のちのち
今日も朝から蒸し暑かったです。昨日より若干マシという程度で。
洗濯をした後、家にいようかどこかへ行こうか迷いましたが、今日でなくては行けなそうな場所やできなさそうなことがあったため、思い切って出かけることにしました。
まず図書館に本を返しに行きました。前にも書きましたが超々々分厚い『隅の老人』完全版です。分厚すぎて全部は読み切れませんでしたが、最寄りの図書館に返しておけばまた見に行けるでしょう。あれを借りる人がそうそういるとも思えませんし。
そのついでに——と言っては申し訳ないけれど、公民館で東京都知事選挙および都議会議員補欠選挙の期日前投票もしておきました。公民館での期日前投票は今日からとあって、会場の外にまで列ができていました。見たところご老人ばかりで——って、自分も他人様をご老人呼ばわりできる歳ではありませんが 平日ですから若い人たちは仕事や学校へ行っていますよね。
また近頃は期日前に投票する理由は特に明記しなくて良いんですね。あれ、微妙に頭を悩ませられたのでホッとしました。自分の場合、本会場が行きにくいから、という単純な理由なので尚更。
そんなわけでまずすべきことを済ませたので、電車に乗ってお出かけです。暑い中、遠くの街で飲食店を探し歩くのも疲れると思い、駅そばでお昼にしました。食べたかった新メニューが「好評につき品切れ」で出鼻をくじかれましたが、別の冷たいおそばをいただきました。
しかし、食べている最中だと言うのに何だか頭がボーッとして、このままでは途中で倒れるのではないかと危機感を抱きました。
そこで、食後に通り道のドラッグストアに寄って、鉄分&マルチミネラル入りゼリーと、塩分・カリウム・クエン酸入りタブレットを買うことに。
それらを持ってモノレール駅へ出て、モノレールの中でゼリーを飲んだ(すすった)ところ、一気に全部なくなりました。冷たい麦茶ボトルは持ち歩いていましたが、水分だけでなくやはりいろいろ足りていなかったのかもしれません。朝ごはんは一応ちゃんと食べたのですが……
ともあれモノレールで向かった先は、久しぶりの立川でした。
モノレール下の遊歩道もすっかり緑が濃くなりました。
エスカレーターを上り、GREEN SPRINGS の2階部分へ。
いつものポケモンっぽいオブジェ。
こう暑いと噴水が涼し気です。
というわけで、本日の目的地は《PLAY! MUSEUM》で開催中の展覧会《ふたり 矢部太郎展》です。
入り口のフォトスポットは向きが変えられるようです。
4月下旬から始まっている展覧会なのにこれまで機会を逸し、終了間際にやっと訪れることができました。PLAY MUSEUM では開館当初より、好きだった絵本や絵本作家さんの展覧会が行われていて、行ってみたいとこれまで何度も思いつつ、混んでいる時には入場のしかたが判らなかったりチケット予約(日時指定)が必要だったりと、タイミングを逃してしまっていましたが、やっと来ることができました。現在、平日は予約なしで入れます。
実は芸人さんとしての矢部太郎さんはよく知らないのですが、漫画家さんとしては『大家さんと僕』からこれまで出された本は殆ど全て持っており、つまりファンなのです。大河ドラマ『光る君へ』の乙丸も好きですよ。
会場内は一部を覗いて撮影可。展示構成は、矢部さんの芸人さんや役者さんとしての活動や経歴を年表式に見られるコーナー(そこだけは撮影不可)に始まり、後はセクションごとに漫画家としての作品とそれにまつわる展示を辿って行く感じです。
その最初の所に、中学生の頃に描いたという啓蒙ポスターも展示されていましたが、実はその頃からちゃんと絵がうまい人だったことがわかります。
矢部太郎さんの展覧会と言いつつ、続く第2章は殆どもう一人の矢部さん——絵本作家・紙芝居作家であるお父さん、やべみつのりさんの展覧会でした。
『ぼくのお父さん』で有名な不思議な帽子のお父さんと幼い太郎くん。
お父さんが太郎くんを後ろに乗せていたという自転車でしょうか?ここでは自転車から撮った感じの映像がモニターで流れていましたが、おそらくそれが矢部家のある辺りの風景なのでしょう。
お父さんが太郎さんとお姉さんの幼い頃や、生まれた頃、赤ちゃんの頃のことを記した絵日記(複写)。『ぼくのお父さん』を描くに当たって、その厖大な日記が重要な資料となったそうです。撮っていませんが「たろうしんぶん」の展示もありました。
やべみつのりさんの作品の一部。絵本だけでなく廃品を再利用したおもちゃも。絵本を展示しているコーナーはもう一つあったと思います。
みつのりさんが、ミュージアム併設のプレイパーク(子供たちが自由に遊べるスペース)に来た子供たちと一緒に作った「宇宙船」。みつのりさんは子供のための造形教室やワークショップも主宰してきた人でもあり、この展覧会に合わせてそのお仕事の実践もされたわけです。
続いてはもちろん代表作『大家さんと僕』のセクション。
このミュージアムの円形(と言うか渦巻き?)構造を活かした展示。
漫画の一コマ一コマが壁面にぐるーっと並び、その間にアクリル絵具で新たに描き下ろした美しく小さい絵も展示されています。そちらもアップで撮れば良かったですね。円形の展示台の上に、矢部さんと大家さんのお顔のシルエットを象ったミニちゃぶ台のような物が並び、そこでも作品が読めるようになっています。
大家さんの紹介ボード。矢部さん自身や「先輩」、のちゃーんさんなどの紹介もあります。
漫画に描かれた矢部さんの下宿。1階が大家さんのご自宅、外階段を上った2階が矢部さんのお部屋。
時どき窓がガラッと開いて、大家さんがお顔をのぞかせます。
作品の一部を動画にしたものもモニターで流れていましたが、もしまたアニメ化することがあるなら、「矢部さん」の声は矢部さんご自身がアテれば良いのではないでしょうか。
会場内では矢部さんが近頃始めたというチェロの音も聞こえていました。
展覧会のために描き下ろした100枚のアクリル画。紙はイラストボードだったり和紙やスケッチブック(?)の断片だったりと様々。やわらかい淡彩で描かれたものが多いので、写真だと色が飛んでしまって残念です。
見えにくいけれど、フィギュアスケートでペアを組んでいるらしきお二人。大家さんが羽生結弦さんのファンだったことからの発想でしょう。
撮れませんでしたが、最新作『昼寝姫』の4コマを短冊風に展示したものもありました。
その先は『楽屋のトナくん』や『プレゼントでできている』関連。また矢部さんご自身の持ち物も。
プレゼントボックス風の展示がシャレています。
羊毛フェルト(かな?)のトナくんと、らっ子師匠&小らこくん。
懐かしの大型ピンク電話。
この炊飯器は初めて出た舞台『幕末純情伝 龍馬を斬った女』(つかこうへい)で共演した「トップスターさん」(おそらく真琴つばささん)からプレゼントされたものと同型と思われます。まさか本物ということは……この舞台にまつわるお話は、「トップスターさん」の優しさや、つかさんの言葉など、非常に心に残りました。
英国旅行した時、古城のようなホテルのオーナーからもらった絵画。そのオーナー自身の作品であるようです。
手塚治虫文化賞のトロフィー。アトムです。
その他『大家さんと僕』の最初期の、ノートに鉛筆で描いたネーム風の原案など、貴重なものがいろいろ。
矢部さんが絵を担当した作品としては、実は『ぼけ日和』だけ読んでいないのですが(個人的なことですが母のことなどで身につまされそうで)、そろそろ読んでも良いかもしれません。
出口近くのフォトスポット。一人で来たので、撮る相手も撮ってくれる人もおらず、とりあえずその場所のみを。
そう言えばお客さんは老若男女さまざまなでしたが、ひとり参加の人が圧倒的に多かった気がします。矢部さんの作品は、やはりひとりでひっそり静かに愛する読者さんが多いのかもしれません。
ともあれ展示室を出てミュージアムショップへ。あれもこれも欲しくなってしまいますが、予算にも限りがあるので、図録その他ごく一部を購入しました。かや織り布巾など、使うのがもったいない気持ちになりますし。
せっかくだからアンケートにも記入して、併設のミュージアムカフェへ。
特別オリジナルメニューもいろいろありましたが、お昼はもう食べたので、「はぴばすでい和菓子セット」をいただきました。
ドリンクを頼まなくてもお茶が付いてきます。みたらし団子とアイスクリーム(下に桜の花びら型もなか)、そしておはぎ。『大家さんと僕』で、矢部さんのお誕生日に大家さんがケーキではなくおはぎにお仏壇のロウソクを立ててくれたというエピソードに由来します。もちろんこのロウソクは本物ではありません そろそろ自分自身の誕生日も近いし、これもお祝いということで。
メニュー一覧は ↑ こちらの方が判り易いですね。
和菓子セットが来る前に撮ったのがこちら。この『おひさま』という本が、展覧会公式図録となります。新作「昼寝姫」も巻頭掲載。左はポストカードです。
カフェの前でポスターも撮って外へ出ました。
館内は涼しかったけれど、屋外はやはり蒸し暑いです。ミュージアムの目の前の「モネの池」風ビオトープでも写真を撮りました。
紫陽花もそろそろ終わりですね。ガクアジサイだけはまだ少し残っていました。
というわけで GREEN SPRINGS を離れました。さすがに疲れたので《たましん美術館》へは寄らず。
しかし《オリオン書房》を覗いたところ——ありました!『百年の孤独』文庫版が。ここならあるのではないかと思っていましたが、目立つ所にバーンと並んでいました。さすがです。
その後は伊勢丹に回り、今日も《メゾンカイザー》で美味しそうなパンを買いました。そう言えば矢部さんの大家さんは新宿の伊勢丹が行きつけで、矢部さんとも一緒に行かれていたことが描かれています。それを思い出してちょっと嬉しくなりました。
再びモノレール→電車と乗り継いで自宅最寄駅へ。あちこちで水分は補給しましたが、涼みがてら駅前のカフェにも入りました。
レモンスカッシュでも飲もうかと思っていましたが、アイスフルーツティーがあったのでそちらにしました。このお店にもあったんですね。
その後はコンビニでサラダ等を買って帰宅。帰り道でほんの少し雨がパラつき始めました。
帰宅後、今日はさすがに即シャワー。さっぱりしました。
晩ごはんは、どうせ作る気力もなくなるだろうと思い冷蔵庫に入れておいた、無印良品の「冷して食べるチキンジンジャーカレー」に買ったサラダ。ライスは一度温め直してから冷ましていただきました。冷たいカレーも美味しかったです。
TVは『孤独のグルメ』再放送に続けて、またも【世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル】を。今回はUFO&UMA系はなし。事故や強盗撃退など「衝撃映像」に加え、アメリカ国境警備隊の麻薬密輸攻防戦、そして事件ファイル二つ。今回、最初の事件は新作でラストは以前にも放送された事件だったような。どちらの事件も犯人が邪悪過ぎでした。
その後、あまりに疲れてちょっと横になってしまったため、このブログを書き始めるのも遅くなり、現在日付も変わっています。明日もまた出かける予定がありますし、早く寝なくては。夜遅く、本格的に雨が降ってきました。
ところで昼間のフラつきですが、ミュージアムカフェで食べたおはぎのおかげか、帰る頃にはすっかり回復していました。夏の土用餅というものもありますし、甘い小豆(あんこ)とお餅は暑い時にも効きますね。
今日も朝から蒸し暑かったです。昨日より若干マシという程度で。
洗濯をした後、家にいようかどこかへ行こうか迷いましたが、今日でなくては行けなそうな場所やできなさそうなことがあったため、思い切って出かけることにしました。
まず図書館に本を返しに行きました。前にも書きましたが超々々分厚い『隅の老人』完全版です。分厚すぎて全部は読み切れませんでしたが、最寄りの図書館に返しておけばまた見に行けるでしょう。あれを借りる人がそうそういるとも思えませんし。
そのついでに——と言っては申し訳ないけれど、公民館で東京都知事選挙および都議会議員補欠選挙の期日前投票もしておきました。公民館での期日前投票は今日からとあって、会場の外にまで列ができていました。見たところご老人ばかりで——って、自分も他人様をご老人呼ばわりできる歳ではありませんが 平日ですから若い人たちは仕事や学校へ行っていますよね。
また近頃は期日前に投票する理由は特に明記しなくて良いんですね。あれ、微妙に頭を悩ませられたのでホッとしました。自分の場合、本会場が行きにくいから、という単純な理由なので尚更。
そんなわけでまずすべきことを済ませたので、電車に乗ってお出かけです。暑い中、遠くの街で飲食店を探し歩くのも疲れると思い、駅そばでお昼にしました。食べたかった新メニューが「好評につき品切れ」で出鼻をくじかれましたが、別の冷たいおそばをいただきました。
しかし、食べている最中だと言うのに何だか頭がボーッとして、このままでは途中で倒れるのではないかと危機感を抱きました。
そこで、食後に通り道のドラッグストアに寄って、鉄分&マルチミネラル入りゼリーと、塩分・カリウム・クエン酸入りタブレットを買うことに。
それらを持ってモノレール駅へ出て、モノレールの中でゼリーを飲んだ(すすった)ところ、一気に全部なくなりました。冷たい麦茶ボトルは持ち歩いていましたが、水分だけでなくやはりいろいろ足りていなかったのかもしれません。朝ごはんは一応ちゃんと食べたのですが……
ともあれモノレールで向かった先は、久しぶりの立川でした。
モノレール下の遊歩道もすっかり緑が濃くなりました。
エスカレーターを上り、GREEN SPRINGS の2階部分へ。
いつものポケモンっぽいオブジェ。
こう暑いと噴水が涼し気です。
というわけで、本日の目的地は《PLAY! MUSEUM》で開催中の展覧会《ふたり 矢部太郎展》です。
入り口のフォトスポットは向きが変えられるようです。
4月下旬から始まっている展覧会なのにこれまで機会を逸し、終了間際にやっと訪れることができました。PLAY MUSEUM では開館当初より、好きだった絵本や絵本作家さんの展覧会が行われていて、行ってみたいとこれまで何度も思いつつ、混んでいる時には入場のしかたが判らなかったりチケット予約(日時指定)が必要だったりと、タイミングを逃してしまっていましたが、やっと来ることができました。現在、平日は予約なしで入れます。
実は芸人さんとしての矢部太郎さんはよく知らないのですが、漫画家さんとしては『大家さんと僕』からこれまで出された本は殆ど全て持っており、つまりファンなのです。大河ドラマ『光る君へ』の乙丸も好きですよ。
会場内は一部を覗いて撮影可。展示構成は、矢部さんの芸人さんや役者さんとしての活動や経歴を年表式に見られるコーナー(そこだけは撮影不可)に始まり、後はセクションごとに漫画家としての作品とそれにまつわる展示を辿って行く感じです。
その最初の所に、中学生の頃に描いたという啓蒙ポスターも展示されていましたが、実はその頃からちゃんと絵がうまい人だったことがわかります。
矢部太郎さんの展覧会と言いつつ、続く第2章は殆どもう一人の矢部さん——絵本作家・紙芝居作家であるお父さん、やべみつのりさんの展覧会でした。
『ぼくのお父さん』で有名な不思議な帽子のお父さんと幼い太郎くん。
お父さんが太郎くんを後ろに乗せていたという自転車でしょうか?ここでは自転車から撮った感じの映像がモニターで流れていましたが、おそらくそれが矢部家のある辺りの風景なのでしょう。
お父さんが太郎さんとお姉さんの幼い頃や、生まれた頃、赤ちゃんの頃のことを記した絵日記(複写)。『ぼくのお父さん』を描くに当たって、その厖大な日記が重要な資料となったそうです。撮っていませんが「たろうしんぶん」の展示もありました。
やべみつのりさんの作品の一部。絵本だけでなく廃品を再利用したおもちゃも。絵本を展示しているコーナーはもう一つあったと思います。
みつのりさんが、ミュージアム併設のプレイパーク(子供たちが自由に遊べるスペース)に来た子供たちと一緒に作った「宇宙船」。みつのりさんは子供のための造形教室やワークショップも主宰してきた人でもあり、この展覧会に合わせてそのお仕事の実践もされたわけです。
続いてはもちろん代表作『大家さんと僕』のセクション。
このミュージアムの円形(と言うか渦巻き?)構造を活かした展示。
漫画の一コマ一コマが壁面にぐるーっと並び、その間にアクリル絵具で新たに描き下ろした美しく小さい絵も展示されています。そちらもアップで撮れば良かったですね。円形の展示台の上に、矢部さんと大家さんのお顔のシルエットを象ったミニちゃぶ台のような物が並び、そこでも作品が読めるようになっています。
大家さんの紹介ボード。矢部さん自身や「先輩」、のちゃーんさんなどの紹介もあります。
漫画に描かれた矢部さんの下宿。1階が大家さんのご自宅、外階段を上った2階が矢部さんのお部屋。
時どき窓がガラッと開いて、大家さんがお顔をのぞかせます。
作品の一部を動画にしたものもモニターで流れていましたが、もしまたアニメ化することがあるなら、「矢部さん」の声は矢部さんご自身がアテれば良いのではないでしょうか。
会場内では矢部さんが近頃始めたというチェロの音も聞こえていました。
展覧会のために描き下ろした100枚のアクリル画。紙はイラストボードだったり和紙やスケッチブック(?)の断片だったりと様々。やわらかい淡彩で描かれたものが多いので、写真だと色が飛んでしまって残念です。
見えにくいけれど、フィギュアスケートでペアを組んでいるらしきお二人。大家さんが羽生結弦さんのファンだったことからの発想でしょう。
撮れませんでしたが、最新作『昼寝姫』の4コマを短冊風に展示したものもありました。
その先は『楽屋のトナくん』や『プレゼントでできている』関連。また矢部さんご自身の持ち物も。
プレゼントボックス風の展示がシャレています。
羊毛フェルト(かな?)のトナくんと、らっ子師匠&小らこくん。
懐かしの大型ピンク電話。
この炊飯器は初めて出た舞台『幕末純情伝 龍馬を斬った女』(つかこうへい)で共演した「トップスターさん」(おそらく真琴つばささん)からプレゼントされたものと同型と思われます。まさか本物ということは……この舞台にまつわるお話は、「トップスターさん」の優しさや、つかさんの言葉など、非常に心に残りました。
英国旅行した時、古城のようなホテルのオーナーからもらった絵画。そのオーナー自身の作品であるようです。
手塚治虫文化賞のトロフィー。アトムです。
その他『大家さんと僕』の最初期の、ノートに鉛筆で描いたネーム風の原案など、貴重なものがいろいろ。
矢部さんが絵を担当した作品としては、実は『ぼけ日和』だけ読んでいないのですが(個人的なことですが母のことなどで身につまされそうで)、そろそろ読んでも良いかもしれません。
出口近くのフォトスポット。一人で来たので、撮る相手も撮ってくれる人もおらず、とりあえずその場所のみを。
そう言えばお客さんは老若男女さまざまなでしたが、ひとり参加の人が圧倒的に多かった気がします。矢部さんの作品は、やはりひとりでひっそり静かに愛する読者さんが多いのかもしれません。
ともあれ展示室を出てミュージアムショップへ。あれもこれも欲しくなってしまいますが、予算にも限りがあるので、図録その他ごく一部を購入しました。かや織り布巾など、使うのがもったいない気持ちになりますし。
せっかくだからアンケートにも記入して、併設のミュージアムカフェへ。
特別オリジナルメニューもいろいろありましたが、お昼はもう食べたので、「はぴばすでい和菓子セット」をいただきました。
ドリンクを頼まなくてもお茶が付いてきます。みたらし団子とアイスクリーム(下に桜の花びら型もなか)、そしておはぎ。『大家さんと僕』で、矢部さんのお誕生日に大家さんがケーキではなくおはぎにお仏壇のロウソクを立ててくれたというエピソードに由来します。もちろんこのロウソクは本物ではありません そろそろ自分自身の誕生日も近いし、これもお祝いということで。
メニュー一覧は ↑ こちらの方が判り易いですね。
和菓子セットが来る前に撮ったのがこちら。この『おひさま』という本が、展覧会公式図録となります。新作「昼寝姫」も巻頭掲載。左はポストカードです。
カフェの前でポスターも撮って外へ出ました。
館内は涼しかったけれど、屋外はやはり蒸し暑いです。ミュージアムの目の前の「モネの池」風ビオトープでも写真を撮りました。
紫陽花もそろそろ終わりですね。ガクアジサイだけはまだ少し残っていました。
というわけで GREEN SPRINGS を離れました。さすがに疲れたので《たましん美術館》へは寄らず。
しかし《オリオン書房》を覗いたところ——ありました!『百年の孤独』文庫版が。ここならあるのではないかと思っていましたが、目立つ所にバーンと並んでいました。さすがです。
その後は伊勢丹に回り、今日も《メゾンカイザー》で美味しそうなパンを買いました。そう言えば矢部さんの大家さんは新宿の伊勢丹が行きつけで、矢部さんとも一緒に行かれていたことが描かれています。それを思い出してちょっと嬉しくなりました。
再びモノレール→電車と乗り継いで自宅最寄駅へ。あちこちで水分は補給しましたが、涼みがてら駅前のカフェにも入りました。
レモンスカッシュでも飲もうかと思っていましたが、アイスフルーツティーがあったのでそちらにしました。このお店にもあったんですね。
その後はコンビニでサラダ等を買って帰宅。帰り道でほんの少し雨がパラつき始めました。
帰宅後、今日はさすがに即シャワー。さっぱりしました。
晩ごはんは、どうせ作る気力もなくなるだろうと思い冷蔵庫に入れておいた、無印良品の「冷して食べるチキンジンジャーカレー」に買ったサラダ。ライスは一度温め直してから冷ましていただきました。冷たいカレーも美味しかったです。
TVは『孤独のグルメ』再放送に続けて、またも【世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル】を。今回はUFO&UMA系はなし。事故や強盗撃退など「衝撃映像」に加え、アメリカ国境警備隊の麻薬密輸攻防戦、そして事件ファイル二つ。今回、最初の事件は新作でラストは以前にも放送された事件だったような。どちらの事件も犯人が邪悪過ぎでした。
その後、あまりに疲れてちょっと横になってしまったため、このブログを書き始めるのも遅くなり、現在日付も変わっています。明日もまた出かける予定がありますし、早く寝なくては。夜遅く、本格的に雨が降ってきました。
ところで昼間のフラつきですが、ミュージアムカフェで食べたおはぎのおかげか、帰る頃にはすっかり回復していました。夏の土用餅というものもありますし、甘い小豆(あんこ)とお餅は暑い時にも効きますね。