のち
1/27、ロスアンジェルスにて第14回米俳優組合賞、通称SAG賞（Screen Actors Guild Awards）授賞式が行なわれました。
脚本家組合ストライキにより、ゴールデングローブ賞の授賞式も中止になるなどの影響が出た今シーズン初のレッドカーペット・イベントでもあり、例年になく注目が集まった授賞式の模様と受賞者一覧は下記より。
Variety Japan
やはり強かった『ノーカントリー』とハビエル・バルデム（助演男優賞）。そして『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ＝ルイス（主演男優賞）。今期まさに一人勝ち状態です。
また今回注目すべきは、新たに設けられた「アンサンブル・スタント賞」。映画部門で『ボーン・アルティメイタム』、テレビ部門で『24』がそれぞれ受賞しています。派手なアクションを売り物にした映画が多い昨今、危険な仕事に携わる人たちがこうして評価されるのは良いことです。
画像はGettyより。
レッドカーペット
授賞式
プレスルーム
カクテルパーティ
ノミニーだったケイト・ブランシェット、ヴィゴ・モーテンセン等の姿も見えます。
バート・レイノルズ、チャールズ・ダーニング等、70年代を知る者にとっては随分と懐かしいお顔もありましたが、ミッキー・ルーニーがご健在だったことに驚きました。
他、ブラッド・ピット＆アンジェリーナ・ジョリー、ケイト・ハドソン、トム・クルーズ、マシュー・マコノヒー等も見られます。グレン・クローズにミシェル・ファイファーにクリストファー・ウォーケンに……あ、ケイト・ベッキンセールだ！
という訳で、スターが一堂に会しての華やかな授賞式は壮観だし、やはりうきうきします。
それにしても、ダニエル先生、元から広かったオデコがますますアレなことに……だからそうなる前にアラゴルンをやっておいてくれれば……
しかし、前述 Variety Japan 記事によると、受賞スピーチで彼はヒース・レジャーに言及してくれたそうです。
彼も若い頃から「名優」と呼ばれつつ、突然活動休止して靴職人修行を始めたりした人だし、何か感じるものはあったのかも知れず、その言葉にも重みが感じられます。AFPニュースからもどうぞ。
スピーチ全部を含む授賞式の動画は、さっそく某所に上がっていました。彼自身の言葉で聴くと、本当に胸打たれます。
http://www.youtube.com/watch?v=xxr8mbvaB2E
何にしてもおめでとうございます。そして、ありがとうございました……
