なんと久しぶりの「レ・ミゼラブル」カテゴリー!
本日ブックオフへ本やDVD等を売りに行き、ついでにちらっと売り場も覗いたところ、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のパンフレットを発見。この店舗では以前もレミゼや『ミス・サイゴン』の過去公演、また石丸幹二さん在籍時の劇団四季の公演パンフレットなどを入手したことがありました。このたびもちょっと中を覗いたところ、「え、これもしかして初演?」と気づき、矢も盾もたまらずレジへと向かいました。
改めて中身を検分したところ、紛れもなく『レ・ミゼラブル』1987年帝劇初演パンフでした。価格は本来108円のはずが(それでも十分安いけれど)なんと新年特別価格で20%オフの86円!
ヤフオクやeBayならその10倍どころか100倍の値をつけても買う人はいるだろうに、これだからブックフは物の価値がわかっておらぬ!と、なぜか憤慨しながら持ち帰りました。
……などと言ってますが、日本初演の頃、行きたくても状況が許さず観に行けなかった自分が、30年を経てこういうものを手にできるのだから、或る意味いい時代になったものだと思います。
スマホを持っていないし、あまりこういう所で大っぴらにするのもどうかと思うので、画像などは上げませんが、個人的に気になる箇所をちょっとだけピックアップします。
まずジャベールさんについては
「法の代弁者を自認する切れ者の警部。囚人時代のジャン・バルジャンを知っており、のちに再会してからは、執念で追い回す。だが、学生たちの決起のとき、バリケードの中でジャン・バルジャンに助けられ、あまりに深いヒューマンな愛に、彼の正義はくずれていく。」
だそうです。
扮装写真は別ページのジャン・バルジャンともども、もちろん鹿賀丈史さんと滝田栄さん。ジャベールさんはプラス佐山陽規さんもいらっしゃいます。
続いてアンジョルラス。演者は今は主に声優としてご活躍の内田直哉さん。そして、今もミュージカル舞台で活躍中の福井貴一さん。
「人望厚い学生たちのリーダー。圧政に苦しむパリ市民を救おうと、理想に燃えて、革命軍を組織した。統率力があって、鋭い頭脳の持ち主だが、バリケードの戦いで倒れる。短い出会いではあるが、ジャン・バルジャンのよき理解者でもあった。」
ジャン・バルジャンのよき理解者……そ、そうだったのか
その他、出演者の皆さんもさることながら、マッキントッシュもジョン・ケアードも若いなあ……などと思ったり
数々の舞台写真や「夢やぶれて」の歌詞が現在と違うこと等も興味深く、読み物ページも改めてゆっくり読みたいと思います。
ご存知のかたも多いと思いますが、『レ・ミゼラブル』日本初演キャストはこのページなどに記録されています。