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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

FNSうたの夏まつり2018

2018-07-25 22:43:31 | 演劇・ミュージカル
ときどき
今日も暑かったです。湿度高いのがきつい……
生協の荷物受け取りがあるので外出もせず、ただ夜にフジテレビ系列で放送される【FNSうたの夏まつり】だけを楽しみに一日を乗り切りました。まさに「今日も〜また一日を生き延びた〜」状態。

FNSうたの夏まつり2018

何が楽しみかだったかと言うと、映画『グレイテスト・ショーマン』トリビュートと、その後のミュージカルパート。
TGSのバーナム役は別所哲也さん。歌詞は原語。衣装も公式のものを使わせてもらったとか。別所さん、背も高いしサーカス衣装がお似合いでした。ツイッターを見ていると、各ナンバーの歌唱については皆さんご不満もあったようですが、ふざけることなく原典に敬意ある作り方になっていたから、自分的にはまあいいかな……と。
ディズニーメドレーはミュージカル系の歌い手さんばかりではなかったけれど、『メリー・ポピンズ』の平原綾香さん、『リメンバー・ミー』の石橋陽彩くんという、舞台や映画吹き替えに於ける「本役」お二人が出色でした。

21時台放送と聞いていたミュージカルコーナーがなかなか始まらずやきもきしましたが、ぎりぎり22時近くなって始まりました。
こちらは出演者の皆さんそれぞれ本役の人たち中心に、有名なナンバー、またミュージカルファンでない人にはあまりなじみないもの合わせて、たっぷり聴かせてくれました。
わたくし好きな石丸幹二さんは『オペラ座の怪人』から「オール・アイ・アクス・オブ・ユー」。クリスティーヌは本日大千穐楽を迎えた『シークレット・ガーデン』でも共演の昆夏美さん。CDでは「ポイント・オブ・ノーリターン」をデュエットしていたお二人ですが、声の相性が良くて素敵でした。何しろ地上波で石丸ラウルが聴けたということに感激。
そして『スカーレット・ピンパーネル』から「ひとかけらの勇気」。歌詞は宝塚版。ソロではなく宮澤エマさんとのデュエットでした。もしやエマさんはマルグリット?しかし、何しろ地上波で石丸パーシーが聴けたということに感激(こればっか)。
ラストは『レ・ミゼラブル』の「ワン・デイ・モア」を全員で。

バルジャン:別所哲也
マリウス:山崎育三郎
コゼット:生田絵梨花
エポニーヌ:昆夏美
アンジョルラス:城田優
テナルディエ: 蕪祐典(劇団4ドル50セント)
マダム・テナルディエ:宮澤エマ

と、上4人は実際この役を演じた経験のある皆さん。そして、

ジャベール:石丸幹二

です!

石丸さんのジャベールは、ご本人が司会者に抜擢される以前の『題名のない音楽会』でも聴いた(観た)ことがありますが、それより自分の印象に残っているのは、2014年10月のステージ【ミュージカル・ミーツ・シンフォニー】です。ゲストとしてジョン・オーウェン=ジョーンズさんが初来日したこの公演でもODMが歌われましたが、JOJさんを向こうに回しての石丸ジャベールは全く引けを取るものではありませんでした。ソロの「スターズ」も素晴らしかったです。なお、この時のODMではアンジョルラスパートもJOJさんでした。
その石丸ジャベを久しぶりに、それも地上波で聴くことができて、しつこいようですがやはり感激ひとしおでした。

それにしても、民放地上波の歌番組で(TGSやディズニーも合わせ)「ミュージカル」にこれだけ時間をかけ、丁寧に扱ってくれるとは──そして一つのコーナーとしてちゃんと成立させてくれるとは、つくづく良い時代になったものです。

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