さる4/12〜14にかけて、静岡へ二泊三日のひとり旅をした時の記録。その後いろいろな雑用が入ったり疲れていたりしている間に一週間が経過してしまいました。すっかりおそくなりましたが、ここでまとめておきます。ひとり旅と言っても、殆どは息子と一緒でしたが……
まず初日の4/12(金)は、朝早めに家を出て、新横浜から《こだま》で三島へ向かいました。家で軽く朝ごはんは食べたものの、小腹が空いてきたし、いつお昼が食べられるか判らないので、新横浜駅の売店でおにぎりを買い、列車が来るまでの間に待合室でいただきました。
三島に着いたのは11時頃。その日は自分の用事で休みを取った息子にクルマで迎えに来てもらうことになっていました。しかし、駅南口駅前ビルの《タリーズ》で待つうち、その用事が長引いて少し遅くなるとの電話があり、少しそこで休むことに。
以前にも上げた写真ですが、お店で添えてくれるメッセージが良い感じです。旅行者向けなのでしょうか?
そうこうするうち雨が降り出し、飲食店が混まないうちにお昼を食べておこうと、同じく駅前ビル《MITOWA ミトワみしま》内の《元年堂》というお蕎麦屋さんに入りました。
しらす丼そばセットもいいかも、と思いましたが、結局天ぷらそばに。海老やキスのほか野菜もいろいろ、油っこくなく美味しくいただけました。
このビルは3階から上が東急ホテルで、下が商業施設になっています。建てられたのが2020年ということで、新しく綺麗な建物でした。当初は三島で一泊しても良いかと思っていたのですが、泊まりたかったホテルが既に予約でいっぱいで諦めたという経緯があります。このホテルにも富士山が眺められるという大浴場もあり、ここを狙っても良かったかもしれません。まあ、こちらこそすぐ満室になりそうだし、価格帯も上だと思いますが、心覚えにリンクしておきます。
息子が来るまでまだまだ時間がありそうだったので、ビル内を散策したりお土産物屋さんにも寄ってみたり。雨が降る中、目の前の《楽寿園》へも行ってみました。しかし中に入るには入園料が必要で、また園内もかなり広そうだったので、とりあえず入り口の写真だけ撮りました。
その後は駅周辺をぶらぶら……と言うより、カートを引きながらウロウロと。南口のバスロータリー周辺には、国内だけでなく外国人観光客も多くて驚きました。やはり富士山の麓で観光名所も多いことと、伊豆箱根鉄道のターミナル駅でもあり、それに乗って修善寺方面へ向かうこともできるからでしょうか。しかしあいにくの雨空で、街中から富士山は全く見えませんでした。
実は自分も佐野美術館へ行って、その周囲の庭園散策などもしてみたかったのですが、天候が天候なので諦めました。雨は降ったりやんだり、一瞬晴れ間も見えかけたりで、意欲と時間があれば回れたのかもしれませんけどね。
やがて息子から駅に着いたとの連絡が。しかし北口ロータリー(無料駐車場)にいるということだったので、入場券を買い、駅の中を突っ切って行くこととなりました。連絡通路がないのが難点ではあります。
楽寿園も美術館も行くのは諦めたけれど、三嶋大社にお参りくらいはしておきたいと思い、クルマで回ってもらうことにしました。
神社からはやや離れた所の駐車場にクルマを駐めて、いざ正門へ。しかし、その大鳥居があまりにも大き過ぎてちゃんと撮れず、内側の参道からどうにか撮れたのがこれです。
入ってすぐの所にこういうものが。
まだまだ続く『鎌倉殿の13人』の影響——と言うより、そもそも源頼朝公が旗揚げしたのがここ三嶋大社だったのですよね。放送時の2022年8月の例大祭では「鎌倉殿」こと大泉洋さんはじめ出演者の皆さんが扮装して行列したことも話題になりました。
こういう立札もあり。安達藤九郎というと、すぐさま野添義弘さんのお顔が浮かんできます。
こちらが「総門」。
こちらは「神門」。そしてトップ画像が本殿です。
大鳥居から総門へ到る間の神池の周囲のしだれ桜が殆ど終わりかけていたのは残念でした。
平日だったけれど池の周りには多くの屋台が出ていました。
総門から神門までの桜並木にはまだ花が残っていました。
本殿の規模はなんと出雲大社に匹敵するそうで、確かに「威容」という言葉が相応しい建物でした。
境内全体の様子はこちら。ざっと見てお参りしただけですが、もっといろいろ見て回れば良かったと、後で思いました。しだれ桜も最盛期にはこのページの画像のように咲き誇っているんですね。
ところで、何やら獣臭いと言うか馬糞のような異臭が……と思っていたら、境内には「神鹿園」として鹿のいる場所があるようです。奈良の東大寺や春日大社周辺と同様、鹿せんべいも売られていました。
クルマに戻り、どこかでお茶かコーヒーでも——というわけで、息子が友だちから教えてもらったというカフェへ行ってみることに。
カフェ&スペースほとり
市の中心地を離れた住宅街の中にある隠れ家カフェ、と言うより地元の人しか来ないのでは?というような場所でしたが、店内は明るくて良い感じでした。
ポットの紅茶とチーズケーキのセットでなんと700円くらい!そしてちゃんと美味しかったです。
一休みできたので、三島を離れて静岡市へ向かいます。あまりあちこちを見て回ることはできませんでしたが、三島には親族が以前住んでいたこともあり、三嶋大社にも一度は行ってみたかったので、念願叶って良かったです。ハート形の「三島コロッケ」を食べ損ねたことは少し残念でした。
新東名に乗り、途中沼津のSAでも一休み。娘へのお土産も少し買いました。
あまり良く撮れていませんが、展望テラスから見た海の景色。彼方に見える丘のようなものは伊豆半島です。
高速を走っている間、少し晴れた時には富士山の堂々たる姿を拝むこともできました。
静岡市には順調に到着し、予定していたホテルのチェックインタイムちょうどくらいに入ることができました。
こちらも2020年にオープンした新しいホテルです。ホテルの駐車場は宿泊者専用ですが、周辺には幾つもパーキングスペースがあります。
チェックインの後、息子には少し待ってもらい、部屋で荷ほどきや室内設備の点検。新しいだけあって部屋は綺麗で、シングルルームでも意外と広々していました。それから再び息子と会う頃にはそろそろ夕食どきでした。
ホテルの周辺にも居酒屋や飲食店は多く、その割に治安はそこまで悪くなさそうでしたが、とにかく駅ビルのASTYへ行くことにしました。
その飲食店街にもチェーン店から地元店まで様々なお店がありますが、せっかく静岡に来たことだし、またクドいものには食欲が湧かず、居酒屋も避けたかったので、《沼津 魚がし丼》に入ってみました。
食券制で、出来上がったら番号を呼ばれて取りに行くシステムでした。
オーソドックスな海鮮丼ですが、東京で食べるより美味しい気がします。お味噌汁の具は普通のワカメとお麩ですが、2杯目以降はおかわり自由のあら汁となり、それがまた美味しかったです。お魚の店であら汁が出ると得した気分になりますね。
食後はキヨスクなどを覗いて土産物の目星を付け、カフェ《山と海と太陽》で一休み。
モス系列のカフェらしいですが、ここASTY静岡でしか見かけたことがありません。しかし静岡に来ると必ず寄るお店となり、娘も一緒に来た時もここで休みました。店内はあまり広くないけれど、居心地は良いです。
コーヒーの気分ではなかったため、いちごソーダを頼みました。美味しかったです。息子はレモネードソーダでした。
息子にホテル前まで送ってもらって今日はお開き。
部屋で少し休んだ後、お風呂に入るのは混雑を避けて少し遅めの時間にしました。大浴場まで館内着と館内用スリッパで行けるのは《ドーミーイン》方式でしょうか。女風呂にはホテルのカードキーとは別の専用カードキーで入ります。部屋のモニターで見る混雑状況では「混んでいる」表示でしたが、自分が入った時には誰もいませんでした。おかげで疲れ切った体をゆったり休めることができましたが、洗い場はあまり広くなくて、出る頃には満席になっていました。半露天風呂の窓から富士山が見える、というのが売りものですが、夜では見えなくても仕方ありませんね。とは言え、大浴場で手足を伸ばせるのは良いものです。
大浴場を出るとアイスボックスがあり、アイスキャンデーや小さいチョコアイス(「ピノ」的なもの)を一つもらえるようになっていました。これもドーミーイン方式ですね。周辺に休憩場所などはないので、アイスキャンデーをもらって部屋でいただきました。
部屋に戻ってからTVもつけてみましたが、静岡のTVは静岡の話題が多いですね。当たり前と言えば当たり前ですが。地元局だけでなく、NHKニュースの地方局コーナーやBSまでも、静岡や三島、沼津、伊豆方面のローカルな情報が流れてきます。息子によれば、浜松まで行くとむしろ愛知の情報が入ってくるそうです。とりあえず【ドキュメント72時間】は観ました。
ともあれ疲れたもしたし、明朝も早くに起きなくてはいけないので、あまり夜更かしはせず、早めに眠ることにしました。
まず初日の4/12(金)は、朝早めに家を出て、新横浜から《こだま》で三島へ向かいました。家で軽く朝ごはんは食べたものの、小腹が空いてきたし、いつお昼が食べられるか判らないので、新横浜駅の売店でおにぎりを買い、列車が来るまでの間に待合室でいただきました。
三島に着いたのは11時頃。その日は自分の用事で休みを取った息子にクルマで迎えに来てもらうことになっていました。しかし、駅南口駅前ビルの《タリーズ》で待つうち、その用事が長引いて少し遅くなるとの電話があり、少しそこで休むことに。
以前にも上げた写真ですが、お店で添えてくれるメッセージが良い感じです。旅行者向けなのでしょうか?
そうこうするうち雨が降り出し、飲食店が混まないうちにお昼を食べておこうと、同じく駅前ビル《MITOWA ミトワみしま》内の《元年堂》というお蕎麦屋さんに入りました。
しらす丼そばセットもいいかも、と思いましたが、結局天ぷらそばに。海老やキスのほか野菜もいろいろ、油っこくなく美味しくいただけました。
このビルは3階から上が東急ホテルで、下が商業施設になっています。建てられたのが2020年ということで、新しく綺麗な建物でした。当初は三島で一泊しても良いかと思っていたのですが、泊まりたかったホテルが既に予約でいっぱいで諦めたという経緯があります。このホテルにも富士山が眺められるという大浴場もあり、ここを狙っても良かったかもしれません。まあ、こちらこそすぐ満室になりそうだし、価格帯も上だと思いますが、心覚えにリンクしておきます。
息子が来るまでまだまだ時間がありそうだったので、ビル内を散策したりお土産物屋さんにも寄ってみたり。雨が降る中、目の前の《楽寿園》へも行ってみました。しかし中に入るには入園料が必要で、また園内もかなり広そうだったので、とりあえず入り口の写真だけ撮りました。
その後は駅周辺をぶらぶら……と言うより、カートを引きながらウロウロと。南口のバスロータリー周辺には、国内だけでなく外国人観光客も多くて驚きました。やはり富士山の麓で観光名所も多いことと、伊豆箱根鉄道のターミナル駅でもあり、それに乗って修善寺方面へ向かうこともできるからでしょうか。しかしあいにくの雨空で、街中から富士山は全く見えませんでした。
実は自分も佐野美術館へ行って、その周囲の庭園散策などもしてみたかったのですが、天候が天候なので諦めました。雨は降ったりやんだり、一瞬晴れ間も見えかけたりで、意欲と時間があれば回れたのかもしれませんけどね。
やがて息子から駅に着いたとの連絡が。しかし北口ロータリー(無料駐車場)にいるということだったので、入場券を買い、駅の中を突っ切って行くこととなりました。連絡通路がないのが難点ではあります。
楽寿園も美術館も行くのは諦めたけれど、三嶋大社にお参りくらいはしておきたいと思い、クルマで回ってもらうことにしました。
神社からはやや離れた所の駐車場にクルマを駐めて、いざ正門へ。しかし、その大鳥居があまりにも大き過ぎてちゃんと撮れず、内側の参道からどうにか撮れたのがこれです。
入ってすぐの所にこういうものが。
まだまだ続く『鎌倉殿の13人』の影響——と言うより、そもそも源頼朝公が旗揚げしたのがここ三嶋大社だったのですよね。放送時の2022年8月の例大祭では「鎌倉殿」こと大泉洋さんはじめ出演者の皆さんが扮装して行列したことも話題になりました。
こういう立札もあり。安達藤九郎というと、すぐさま野添義弘さんのお顔が浮かんできます。
こちらが「総門」。
こちらは「神門」。そしてトップ画像が本殿です。
大鳥居から総門へ到る間の神池の周囲のしだれ桜が殆ど終わりかけていたのは残念でした。
平日だったけれど池の周りには多くの屋台が出ていました。
総門から神門までの桜並木にはまだ花が残っていました。
本殿の規模はなんと出雲大社に匹敵するそうで、確かに「威容」という言葉が相応しい建物でした。
境内全体の様子はこちら。ざっと見てお参りしただけですが、もっといろいろ見て回れば良かったと、後で思いました。しだれ桜も最盛期にはこのページの画像のように咲き誇っているんですね。
ところで、何やら獣臭いと言うか馬糞のような異臭が……と思っていたら、境内には「神鹿園」として鹿のいる場所があるようです。奈良の東大寺や春日大社周辺と同様、鹿せんべいも売られていました。
クルマに戻り、どこかでお茶かコーヒーでも——というわけで、息子が友だちから教えてもらったというカフェへ行ってみることに。
カフェ&スペースほとり
市の中心地を離れた住宅街の中にある隠れ家カフェ、と言うより地元の人しか来ないのでは?というような場所でしたが、店内は明るくて良い感じでした。
ポットの紅茶とチーズケーキのセットでなんと700円くらい!そしてちゃんと美味しかったです。
一休みできたので、三島を離れて静岡市へ向かいます。あまりあちこちを見て回ることはできませんでしたが、三島には親族が以前住んでいたこともあり、三嶋大社にも一度は行ってみたかったので、念願叶って良かったです。ハート形の「三島コロッケ」を食べ損ねたことは少し残念でした。
新東名に乗り、途中沼津のSAでも一休み。娘へのお土産も少し買いました。
あまり良く撮れていませんが、展望テラスから見た海の景色。彼方に見える丘のようなものは伊豆半島です。
高速を走っている間、少し晴れた時には富士山の堂々たる姿を拝むこともできました。
静岡市には順調に到着し、予定していたホテルのチェックインタイムちょうどくらいに入ることができました。
こちらも2020年にオープンした新しいホテルです。ホテルの駐車場は宿泊者専用ですが、周辺には幾つもパーキングスペースがあります。
チェックインの後、息子には少し待ってもらい、部屋で荷ほどきや室内設備の点検。新しいだけあって部屋は綺麗で、シングルルームでも意外と広々していました。それから再び息子と会う頃にはそろそろ夕食どきでした。
ホテルの周辺にも居酒屋や飲食店は多く、その割に治安はそこまで悪くなさそうでしたが、とにかく駅ビルのASTYへ行くことにしました。
その飲食店街にもチェーン店から地元店まで様々なお店がありますが、せっかく静岡に来たことだし、またクドいものには食欲が湧かず、居酒屋も避けたかったので、《沼津 魚がし丼》に入ってみました。
食券制で、出来上がったら番号を呼ばれて取りに行くシステムでした。
オーソドックスな海鮮丼ですが、東京で食べるより美味しい気がします。お味噌汁の具は普通のワカメとお麩ですが、2杯目以降はおかわり自由のあら汁となり、それがまた美味しかったです。お魚の店であら汁が出ると得した気分になりますね。
食後はキヨスクなどを覗いて土産物の目星を付け、カフェ《山と海と太陽》で一休み。
モス系列のカフェらしいですが、ここASTY静岡でしか見かけたことがありません。しかし静岡に来ると必ず寄るお店となり、娘も一緒に来た時もここで休みました。店内はあまり広くないけれど、居心地は良いです。
コーヒーの気分ではなかったため、いちごソーダを頼みました。美味しかったです。息子はレモネードソーダでした。
息子にホテル前まで送ってもらって今日はお開き。
部屋で少し休んだ後、お風呂に入るのは混雑を避けて少し遅めの時間にしました。大浴場まで館内着と館内用スリッパで行けるのは《ドーミーイン》方式でしょうか。女風呂にはホテルのカードキーとは別の専用カードキーで入ります。部屋のモニターで見る混雑状況では「混んでいる」表示でしたが、自分が入った時には誰もいませんでした。おかげで疲れ切った体をゆったり休めることができましたが、洗い場はあまり広くなくて、出る頃には満席になっていました。半露天風呂の窓から富士山が見える、というのが売りものですが、夜では見えなくても仕方ありませんね。とは言え、大浴場で手足を伸ばせるのは良いものです。
大浴場を出るとアイスボックスがあり、アイスキャンデーや小さいチョコアイス(「ピノ」的なもの)を一つもらえるようになっていました。これもドーミーイン方式ですね。周辺に休憩場所などはないので、アイスキャンデーをもらって部屋でいただきました。
部屋に戻ってからTVもつけてみましたが、静岡のTVは静岡の話題が多いですね。当たり前と言えば当たり前ですが。地元局だけでなく、NHKニュースの地方局コーナーやBSまでも、静岡や三島、沼津、伊豆方面のローカルな情報が流れてきます。息子によれば、浜松まで行くとむしろ愛知の情報が入ってくるそうです。とりあえず【ドキュメント72時間】は観ました。
ともあれ疲れたもしたし、明朝も早くに起きなくてはいけないので、あまり夜更かしはせず、早めに眠ることにしました。