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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

きょう読んだ本

2018-05-13 22:21:16 | 本・マンガ・雑誌
のち
低気圧低気温高湿度のせいで一日中眠かったです。外出も洗濯もできないので、買っておいた本をまとめ読みしました。
まずは舞台『1789』の影響もあって(笑)買ってしまった池田理代子先生の『ベルサイユのばら』スピンオフとしての「エピソード」編コミックス。

ベルサイユのばら 11 (マーガレットコミックス)
池田 理代子
集英社


エピソード1: ジャルジェ家に来る前のアンドレと幼なじみの少女クリスティーヌのほのかな初恋。彼女の後の姿は……
エピソード2: 少年時代のジェローデルとオスカルの出会い。その時からずっとオスカルを見つめていたジェローデル。
エピソード3: ルイ16世とマリー・アントワネットの処刑後ウィーンへ送られる王女マリー・テレーズ。その頃フェルゼンは……
エピソード4: 革命後、逃亡を図る貴族たちと、国民衛兵となったアランの様々な遭遇。そこには意外な人物も。

ベルサイユのばら 12 (マーガレットコミックス)
池田 理代子
集英社


エピソード5: オスカルを見つめ、想い続けるジェローデル。彼とフェルゼンの妹ソフィアとの友情。
エピソード6: オスカルの父ジャルジェ伯爵と母ジョルジェットの馴れ初め。ジョルジェットの祖先はなんと……

ベルサイユのばら 13 (マーガレットコミックス)
池田 理代子
集英社


エピソード7: オスカルの子供時代から人生の様々な局面に姿を現わす謎の女性とは……
エピソード8: マリー・アントワネットじきじきに時計作りを依頼された天才職人ブレゲ。彼の友人としてジャン・ポール・マラーも登場。

ベルサイユのばら 14 (マーガレットコミックス)
池田 理代子
集英社


エピソード9: ナポレオン皇帝誕生直前のフランスから逃れるロザリーと息子フランソワ。命からがらスウェーデンに辿り着いたロザリーとフェルゼンの再会。そしてフェルゼンの死の真相。その後のスウェーデン王国の行く末も。

本編の裏で実はこんなことが──というエピソードあり、あの時のこれがこう繋がるのか、という新たな驚きあり、意外な人物の登場あり。池田先生のジャルジェ将軍贔屓も伺えます。
フェルゼンの最期については、本編連載時からいつかきちんと描きたかったとのこと。その最後の姿は本編最終回の最後のコマと同じ構図ですが、本編より悲惨な様子になっています……
ベルナールとアランがナポレオン暗殺を企て、その場で殺されたのにはびっくり。「生き残った」者としてのロザリーの役割も重要ですが、全編通じて影の主役ってジェローデルじゃないでしょうか?しかし、彼がまさかポーの村の住人になっていたとは!ええ、あの『ポーの一族』の……です。エドガーとメリーベルも特別出演(?)しています。これ、萩尾望都先生と小学館には許可を得ているんですよね……?
ともあれ、いろいろ懐かしくも面白かったです。

もう一冊、ベルばらとは全く関係ないけれど、最近また加納朋子先生の作品が読みたくなって、何冊か買った内のひとつです。

モノレールねこ (文春文庫)
加納 朋子
文藝春秋


広義の「ミステリ」でもあり、しみじみと良い話ばかりでした。

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