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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

ヒューヒュー!・321 『ウルヴァリン』その他の新しいお仕事

2006-11-15 12:37:00 | ヒュー・ジャックマン
のち一時
ヒュー・ジャックマン&彼のSEEDプロダクション製作『ウルヴァリン』、新たな動きというほどでもありませんが、気になる新情報がはいって来ました。
IESB.net

つまり、X-MEN3では監督を降りていたブライアン・シンガーが、この『ウルヴァリン』の監督としてオファーを受けているのではないか、というのですが……

記事にもあるように、判っているのは、
・彼はまだスクリプトを見ていない。
・『スーパーマン』続編のプレ・プロダクションは2007年9月開始予定。
・ブライアンは『スーパーマン』始動前に『ウルヴァリン』を終えられるのなら考えてもいいと思っているが…
・ヒュー・ジャックマンはブライアンが監督に戻ることを強く望んでいる。
ということくらいだそうです。

そのことについてのヒューの現在の回答も、
「監督については、まだ交渉段階だよ。もちろんブライアンの名前は常にリストのトップにあるけれど、現時点で何か言うのは尚早だ」
と、断言を避けています。
2007年には撮影にはいれるか?ということについても、すべてはバズ・ラーマン映画がいつ終わるかにかかっているようです。
一応8月までという予定でしたが、ヒューは9月までかかるのではないかと言っているし、更に、『ウルヴァリン』にはいる前には、体造りや諸準備に4ヶ月くらい要するとのことで、製作は2008年初頭までずれ込むことになりそうです。

一方、そのバズ・ラーマン映画(早くタイトルを決めておくれ)がどうなっているかと言うと、↓こんな感じらしい。
ComingSoon.net

「バズにはダーレン(・アロノフスキー監督)と似たところがある。現在もリハーサルにはいってるし、撮影前にも六週間のリハーサルを行なうんだ。12月には一週間のワークショップがあるし、その他にもいろいろ……乗馬の練習もかなりした。馬には乗れるんだけどね。次のレベルに上らなくちゃいけないんだ。わくわくするよ。彼は仕事に全力を懸ける人で、それは僕の望むところでもあるからね。仕事についての全てが好きだし、自分のしたいことにしっかりとした意見を持ち、独創的で明確なヴィジョンを有する監督たちと仕事する意欲をかき立てられてもいる」

自分で監督をしたいとは思わないか?という問いに対しては
「いや、僕は優柔不断だから、きっとひどい監督になると思うよ。『どう思う、ヒュー?赤いドレスにするか黄色いドレスか』『うーん、どっちもいいね』『赤か黄色、どっちかに決めてよ』『そんなの判らないよ』っていう感じで」
なんて答えてます。
本人はプロデューサーの方が性に合っていると思っているようです。その話は、前も別の記事で読んだ気もしますが──
或るスクリプトに目を留めて、「これで行ける」と思えば最後までやり抜くけれど、
「でも、監督は毎日毎日300もの決断をしなくちゃならない。プロデューサーはそのバックアップや手助けは出来るけど、たとえば相応しい監督を選ぶにしても、強制される訳じゃないし、その場で即決しなくちゃいけないということもないし、400人もの人間が自分の決断を仰ぐために待っているなんてこともないと思うと、気が楽だね。幸い僕はパートナーにも恵まれている。デボラとジョン・パレルモとね。僕らはそれぞれが異なる能力を発揮して、うまく行ってるんだ。いい感じだよ」

その三人のSEEDプロダクションが現在進めているのが、英国BBC放送のミステリー・ミュージカル(ってどんなものなんでしょう?)"Viva Blackpool" を米CBSでリメイクする企画。
実は以前から上がっていた情報ですが、うちでは紹介しそびれていました。
ブラックプールと言えば、英国の有名な海水浴場であり、ダンス選手権の行なわれる所としても知られていますが、米版ではラスベガスが舞台になるようです。
しがないカジノのオーナーが巨大リゾートをオープンさせようと目論む話?
パイロット版にはヒュー自身がゲスト出演する予定とか。
一ヶ月後くらいには始動できると言っていますが……

他に『回転木馬』リメイクは、まだ脚本家や監督を探している状態だという話の後、ここでも『ウルヴァリン』に触れています。

SEEDの現在動いてる企画としては、ヒュー自身は出ないけど、豪FOXテレビで放送される、クリケットチームのドキュメンタリー・シリーズ(ノリとしては『GO!GO! ××ズ』みたいなものらしい)なんてのもあります。
The Daily Telegrph

その他、SEEDにもヒューにも、名前だけは上がっている企画が多数ある訳ですが……
この記事など見ると、少なくとも来年いっぱいはオーストラリアに帰っている予定らしいですね。
そもそもシドニーSEEDを設立したのも、豪映画界に貢献すると共に、とにかく自らの拠点を豪に置いて、仕事を選びたい気持ちがあったからではないかと思うし。

映画やテレビも気がかりですが、2008年には、ヒュー自身がシドニー・シアター・カンパニー公演に出るかも、という、以前本人が洩らしていた話も気になります。
ジェフリー・ラッシュ、リチャード・ロクスボロ、そしてケイト・ブランシェット等が、オーストラリアの舞台への回帰を表明している時でもありますし、これも実現してほしいとは思いますが……

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