劇団四季創立者の一人で前代表を務めた浅利慶太氏が7月13日逝去されたそうです。
ニュースは各メディアに上がっていますが、これはやはり本家から。
劇団四季
浅利演出事務所
様々な記事へのリンクは明日「ツイッターまとめ」に上がると思います。
わたくし自身は四季オタというわけではなく、その舞台も数えるほどしか観に行っていませんが、日本のミュージカルファンで四季を通らなかった人は殆どいないと思います。特に東京では、小学校の行事として「ニッセイ名作劇場」を日比谷の日生劇場まで観に行き、舞台の楽しさを知ったという人も少なくないはずです。自分もその一人でした。日下武史という名優を擁しての『ベニスの商人』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』、またアヌイの『ひばり』等ストレートプレイに於いても後世に残る舞台がありました。
常設劇場でのロングラン公演、チケットシステムの確立等、興行形態に於いて残した足跡も大きく、日本の於けるミュージカルの発展、隆盛はこのかた無しでは語れません。
各メディアで、浅利先生に育てられた元四季の看板俳優として、鹿賀丈史さんや市村正親さんのインタビュー記事が掲載されていますが、自分は石丸幹二さんのファンですから、まずは追悼文が掲載された公式サイトのトップページを。
石丸幹二オフィシャルサイト
関連ツイートも幾つか貼っておきます。
石丸幹二さん「本当ですか?」 浅利さんが残した励まし https://t.co/penOW7eAOk
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年7月18日
石丸幹二 恩師・浅利慶太氏死去に哀悼「灯台のような存在でした」/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/2xBxgJwujM #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) 2018年7月18日
そして石丸さんご自身のアカウントからも。
演劇への扉を開けてくださった浅利慶太先生ありがとうございました。心よりの感謝と哀悼の意を表します。https://t.co/MACsPf2UO3
— 石丸幹二 (@team_kanji) 2018年7月18日
ディズニーアニメ『ノートルダムの鐘』吹替版にまつわるこの一連のツイートも、初めて知るエピソードでした。
石丸さんの退団前後の事情についてはいろいろありましたが、俳優そして歌い手としての「石丸幹二」さんの基礎を築いてくれたのは紛れもなく浅利慶太先生です。昨年末、浅利事務所で『この生命誰のもの』が上演された時に再会、和解できて本当に良かったと思います。
昨日 東京にある #劇団四季 の #自由劇場 で #浅利演出事務所 による#この命誰のもの を見てきました。
— 石丸幹二 (@team_kanji) 2017年12月9日
約10年ぶりの再会 懐かしい方々 私も出演したことのある思い出の作品
今日のこの日に 感謝#石丸幹二 pic.twitter.com/gxCfyROMcW
浅利慶太先生のご冥福をお祈り申し上げます。