雪が降る

今日はBelfastに珍しく雪が降りました。昼過ぎにはもう雨になっていましたが、すこし積もっていましたね。
氷点下近くまで冷え込むことは多いのですが、あまり雪が降らない港町ですから、今日の光景はすこし驚きました。まあ、天気予報から降る見込みがあるとは知ってはいたのですが。

実は今、うちのラボでは色々な騒動が勃発しており、混乱しています。私の留学がすぐにでも終わりになるかどうかは判りませんが、その可能性を秘めています。は～、どうしたものかな～と、悩みは尽きませんね。
まさか、こんなことになるとは……

かつて大英帝国最盛期のヴィクトリア朝で首相を務めた初代ビーコンズフィールド伯爵ベンジャミン・ディズレーリ卿Sir Benjamin Disraeli, 1st Earl of Beaconsfieldは言いました。

小さなことに揺らぐのは小さな心である
Little things affect little minds

なるほど、仰るとおり、大きな心でど～んと構えたいところですが、私のような小人にはなかなか難しいものですね。
ディズレーリという人物はなかなか興味深く、私は彼の好敵手といわれるグラッドストンよりも、彼を高く評価しています。もちろん世界一の帝国の首相に登り詰めるくらいですから野心的ではあったのでしょうが、自己評価と他者からの評価の差に苦しみ、悩み苦しんだ青年期のエピソートが私は好きですね。
苦労しても大成できるとは限りません。しかし、苦労しなければ大成できません。

私ももうすこし頑張ってみることにしましょう。