一時
昨夜はまた夜更かし。今朝は寝坊気味ながらどうにか起きました。朝ごはん(トースト&ソーセージ&サラダ)を息子の分も用意し、食後のコーヒーは息子に淹れてもらいました。
Eテレで【日曜美術館】の田中一村特集を視聴。大回顧展に展示された多くの作品を美しい映像で見られるのは良いのですが、アンコール放送で観た、一村が知られるきっかけとなった昔の日曜美術館の内容ほどの衝撃はありません。と言いつつ、この大回顧展も早く見に行きたいです。
洗濯を済ませてから、息子のクルマでおでかけ。目指すは府中市美術館のミュシャ展です。このたびの息子の帰省は、昨夜の「アイリッシュパブ」と共に、この展示を見ることがもう一つの目的でした。
と、そこへ行く前に、途中の《ロイヤルホスト》でお昼を食べることに。日曜日のランチタイムですが、殆ど待つことなく案内されました。
先日、娘と共に別店舗へ行った時、あまりの高額に驚愕したこともあり、今日は母子ともちょっとお安いビーフジャワカレーメインのスペシャルセットを注文しました。
かにといくらの冷製(ジュレ)とサラダ。メインがカレーでもセットにするとオードブルも付いてくるのが嬉しいです。
オニオングラタンスープ。熱々で美味しかったです。
こちらがビーフジャワカレー。食べるのは久しぶりです。辛かったけれど、清涼感あるスパイシーな辛さでした。
選べるデザートはカシス入りアイスクリームで。息子はコーヒージュレでした。
以上の内容にドリンクバーも付いてくるのだから、割とお得です。冷たいドリンクから食後の温かいカフェラテまで、たっぷりいただきました。
そこから美術館までは、さほど遠くありません。幸い美術館近くの駐車場にクルマを駐めることができました。トップ画像は、例によって美術館入り口前の看板です。
先々週の「市民文化の日」に無料開放した際には、外にまで行列ができて入場制限が行われたそうです。今日は待機列などはできていなかったけれど、館内はかなり混み合っていました。
展覧会の案内と特設サイトは下記より。
市制施行70周年記念 アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界
府中市美術館 市制施行70周年記念 アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界
展示内容については、今月3日に娘と共に訪れた時の当ブログ記事で→こちら
前に来た時は「前期」、このたびは「後期」で、少し展示替えがありました。各コーナーの概要解説や作品ごとの解説文は、相変わらずわかり易く興味を惹くものでした。
特別展の後、コレクション展を今日もちょっと覗きました。
前回気になったこのヒトの名前は「Animal 2028-01」という素っ気ないものでした。
その後は特設ミュージアムショップにも立ち寄りましたが、そちらこそ大変な混みようでした。自分は今回は何も買わず、息子はポストカードを何枚か買っていました。
美術館を離れた後、息子が買いたいものがあるというので聖蹟桜ヶ丘へ。ショッピングセンターで息子が買い物する間、自分は書店で興味を惹かれた本など眺めつつ待っていましたが、立ちっぱなしで足が疲れました。
というわけで、《Afternoon Tea》で一休み。息子がここに立ち寄るのは15年くらいぶりと言っていて驚きました。そんなバカな!と思うのですが……
そういう事情もあって、息子が頼んだのはオーソドックスなクリームティーセット(紅茶&スコーン)、自分はこちら「巨峰ルイボスのスパークリングジュレッティー」にしました。
本当はマロンクリームチャイフロートにしたかったのですが、自分の一人前でオーダーストップになってしまったそうで……でも、こちらもほろ苦さと酸味があって悪くなかったです。
ティールームを出た後は明日の朝に食べるパンと、久しぶりに《柿安》で晩ごはん用のお弁当も買いました。
再び息子のクルマに乗って帰宅。晩ごはんは少しお腹を休めてからの7時過ぎ、大河ドラマ『光る君へ』を観ながらいただきました。衆議院議員選挙の開票速報特集のため、大河ドラマの放送時間は7時10分からに変更されたのです。
三条帝は一条院の四十九日当日、内裏に移る。道長を関白に、との申し出は、自らを実務から遠ざけるためと察した道長自身が辞退。しかし代わりに道長の娘・妍子だけでなく、元からの愛妻・娍子も女御とするとの要望を飲まざるを得なくなる。その後も人事を巡っての帝と道長の駆け引きは続き、道長の二人の妻、倫子と明子それぞれの息子たちの間に軋轢も生むこととなる。
或る日、彰子が藤壺で和歌の会を開いているところへ、清少納言がカチ込み。敦康親王からの届け物として椿餅を渡しつつ、亡き院や皇后定子、そして親王の絆をアピールしつつ彰子を誹る。少納言様も歌を、という赤染衛門のとりなしにも「ここはわたくしが歌を詠みたくなるような場ではございませぬ!」と言い捨てて去る。
この清少納言、『眠れる森の美女』——と言ってもディズニー映画ではなく、ペローやグリムの記した「招かれざる魔女(仙女)」のようでした。彼女は何の「呪い」を残して行ったのでしょうか?何にしても、藤式部ならぬまひろは、長年の友「ききょう」をこれで完全に失ったと感じたのかもしれません。その後で書きつけていた文章が、『紫式部日記』の清少納言猛烈批判(悪口)に繋がるということでしょうか?
今日はその他、彰子様の御簾内にまで押し入る敦康親王、敦明親王に迫る妍子様と、若い世代の欲求不満……というか、様々な不満や鬱屈も描かれました。
その敦康親王から遠ざけられたこともあって、父の言いなりになりたくないという思いを固めた彰子様は、藤式部の助言を受けて、同母異母の弟たちを集め、この先の世のため共に手を携えていこうと呼びかける。
また、まひろの娘・賢子は、暴漢に襲われかけたところを助けられたことをきっかけに、下級武士の双寿丸にすっかり心を許し、たびたび家に招くなど親しくなる。字は読めないが、平為賢の部下として、仲間と手を携えて誇り高く生きていきたいと語る双寿丸。そこに新しい世代の息吹を感じ、ほほえましく見守るまひろ。先の彰子様への助言も、双寿丸の言葉が頭にあったためでした。
一方、三条帝から道長に、明子との子・顕信を蔵人頭へとの打診があったが、道長はそれを断る。そのことを知った顕信は、頼通ら倫子の子たちに較べ、自分たちは何も期待されず将来も閉ざされていると絶望し、ひとり向かった比叡山で出家してしまう。怒り悲しみ、道長を責め立てる明子。さすがの道長も呆然とする——
と、慌ただしい中でも面白く観られました。
大河の後はずっと開票速報。Eテレの【古典芸能への招待】は観ませんでした。選挙結果というと、立憲民主党が大躍進、自民党は過半数割れの気配です。
昨夜はまた夜更かし。今朝は寝坊気味ながらどうにか起きました。朝ごはん(トースト&ソーセージ&サラダ)を息子の分も用意し、食後のコーヒーは息子に淹れてもらいました。
Eテレで【日曜美術館】の田中一村特集を視聴。大回顧展に展示された多くの作品を美しい映像で見られるのは良いのですが、アンコール放送で観た、一村が知られるきっかけとなった昔の日曜美術館の内容ほどの衝撃はありません。と言いつつ、この大回顧展も早く見に行きたいです。
洗濯を済ませてから、息子のクルマでおでかけ。目指すは府中市美術館のミュシャ展です。このたびの息子の帰省は、昨夜の「アイリッシュパブ」と共に、この展示を見ることがもう一つの目的でした。
と、そこへ行く前に、途中の《ロイヤルホスト》でお昼を食べることに。日曜日のランチタイムですが、殆ど待つことなく案内されました。
先日、娘と共に別店舗へ行った時、あまりの高額に驚愕したこともあり、今日は母子ともちょっとお安いビーフジャワカレーメインのスペシャルセットを注文しました。
かにといくらの冷製(ジュレ)とサラダ。メインがカレーでもセットにするとオードブルも付いてくるのが嬉しいです。
オニオングラタンスープ。熱々で美味しかったです。
こちらがビーフジャワカレー。食べるのは久しぶりです。辛かったけれど、清涼感あるスパイシーな辛さでした。
選べるデザートはカシス入りアイスクリームで。息子はコーヒージュレでした。
以上の内容にドリンクバーも付いてくるのだから、割とお得です。冷たいドリンクから食後の温かいカフェラテまで、たっぷりいただきました。
そこから美術館までは、さほど遠くありません。幸い美術館近くの駐車場にクルマを駐めることができました。トップ画像は、例によって美術館入り口前の看板です。
先々週の「市民文化の日」に無料開放した際には、外にまで行列ができて入場制限が行われたそうです。今日は待機列などはできていなかったけれど、館内はかなり混み合っていました。
展覧会の案内と特設サイトは下記より。
市制施行70周年記念 アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界
府中市美術館 市制施行70周年記念 アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界
展示内容については、今月3日に娘と共に訪れた時の当ブログ記事で→こちら
前に来た時は「前期」、このたびは「後期」で、少し展示替えがありました。各コーナーの概要解説や作品ごとの解説文は、相変わらずわかり易く興味を惹くものでした。
特別展の後、コレクション展を今日もちょっと覗きました。
前回気になったこのヒトの名前は「Animal 2028-01」という素っ気ないものでした。
その後は特設ミュージアムショップにも立ち寄りましたが、そちらこそ大変な混みようでした。自分は今回は何も買わず、息子はポストカードを何枚か買っていました。
美術館を離れた後、息子が買いたいものがあるというので聖蹟桜ヶ丘へ。ショッピングセンターで息子が買い物する間、自分は書店で興味を惹かれた本など眺めつつ待っていましたが、立ちっぱなしで足が疲れました。
というわけで、《Afternoon Tea》で一休み。息子がここに立ち寄るのは15年くらいぶりと言っていて驚きました。そんなバカな!と思うのですが……
そういう事情もあって、息子が頼んだのはオーソドックスなクリームティーセット(紅茶&スコーン)、自分はこちら「巨峰ルイボスのスパークリングジュレッティー」にしました。
本当はマロンクリームチャイフロートにしたかったのですが、自分の一人前でオーダーストップになってしまったそうで……でも、こちらもほろ苦さと酸味があって悪くなかったです。
ティールームを出た後は明日の朝に食べるパンと、久しぶりに《柿安》で晩ごはん用のお弁当も買いました。
再び息子のクルマに乗って帰宅。晩ごはんは少しお腹を休めてからの7時過ぎ、大河ドラマ『光る君へ』を観ながらいただきました。衆議院議員選挙の開票速報特集のため、大河ドラマの放送時間は7時10分からに変更されたのです。
三条帝は一条院の四十九日当日、内裏に移る。道長を関白に、との申し出は、自らを実務から遠ざけるためと察した道長自身が辞退。しかし代わりに道長の娘・妍子だけでなく、元からの愛妻・娍子も女御とするとの要望を飲まざるを得なくなる。その後も人事を巡っての帝と道長の駆け引きは続き、道長の二人の妻、倫子と明子それぞれの息子たちの間に軋轢も生むこととなる。
或る日、彰子が藤壺で和歌の会を開いているところへ、清少納言がカチ込み。敦康親王からの届け物として椿餅を渡しつつ、亡き院や皇后定子、そして親王の絆をアピールしつつ彰子を誹る。少納言様も歌を、という赤染衛門のとりなしにも「ここはわたくしが歌を詠みたくなるような場ではございませぬ!」と言い捨てて去る。
この清少納言、『眠れる森の美女』——と言ってもディズニー映画ではなく、ペローやグリムの記した「招かれざる魔女(仙女)」のようでした。彼女は何の「呪い」を残して行ったのでしょうか?何にしても、藤式部ならぬまひろは、長年の友「ききょう」をこれで完全に失ったと感じたのかもしれません。その後で書きつけていた文章が、『紫式部日記』の清少納言猛烈批判(悪口)に繋がるということでしょうか?
今日はその他、彰子様の御簾内にまで押し入る敦康親王、敦明親王に迫る妍子様と、若い世代の欲求不満……というか、様々な不満や鬱屈も描かれました。
その敦康親王から遠ざけられたこともあって、父の言いなりになりたくないという思いを固めた彰子様は、藤式部の助言を受けて、同母異母の弟たちを集め、この先の世のため共に手を携えていこうと呼びかける。
また、まひろの娘・賢子は、暴漢に襲われかけたところを助けられたことをきっかけに、下級武士の双寿丸にすっかり心を許し、たびたび家に招くなど親しくなる。字は読めないが、平為賢の部下として、仲間と手を携えて誇り高く生きていきたいと語る双寿丸。そこに新しい世代の息吹を感じ、ほほえましく見守るまひろ。先の彰子様への助言も、双寿丸の言葉が頭にあったためでした。
一方、三条帝から道長に、明子との子・顕信を蔵人頭へとの打診があったが、道長はそれを断る。そのことを知った顕信は、頼通ら倫子の子たちに較べ、自分たちは何も期待されず将来も閉ざされていると絶望し、ひとり向かった比叡山で出家してしまう。怒り悲しみ、道長を責め立てる明子。さすがの道長も呆然とする——
と、慌ただしい中でも面白く観られました。
大河の後はずっと開票速報。Eテレの【古典芸能への招待】は観ませんでした。選挙結果というと、立憲民主党が大躍進、自民党は過半数割れの気配です。