てから、電車に乗ってお出かけ。行き先は駒場の《日本民藝館》です。我が家からは小田急線で下北沢に出て井の頭線に乗り換えるのが一番行き易いので、そのルートにしました。明大前乗り換え、嫌いなんですよね……
駒場東大前駅で降りるのは、もしかして40年くらいぶり……?ひー 駅にエレベーターが一基しかなくて、延々とホームを歩きましたが、目的地に近い方で良かったです。今日は気温も湿度も高く、そこへ到るまでの道は陽射しもあって、久しぶりに日傘を使いました。
言うまでもなく、ここは「民藝運動」で知られる柳宗悦によって開設された美術館にして博物館。上記公式サイトで建物の美しい写真が見られますが——
本館入口の外観はこんな感じです。
こちらは通りを隔てた西館の長屋門。実は旧・柳宗悦邸で、本館での展覧会開催中は月に4回くらい一般公開もされているそうです。
入館料は一般1200円。入口の引き戸を開けて入り、館内ではスリッパに履き替えて、靴は袋に入れて自分で持ち歩くことになります。館内構造あわせて、こちらもお屋敷の中を見て回るような感じです。
このたび初めてここを訪れた目的は、現在開催中の「芹沢銈介の世界」展を見ることでした。柳の盟友でもあった染色工芸作家・芹沢銈介、来年生誕130年を迎えるそうです。
この入口前の看板だとピンクっぽく写ってしまいましたが、この作品(紬の型染め)の実物は、公式サイトに掲示されたチラシ写真のように明るいけれど落ち着いたオレンジ色です。
特別展 芹沢銈介の世界
先に1階の常設展示を見てから、2階の特別展へ。正面の大階段が急で怖かったです。エレベーターは見えない場所にあり、使用する場合は受付に申し込む必要があるそうです。
撮影は大展示室のガラスケース内に展示された一部作品のみ可ということでした。
これらはそのごく一部。どれも鮮やかな色彩とデザインが、今も「新しい」感じがします。実際、その作品は商業デザインとしても数多く取り入れられています。沖縄モチーフの作品も印象に残りました。
本人の作品だけでなく、蒐集した工芸品コレクションなども展示されていました。どちらも民藝館所蔵品だけでなく、静岡の芹沢銈介美術より借り出した物も何点かあり。
しかし全体として作品数は思ったより少なめで、これは静岡まで行った方が良いのではないかと——何でも静岡で済ませようとするなと言われそうですが、ご本人が静岡市出身ですからね。一度はそちらへも行ってみたいです、
1階に戻る時は、両手で階段の手すりを掴んでそろそろと降りました。入口脇のミュージアムショップも覗いてはみたものの、心惹かれる品はお値段が……というわけで、特に何も買いません(買えません)でした。柳宗悦の子でもある柳宗理デザインのカトラリー(スプーンやフォーク)も置いてありました。
そして今日は平日なのに、海外からのお客さん合わせて館内は意外と混んでいて、ミュージアムショップも、ガラスや陶器の食器などにぶつからないか心配になるくらい、人でいっぱいでした。
ともあれ一通り見学できたので、引き戸を開けて館外へ。もう少し涼しければ駒場公園にも回ってみたかったのですが、その気力はありませんでした。
そこから駅までやや下り坂になっている道を戻り、再び井の頭線に乗って下北沢に戻りました。
ちょうどランチタイムでもあり、お昼をどこで食べようかと考えていましたが、以前に娘とも寄ったことのある駅構内の中華料理店《歓迎》(ホアンヨン)を覗いたら、席が空いていたので入ることにしました。
以前はこんなちゃんとしたホームページはなかったような……
ジャージャー麺と羽根付き餃子4個セットのランチ。これで何と1000円というお安さ!お客さんは(以前の自分と娘のように)複数で来ている人たちもいましたが、「孤独のグルメ」なお勤めの人も多いようで、またそれに相応しい雰囲気のお店です。下北沢へ来るときのランチはここと決めても良さそうです。
駅ホームに降りたらちょうど直通電車が来るタイミングだったので、それに乗って帰りました。行き帰りとも久しぶりに車内読書もできました。
自宅最寄駅前で食材を買う予定もありましたが、その前に一休みしてコーヒーでも飲もうと、久しぶりに公民館のカフェへ。
できるだけお金は使いたくないと言いつつ、カフェオレ(とメニューにはありますがカフェラテです)とモンブランのセットなど頼んでしまいました。とは言っても、これで750円なのだからお得ではあります。
少しのんびりした後、書店で面白そうな雑誌を買い、スーパーとコンビニで予定の買い物をしてから帰宅。その頃になると、空には雲が多くどよどよし始めていました。
帰宅後は荷ほどきや着替えをしてから、横になって買った雑誌や電車内で読んでいた本の続きなどを読みました。
晩ごはんは冷凍ユッケジャンスープを同じく冷凍しておいたご飯にかけてクッパにしました。これに温玉をのせ、イカゲソ揚げも添えるのが自分的定番です。『孤独のグルメ』再放送の焼肉屋さんも美味しそうでした。
夜のTVは【サラメシ】。過去放送に登場した「おにぎり」まとめでした。出てくるおにぎりはどれも美味しそう。でも本放送から今日までの間に亡くなってしまった人もいたり、時の流れが切なくもあります。
シャワーの後は、Eテレで【すてきにハンドメイド】【365日の献立日記】【ソーイング・ビー7】を続けて流し見。ソーイング・ビーはまた「去る人」が……この人だろうなと予想していた人ではありましたが、色や柄選びなどに光るものもあったし残念です。
というわけで、今日は久しぶりに(でもない?)一人で遠出して初めての場所へ行ったり、久しぶりの一人ランチや一人カフェで美味しいものを食べたりと、なかなか充実した日となりました。当初は無理して出かけなくてもいいかな……などと思ったりもしましたが、節約のためとは言っても、家にこもってばかりいては気分もふさぐばかりですし、たまにはこういうのも良いですね。