
高湿度低気圧のせいか、異様に眠くてなかなか起きられず。
とにかく起き上がり、或る所に電話する必要があったので固定電話の受話器を取ったところ——何の音もしない。
もしや、この前の停電のせいで異常が?と思い、まずモデム(ゲートウェイ)を見たが「電話」の所にはランプが点いている。電話機本体のコンセントも入っている。ネットは使えるから回線の問題でもない。
電話機とモデムを繋ぐ細いケーブルをよく見たら、昔ネズミに齧られた跡か、被膜が削れ中の電線が露出していた。幸い交換用のケーブルを買ってあったので付け替えてみたものの変化なし。電話機本体のプラグを抜き、暫く放置した後に入れ直したりもしてみたが、やはり電源は入らない。よく見ると、電源コードにもネズミに齧られたような形跡が……しかし、この状態で昨日までは使えていたのだ。
いろいろな不具合をそのままに使っていたが、停電後の復旧通電で一気にダメージが来たのかもしれないし、機械の寿命かもしれない。何しろ20年くらい使っているFAX付き電話機である。触れてもいないのにFAXの紙送りが勝手に動くことがあったり、子機も1年くらい前からすぐ切れてしまったり、通話中もの凄いノイズが起きたりすることもあり、どちらにしても限界だったのだろう。
ショックのあまり朝ごはんも食べられず、すぐ新機に買い替えなくては!と半ばパニック状態だったが、落ち着いて考えてみれば、今は家族全員携帯電話を持っているし、固定電話は必要ないと言えば必要ないのである。実際のところ、家族との連絡以外ではほぼ使うこともなく、迷惑セールスやアンケート電話に悩まされていたくらいだった。電話機がないからと言って番号そのものが抹消されるわけでもないし。
ただ、母のこともあるし、固定電話の番号でのみ登録しているサイトや団体もあり、使っていてもいなくても回線使用料はかかるわけで、全く無しというわけにもいかないだろう。
というわけで、各メーカーやショッピングサイトを覗いてみたところ、FAX無し通話機能のみなら、固定電話が現在とても安いことにびっくり。迷惑電話対策等も20年前の機種よりはるかに向上しているし、何だったら子機も要らないかもしれない。と言うか、ほぼ「子機のみ」のような形状のものもあり。
交換に際しては特に電話会社に連絡する必要もないようだし、まずは家電量販店を回って現物を見てみようと思う。
夕方、娘と待ち合わせてカフェへ。その後は食料品や日用品の買い物。夕食は昨夜のカレーに更に野菜を足して。ジャガイモは今日も結局入れなかった。
都合により『いだてん』は観られず。9時からは【クラシック音楽館】。やっぱりロシア音楽が好き。