バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマン&ヒュー・ジャックマン主演で、先頃クランクアップしたばかりの映画『オーストラリア』関連こぼれ話。
年を越したくないので今日のうちにアップしておきます。
The Daily Telegraph
まだ撮影中の話ですが、先頃の総選挙に勝利した労働党新政権で芸術相となるピーター・ギャレット氏がセットを訪れたとのこと。
デイヴィッド・ウェナムやケイト・ブランシェットが労働党支持だということは、その選挙中の画像でも明らかでしたが、結局ヒューもそうなんでしょうか?映画演劇界は概ね労働党寄りと見ていいのかな。
このところ豪映画産業は、国外(主にハリウッド)にスターや様々な人材を「輸出」しながらも、国内ではかつてないほどの落ち込みを見せているそうですが、労働党は総選挙のおり、新しい芸術振興政策を公約として掲げていたし、期待を寄せられているんでしょうね。
もちろん『オーストラリア』という作品自体にも豪映画界の存亡がかかっている、と言っても大げさではなく、更にそれ以外の経済効果も期待されているようで、そのあたりは下の記事からも伺えます。
The Australian
この映画によって、かつての『クロコダイル・ダンディ』効果同様、オーストラリアへの観光客、旅行客の増加も見込まれているということですが、どうなりますか。
日本からの旅行者はむしろ減るんじゃないかという気もします……