また話題に出すのも気が引けますが、クリスチャン・ベイルさん周辺を騒がせている例の一件について。
いや、ヒュー・ジャックマン情報を求めて Ozalots さんを覗いてみたところ、そこでもちょっとだけ話題になっていて驚きました。
もちろん、あちらのメンバーさんはヒューのファンであって、自分のようにクリスチャンも好きという人ばかりではないし、比較的年齢層も高いので「何があったにしても聞き苦しい」との声が多いようでした。
「ファッキンなんとか」という言葉、日本語に於ける「超なんとか」くらいの意味でも使ったりしますが、アレはソレとは違いますしね……
ヒューは、かなり砕けた場であっても、人前で four letter words など決して口にしない人だし。Damn くらいは言ったことあったかな?
それはともかくクリスチャン・ベイルさん。彼はいろいろ不器用な人なんだろうな、と思ったりします。
こういう人を表現するのに、日本語には「役者馬鹿」という言葉がありますね。いい意味でばかり使われるわけじゃないけれど、周囲の人やファンの「なら仕方ないな」という感情も含んだ言葉です。英語でそういうニュアンスの言葉ってあるんでしょうか?
何しろ「事件」自体は半年も前のことなので、クリスチャン自身からは特にコメントや弁明もありませんが(→その後、本人の談話が出ました。追記をご覧下さい)、『ターミネーター4』のアシスタント・プロデューサーが彼を擁護するコメントを出す一方、ウーピー・ゴールドバーグからの擁護など、側面支援(?)も多いようです。
ロン・ハワード監督による弁護は、問題の片割れであるブライス・ダグラス・ハワードのお父さんだから、というご縁あってのことでしょうが、なぜかダーレン・アロノフスキー監督までもが、これに加わったようです。
その他も、概して映画撮影の「現場」をよく知っている人ほど彼に同情的なのが心強いところで、そうなると、現時点のクリスチャン自身にとっては、今回のスクープ(?)もさほど打撃ではないということかも知れません。だったら、それほど心配することもない……でしょうか。
そんな中、当の『ターミネーター4』監督であるマックGから何のコメントもないことが、また各方面で不信感を招いているのが気にはなりますが。
そして、このベイルの問題の発言をサンプリングしたミュージッククリップが、ネットで話題を呼んでいます。→こちら
悪いけど爆笑してしまいました。ご本人の罵声がまた妙に発音明瞭なので、ノリがいいこと
おかげでうっかり憶えちまったじゃねーか!気がつくと口ずさんでる始末だ。くっそー!こっちの言葉遣いまで悪くなるぜ。
そんなこんなで、この一件、海外ではもはや「ブッシュに靴を投げつけた記者」並みにネタ扱いです。
ご本人もネタとして笑いとばせるくらいだったらいいんですが……どうなんでしょうね?
追記:日本時間の2/7になって、クリスチャン・ベイルさん自身がラジオ番組で公的に謝罪を表明したという情報がはいって来ました。
AFP
クリスチャン・ベイル・ファンの間では世界的に有名なファルコさんのBale探検隊日誌に、その時の音声と聞き取りが上がっていますので、詳細を知りたいかたは、ぜひご覧になって下さい。
何にしても、この数日間ヒートアップしていた事態や混乱が、これで終息してくれればと思います。