今日も良い天気。けれど昨日の疲れが出たか、随分と朝寝坊してしまいました。娘はちょっとだけ外出。わたしは家で洗濯したり本を読んだりゲームをしたりしていました。
夜は大河ドラマ『麒麟がくる』視聴。「戦国武将」の世界とはまた異なる幕府内部や朝廷の権力闘争、その一方での帝の苦境、そしてそこには(今のところ)直接口を出さない信長の立場などが「幕臣」明智光秀の視点で描かれるのが新鮮です。戦国時代とは室町幕府終焉の時代でもありました。これまでの「戦国大河」では添え物的にしか扱われなかった機構や組織や人物に力点を置くのは、同じ大河ドラマ『太平記』で室町時代の始まりを描いた池端俊策さんならでは、ですね。
Eテレの【クラシック音楽館】はお休み。月の最終週は【古典芸能への招待】です。コロナ禍を受けての【能楽公演2020】から、まず野村萬斎さんによる狂言『茸(くさびら)』。ワラワラ現れる茸のバケモノ(マタンゴを思い出しました)が可愛いのか不気味なのか…… でもシュールで楽しかったです。
続いて宝生流の『道成寺』。TVであっても観るのは久しぶりで、だいぶ忘れていました。歌舞伎の華やかな道成寺と違い、やはり幽玄と言うのか静かに恐ろしい感じですね。