こんな時間ですが、本日は二つ続けて行きます。
まず一つ目のエントリーは、映画『300』とロンドン・プレミア関連の話題をもう少々。
「ココナッツ」さん経由で行った下記に、またデイヴィッド・ウェナムの(もちろんその他の皆さんも)新たな画像がありました。
Empire: Movie News
デイジー可愛い でも、やっぱり手はポケットに……
王様も男前だ~
デイジーへのインタビューの内容は、例によって「トレーニングの成果」のことでした。
また、日本語で読めるニュース、ということで AFP に行ってみたら、ありました!
→こちら
他で見た画像が多いですが、簡単な登録で高画質スライドショーが見られるようになるし、画像をクリックすると、ニュースも読めます。
たとえばこれとか。
AFP は常に「ウェナム」表記なのも嬉しいですね。
しかし、それにも増して面白いのが、この映画が世界各国に広げつつある波紋についての報道。
面白いと言うより、考えさせられると言った方が適切かも知れません。
スパルタの言い分
ペルシアの言い分
双方、気持ちは理解できます。
もっともこれは、映画が、と言うより、フランク・ミラーの原作が既に内包していた問題だと思いますが、世界規模で公開され、大ヒット中の映画となると、影響力は遥かに大きいということでしょうか。
「映画は映画」だと言ってしまってもいいのですが、SFやファンタジー等、日常とはかけ離れたものと思われている、いわゆる「ジャンル」系作品こそ、実は、寓意やメタファーとして、その時の現実世界を如実に反映してしまうのは間々あることです。
(トールキン教授が『指輪物語』を何らかの「寓意」だと思われることを非常に嫌ったのも、ゆえなきことではないのです。)
そこから生じる反感を、政治的に利用しようとする動きが起こるのも、悲しいことですが、よくある話です。
という訳で、デイヴィッド・ウェナムさんの見解を述べたページを置いておきましょう。
Contactusmusic.com
この映画に対する毀誉褒貶甚だしいレビューについての意見ですが、
「レビューをちゃんと読んではいないんだ。あまり気にしたこともないし。この映画は要するに、コミックブックが原作のエンターテインメント作品なんだよ。撮影中はそんな(現在問題とされているような)ことは考えてもいなかったね」
ということです。