昨夜の就寝が遅めだったため、今日の起床も少し遅めの8時半くらい。朝ごはんは相変わらず鍋を食べ続けています。今日も晴天で洗濯日和です。
薬局に薬を受け取りに行くのと、図書館に本を返すため、昼頃に外出。たまにはハンバーガーもいいかなぁ…などと思っていましたが、結局、格安お惣菜とお弁当の店で、香港風焼きそばを唐揚げをイートイン。それで500円しないと言う安さです。値段の割に味もまあまあでした。
それから薬局へ。昨日の番号票を出しましたが、今日も混んでいて思ったより待ちました。ともあれ無事受け取れて一安心です。
その後は図書館へ──行かなくてはなりませんが、実は借りた本は拾い読みしかしていなかったので、返す前にちゃんと読もうと公民館のカフェに寄りました。ランチタイムながら、幸いお気に入りの一人席が空いていました。
今日は少し気温が上がって汗もかいたので、ドリンクはアイスティーです。ケーキはフォレノワール。ダークチェリーとチョコレートのケーキで、スポンジにもキルシュワッサーがしみています。名前は有名ですが、自分はなぜかこの公民館カフェでしかお目にかかったことがありません。毎年、今くらいの季節になると登場します。娘とも一緒に食べたいと話していたのですが……
その向こうに置いたのが、今日返す本。しかしカフェにいる間には読みきれず、いつまでも席を占領するわけにもいかないので、そこを出て図書館へ向かいました。
残りは返す前に館内で読もうと、中をしばらくうろうろした後、ソファ席を見つけ、文字通り腰を据えて読みました。
図書館本。小川国夫の全集に関わり、何冊もの評伝を記した著者が「至近距離」で見た作家は、エゴイストでナルシストで、その割に作品で自らの真実を語ることはなく、最終的に「読者は不要」とまで言い放つようになる。好きな作家だっただけに読後感は複雑。https://t.co/xcI15aFTXJ
— レイチェル (@Rachel2012R) January 11, 2025
小川国夫は、特に初期作品の文章や簡潔な文体が好きだったのですが、それも韜晦の産物であったのかもしれません。純文学の中では人気も評価も高い作家でしたが、現在その作品を市場で目にすることも手にすることも殆どないのには、それなりの理由があるということでしょう。市内の図書館でも、中央図書館の書庫に全集がある(らしい)のみという現状です。もう一度読みたい作品もあるのですが……
ともあれ2時間くらいかけて読み終え、これを返却した後、また別の本(同じく、以前借りたとき読みきれなかったもの)を借りて、図書館を出た時は、既に夕方でした。それでもだいぶ日が延びたと思います。
少し遠回りして帰りました。
秋に咲く「十月桜」が今頃になって咲いています。暖秋のせいかと思いましたが、むしろそれゆえに冬に咲くこともあるそうです。
なおトップ画像は椿ではなく山茶花です。
帰宅後は、例によって少し横になって一休み。
晩ごはんはまだ残っている鍋に鍋用ラーメンを入れて食べ切りました。三日間(正確には二日半)かけて食べ終わることができました。冬は鍋物を多めに作っておけば、しばらくそれでしのげて楽ですが、一人だとリメイクなどしても飽きてくるという難点もあります。
晩ごはんを食べつつ、昨夜録画した【ドキュメント72時間】を視聴。 錦糸町の多国籍食材店が舞台でした。バングラデシュの人が多いように感じたたのは、店主さん自身がバングラデシュ出身だからでしょうか。出稼ぎの人、永住権を得て長年日本に住んでいる人、海外から来て立ち寄った人──アジア圏中心に様々な国の人がいる中で、ミャンマーの軍事クーデターを逃れて来て、それ以来ずっと日本にいて家族も得て、でも故国に帰りたいと言う人が印象的でした。
食後【突撃!カネオくん】の新春スペシャルも流し見しました。
シャワーの後【新美の巨人たち】は録画して(テーマ的にいつか息子も観るかもと思いましたし)、NHKスペシャルを観ました。能登の或る限界集落とそこに暮らす人々。一年前に大地震に見舞われ、それでも春には美しい桜が咲き、徐々に復興を進めてきた人たちを襲った「千年に一度」の豪雨。川が氾濫し、或る人は自宅兼職場が被害に遭い、或る人は収穫目前の畑が壊滅し……二度の大災害により、ついに殆どの住民が村を離れる決断をせざるを得なくなります。
本当にどうしてこんなことが──と、言葉もありません。観ているだけで辛いです。