東京は梅雨入りしたそうで、今日も朝から雨が降っています。
さて、海外では数日前から噂になっていた本日の情報、eiga.com にも上がって来たのでリンクしておきます。但し現時点では「噂」の一つに過ぎず、確定事項でも何でもないことはお忘れなく。
「つぐない」ジェームズ・マカボイが「ホビットの主役」に?
[eiga.com 映画ニュース] ピーター・ジャクソン製作総指揮、ギレルモ・デル・トロ監督で2部作として映画化される「ホビット(The Hobbit)」の主役ビルボ・バギンス役の有力候補に、「つぐない」のジェームズ・マカボイが挙げられている、と英デイリー・エクスプレス紙がスクープした。ビルボは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」3部作ではイアン・ホルム(現在77歳)によって演じられたが、その前日譚となるJ・R・R・トールキンによる原作小説「ホビットの冒険」では、ドワーフの財宝を取り返すため、魔法使いガンダルフや13人のドワーフらと、ミドルアースを旅する物語の真の主役である。
同紙によると、関係者の言葉を引用し、「ダニエル・ラドクリフやジャック・ブラックの名前も入った候補者リストが秘かに出回っているんだが、ジェームズこそが製作陣のトップが本当に求めている俳優だ。彼らはすぐにでも彼と話し合いを持ちたい意向で、あまり遠くない将来、契約に漕ぎ着けるだろう」とのこと。さらに「候補者は2、3名に絞られ、私たち全員が同意した。私たちのファーストチョイスは、全く魔法のようなんだが、全員が同じ名前を挙げたんだ」と、デル・トロ監督はジャクソンとミーティングをし、ビルボ役について同意に至ったと伝えている。
映画「ホビット」は09年よりプロダクションがスタート。11年12月、12年12月公開予定。かつてデル・トロ監督は今春、「1年後にキャストを発表する」と英エンパイア誌に語っており、真偽はさておき、予想以上に早いキャスト情報と言えそうだ。
マカボイと言えば、05年のC・S・ルイス原作のファンタジー大作「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」へ出演以後、世界的に注目されるようになった英国人俳優。オスカーで数部門候補になった「ラストキング・オブ・スコットランド」や「つぐない」で主演。6月全米公開されるアクション大作「ウォンテッド」(9月日本公開)でも、オスカー男女優アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマンを向こうに回し、主演している。
噂の出所その他については、The One Ring.net がここでまとめています。
先々週末(5月25日)、ピーター・ジャクソン&ギレルモ・デル=トロとトールキンファンの間でチャットが行われた時には、ビルボやドワーフたちのキャスティングについては「未定」ということで、具体的な名前は出ていなかったんですけどね。
チャットの内容は、同じく TORn のこちらに出ていますが、英文を全部読むだけの気力がない私のような人のためには、これまた eiga.com でその概要をまとめてくれています。
「ホビット」のP・ジャクソン&G・デル・トロがチャットに参加!
[eiga.com 映画ニュース] 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作(以下「LOTR」)の物語の前史を描く「ホビット(The Hobbit)」の製作総指揮ピーター・ジャクソンが同作の本拠地となるニュージーランドから、監督のギレルモ・デル・トロが「ヘルボーイ2(Hell Boy II: The Golden Army)」(7月11日全米公開)をポストプロダクション中のロンドンから、5月24日夜、それぞれチャットに参加して熱狂的な「LOTR」ファンの質問に答えた。
2部作となる「ホビット」の公開時期は、2011年12月と12年12月になる模様。09年のうちに脚本作りやコンセプトデザインなど全ての準備を進め、10年の丸々1年間をかけて2本分撮影するという。
撮影については全編CGのみを使うのではなく、前作「LOTR」以上に精緻でリアルな巨大セットを建設し、そこでロケするようだ。デジタルではなく銀塩フィルムで撮影、アニマトロニクスなども使ってCGと融合させるとか。音楽は「LOTR」同様にハワード・ショアへ依頼することで決定している。
キャスティングについては、イアン・マッケラン演じるガンダルフ、アンディ・サーキス演じるゴラムは決定済み。イアン・ホルム(現在76歳)演じるビルボ・バギンズの復帰も考えているようだ。ただし、フラン・ウォルシュとデル・トロ監督が共同執筆中の脚本が完成するまで、詳しくは明かせないとのこと。デル・トロは何らかの役で、「ヘルボーイ」のロン・パールマンを起用したい意向だ。
ジャクソンとデル・トロの出会いは、「LOTR」のパーティらしい。当時かなり太っていたジャクソンは、デル・トロのズングリとした体型、少し奇妙な英語の発音、ダークなビジュアルセンスに親近感を抱き、惚れ込んだとか。2人のカメオ出演に関しては、スタジオが許さないだろうと前置きしながらも、互いに「(体型が)ホビットだから」と意外に前向きだった。
スティーブン・スピルバーグ監督と共同で製作する「タンタン」も同時進行中の多忙なジャクソンは、「ホビット」のメガホンを取る可能性について、「ギレルモが許してくれるなら、第2班監督でもやってみたい」とユーモアを混じえて答えた。
更に、日頃お世話になっているブロガーさんたちもまとめを載せて下さっていますので、ご覧になってみて下さい。
萌映画
るるむく日記
サー・イアン・ホルム=ビルボについては、ナレーション説もあるみたいですね。氏のビルボがあまりにも完璧だったから、新たにどなたが演じるにしても大変そうですが。
ロン・パールマンの出演があるとしたら、やっぱりスマウグの声とか……?
『ロード・オブ・ザ・リング』出演者がまた出るかも!?出てほしい!と一部で盛り上がっている『指輪』絡みのキャスティングについては、実は自分はかなり冷めています。ガンダルフとゴラム以外、正直言ってどうでもいいです。執政家も別に出さなくていいや。
そんなことよりも、ホビットならホビットで、トーリンやスランドゥイル王やバルドのキャスティングの方が遥かに気になるし、スマウグやビヨルンの造形もちゃんとしてほしいと思います。
ビルボ=マカヴォイ説に話を戻すと、これはいいキャスティングですね。「ホビット」らしい雰囲気もあり、イライジャ・ウッド=フロドの血縁としても違和感ありません。実現してくれたら嬉しいです。
『つぐない』も観そびれている映画の一つですが、今月下旬、近くのシネコンの企画上映で観られるということなので、行きたいと思っております。
彼ならナイスなホビットをやってくれそうな気もしますがね。
確かに、フロドと親戚って気がしますね。
実際、以前イライジャと間違えられてサインを求められたという話もどこかで見た覚えがあります(笑)。