ときどき
引き続いてギャヴィン・フッド監督、ヒュー・ジャックマン製作・主演『ウルヴァリン（X-Men Origines: Wolverine）』情報。
ウルヴァリン＝ローガンの少年時代を演じる俳優として、リチャード・ロクスボロ監督の豪映画『Romulus, My Father』に、エリック・バナと共に主演し、話題を呼んだ Kodi Smit-McPhee くん が予定されていましたが、彼はジョン・ヒルコート監督『The Road』出演のため、降板となりました。
Superhero Hype!
この『The Road』、今年度アカデミー賞において作品賞等４部門で受賞した『ノーカントリー』と同じコーマック・マッカーシー原作による、近未来の荒廃した世界を描いた作品であるようです。
主演ヴィゴ・モーテンセン、妻の役がシャーリーズ・セロン──ということで、ヴィゴ・ファンサイトさんでは、少し前から話題に上がっていました。で、コーディくんはヴィゴの息子さん役にキャスティングされています。
日本語で読める情報として、 allcinema のニュースをご覧下さい。
撮影時期が『ウルヴァリン』と被った為、コーディくんはこちらへの出演を優先したということのようです。
そしてこの『The Road』、一応アメリカ映画ですが、ヒルコート監督はオーストラリア映画の隠れた傑作『プロポジション 血の誓約』の監督でもあり、出演者の一人に『プロポジション』のガイ・ピアースも名を連ねているとあって、けっこうオーストラリア色の濃い作品となりそうな気がします。
一方『ウルヴァリン』には、『プロポジション』の真の主役とも言うべきダニー・ヒューストンが出演すると伝えられているし、何やら因縁めいたものも感じます。
さて、それでは肝心の少年時代のローガンを演じるのは誰か？というと、パース出身の Troye Mellet くんが抜擢された模様。
Perth Now
上記サイトでは Troye くんが歌っている動画も観られます。ミュージカル『オリバー！』への出演経験もあるとか。それはむしろ「歌って踊れるミュータント」ヒュー・ジャックマンの子供時代を演じるには相応しいかも、などと思ってしまいました。
