Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2024-08-25 21:47:27 | 雑記

このところ眠りが浅いのか、夜から朝方にかけても昼寝でもヘンな夢を見ます。今朝も夢見が良くなかったけれど、昼頃には忘れました。
朝ごはんを軽く食べて『仮面ライダーガッチャード』最終回を視聴。予想通りの大団円。九堂風雅パパ(石丸幹二さん)はウインドと合わせても出番は短かったけれど、ライダー姿での父娘共闘、生身では二人で新たな未来に歩き出し、ウインドのキャラソンもちょっと流れて満足です。石丸さんも皆さんも一年間お疲れ様でした。
しかし冥黒の三姉妹があれで消えてしまうとは……何らかの形でこの世界に残ってくれると思っていました。配信なりソフトの特典なりの番外編で幸せな姿が見たいです。

今日も晴れたので洗濯。気温は相変わらず高いですが、最高の猛暑より少しはマシになった感もあります。
お昼ごはんは梅干しと荒ほぐし鮭と大葉の混ぜごはん。そのためにお米をといで作りました。以前にコンビニで買った豆腐ひじきバーや昨夜作ったきゅうりとちくわの塩しょうが和えなど添えて。
午後は例によって【日曜ミステリー】でも観ようかと思いましたが、アマゾンから届いた岸田奈美さんの本を読むことに。午後いっぱいかけて読みました。
晩ごはんも昼と同じ。今度は「まめたま豆腐」という小さいお豆腐を添えました。

夜になって、回収に出す古雑誌や古紙の整理。それほどの量ではなかったため、一人でもすぐ収集場所に持って行くことができました。
夕方5時頃、洗濯物を取り込むためにベランダへ出た時には空気が「じっとり」している感じで、タオル類の乾きも今イチでしたが、日が沈むと涼しさを感じられるようになりました。早く秋になってほしいものです。でも台風は要りません。東海地方では今日もすごい雷雨が襲来した模様で、こちらもいつまたそういう被害に遭うか心配です。

夜は大河ドラマ『光る君へ』。今週はリアルタイムで視聴できました。
まひろが書き、道長が一条帝に提出した「物語」。帝は当初は「読んでいない」そぶりを見せていたが(実際は読んでいる)、そのうち道長に続きを催促するようになる。あの物語は自分への当てつけではないかと疑いつつも、その作者がかつて定子を通して紹介され、その学識に感心した藤原為時の娘であることを知り、会ってみたいと言う。
道長としても、まひろに彰子のいる藤壺で執筆に専念してもらう方が、帝が藤壺を訪れるきっかけにもなるだろうという考えもあり、彰子の女房となるよう求める。まずは中宮彰子に目通りするまひろ。旧知の仲である倫子や赤染衛門との再会もありましたが、倫子様は夫とまひろの「特別な関係」に果たして気づいているのかどうか……

もはや読者が帝であろうとなかろうと、自分の作品——物語を書くことそのものに喜びを見出しつつあるまひろだったが、最後は道長の要請に従い、娘・賢子は父に預けて内裏に出仕する。家を出る時、為時父上がやっと、初めて「おまえが女(おなご)で良かった」と言ってくれたことに胸打たれました。
しかし、そんなまひろ迎えるのは藤壺のクセ強そうな古参女房たちで、さてどうなりますか——というのが本日のラスト。

その他、一条帝と亡き定子の子である内親王・脩子の裳着の儀に、公卿に復位していないにも関わらず大納言よりも上座で列席を許され、更に帝の要望で(定子への想い及び道長を牽制する意図もあり)朝議にも加わることとなる伊周、逆に道長に接近する弟・隆家なども描かれます。行成などは、中関白家の兄弟がそれぞれ帝と左大臣に取り入って、再び権力を得ようとしているのでは?と警戒するのですが……隆家はともかく伊周の帝に対する言動などは、いわゆる「君側の奸」そのもので、その伊周に対抗できるのが左大臣道長だけという現状です。右大臣どころか実資でさえ何も言えないのは、やはり伊周が帝の寵臣と見なされているからなのでしょうか?

伊周が陣定(朝議)に復帰し、まひろが彰子に挨拶に行った頃、満月が皆既月食となり、その直後、内裏から火の手が上がるという変事が起きる。火は瞬く間に燃え広がり、八咫の鏡の焼失という事態を招く。居貞親王(後の三条天皇)は、伊周の専横とそれを許した帝への祟りと主張し、伊周は自分に不満を持つ者の放火であろうと帝に告げる。
原因は不明ながら、その火事のさなか、いつまでも藤壺にとどまる彰子を一条帝自らが発見救助、手に手を取って徒歩で避難するということがありました。これが二人の心が寄り添うきっかけに?という、良い意味で少女漫画的展開ですが、実はこれ史実なのだそうです。

しかし皆既月食と共にそんな事件が起きることを防げなかったのは、その前に安倍晴明が世を去ったからではないか?とも思います。
そう、まひろの出仕および作家デビューと共に、今回の中心となったのは晴明でした。
危篤を伝えられ駆けつけた道長に自分は今夜死ぬと伝え、「ようやく光を手に入れられましたな」と祝福し、いずれ道長の家からは帝も皇后も関白も出る、ただし光が強ければ闇もまた深くなると、最後の予言と助言を与える晴明。
「世話になった」と涙を流す道長は、実の父や兄たちだけでなく、長年のメンターであり、あるいは父親代わりとも思っていた存在をも失って、これで本当に一人になってしまったのですね。
満天の星の下、長年の従者であり相棒(ユースケさんの言葉)である須麻流の祈りが流れる中、末期の目にその星々を映して、天文博士にして偉大なる陰陽師であった安倍晴明は、静かに世を去りました。実に美しいシーンでした。昨日、ユースケ・サンタマリアさんのインタビューを見ておいて良かったです。
しかし、今日の放送後に公式から流れたインタビューによると、どうやら須麻流さんも晴明殿と共に……なのだそうです。本当に最後までニコイチ(これもユースケさんの言)だったのが、美しくも悲しいです。自分でも驚くほどの晴明ロスから、当分抜けられそうにありません。そして或る意味画期的だったこの晴明像、晴明の造型から逃れることもできなさそうです。

月の最終週ゆえ【クラシック音楽館】はお休み。【古典芸能への招待】はこのたびパスしました。

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