*本記事はすこし改稿しました。私はこれまで読者の存在をあまり意識してきませんでしたが(所詮私的なブログなので)、今後は読者のご意見を参考にしながら書くことに致します。本記事は読者の方からのレスポンスを鑑みて、すこし書き直した部分と補足した部分があります。
日本での滞在期間が長くなってきました。
Youは何しに日本へ? そう問われた際に、面倒に感じている時は「ただの夏休みですよ、アハハ」という説明をしていますが、もちろん、実際は違います。資格を取得するための研修も受講しましたが、一番の目的は当然「共同研究の遂行」であります。契約上、臨床もしていますが、やはり研究をこそしたいのです。
私がお世話になっている研究所では、東北地域住民から様々なデータを取得している、世界的にも類を見ない研究機関です。正直申し上げて、私自身、色々と思うところはあります。しかし、たしかに一つ言えるのは「取得されたデータは、ちゃんと研究利用・解析されなければ、取得した意味がない」ということです。
私は、東北地方の地域住民からすでに取得された膨大なデータの中から、せめて自分の放射線研究に活用できそうな点を有効にしたいと願っています。これまでに英国で取り組んできた研究と合わせることで、将来的に福島原発被災地に還元できるような、興味深い学術成果が得られるのではないかと考えています。したがって、英国の学術機関に籍を置いたまま、今は日本へ出向する形で、日英共同研究に取り組んでいます。
ただ、この研究所は研究者に対してある意味で過剰なまでに恵まれているのですが、残念ながら事務スタッフの貧弱さが目立ちます。これは東北大学全体に言えることかもしれませんが、事務仕事の多くにいわゆる「パートのおばちゃん」「田舎のおばちゃん」を雇っているせいで、事務方のパフォーマンスが全体的に低調なのです。
「研究のプロ」には、当たり前ですが、「事務のプロ」が必要です!
しかし、我が国を代表する学術機関として指定国立大学法人でさえ、「事務仕事も満足に行えないくせにおしゃべりと言い訳だけは一人前のおばちゃん」たちが跋扈してます。やはり悪貨は良貨を駆逐するものなのでしょう。もちろん、全員が無能とは言いませんが、パート感覚でいい加減な気持ちで、東北大学内の日本最高峰の先端的な研究所で事務をやっている方々があまりにも多すぎます。簡単な内容ならばともかく、すこし複雑化すると途端に機能停止する方々が少なからずいます。
それではやはり困ります。
本来ならば、世界一を目指す学術機関の事務部門は「世界一の事務部門」でなければならないのですから。
事務方をしっかりと育成する必要もあるでしょう。英語コミュニケーションの研修(せめて簡単な挨拶と事務対応くらいは出来るように)など、研究者だけでなく機関全体の人材育成を進めていくべきでしょう。
事務作業に代表されるように、これは日本の研究機関に共通して言えることなのかもしれませんが、「裏方的な仕事を軽視している」ことは大きな弱点ではないでしょうか?
当然研究者の頑張りも大事ですが、同時に周囲のスタッフのレベルも上げていかないと、英国など諸外国に比べて研究効率が落ちてしまうと思います。
たとえば、昔は多くの大学研究室で「助手」や「技官」というポジションの方々がいました。彼らは必ずしも目立った仕事はしなかったのかもしれませんが、大学院重点化や国立大学の独立行政法人化に伴う研究関連費削減によって、どんどん姿を消してしまいました。もちろん、事務のスタッフ数も減りました。
これではマズいのではないかと私は思うわけです。
これでは世界と戦えないのではないかと…
英国であればイライラすることがあっても不貞寝するしかありませんが、日本には美味しいものが沢山ありますから。ストレス解消にヤケ食いしています。
日本で絶対に太ってしまったorz
日本での滞在期間が長くなってきました。
Youは何しに日本へ? そう問われた際に、面倒に感じている時は「ただの夏休みですよ、アハハ」という説明をしていますが、もちろん、実際は違います。資格を取得するための研修も受講しましたが、一番の目的は当然「共同研究の遂行」であります。契約上、臨床もしていますが、やはり研究をこそしたいのです。
私がお世話になっている研究所では、東北地域住民から様々なデータを取得している、世界的にも類を見ない研究機関です。正直申し上げて、私自身、色々と思うところはあります。しかし、たしかに一つ言えるのは「取得されたデータは、ちゃんと研究利用・解析されなければ、取得した意味がない」ということです。
私は、東北地方の地域住民からすでに取得された膨大なデータの中から、せめて自分の放射線研究に活用できそうな点を有効にしたいと願っています。これまでに英国で取り組んできた研究と合わせることで、将来的に福島原発被災地に還元できるような、興味深い学術成果が得られるのではないかと考えています。したがって、英国の学術機関に籍を置いたまま、今は日本へ出向する形で、日英共同研究に取り組んでいます。
ただ、この研究所は研究者に対してある意味で過剰なまでに恵まれているのですが、残念ながら事務スタッフの貧弱さが目立ちます。これは東北大学全体に言えることかもしれませんが、事務仕事の多くにいわゆる「パートのおばちゃん」「田舎のおばちゃん」を雇っているせいで、事務方のパフォーマンスが全体的に低調なのです。
「研究のプロ」には、当たり前ですが、「事務のプロ」が必要です!
しかし、我が国を代表する学術機関として指定国立大学法人でさえ、「事務仕事も満足に行えないくせにおしゃべりと言い訳だけは一人前のおばちゃん」たちが跋扈してます。やはり悪貨は良貨を駆逐するものなのでしょう。もちろん、全員が無能とは言いませんが、パート感覚でいい加減な気持ちで、東北大学内の日本最高峰の先端的な研究所で事務をやっている方々があまりにも多すぎます。簡単な内容ならばともかく、すこし複雑化すると途端に機能停止する方々が少なからずいます。
それではやはり困ります。
本来ならば、世界一を目指す学術機関の事務部門は「世界一の事務部門」でなければならないのですから。
事務方をしっかりと育成する必要もあるでしょう。英語コミュニケーションの研修(せめて簡単な挨拶と事務対応くらいは出来るように)など、研究者だけでなく機関全体の人材育成を進めていくべきでしょう。
事務作業に代表されるように、これは日本の研究機関に共通して言えることなのかもしれませんが、「裏方的な仕事を軽視している」ことは大きな弱点ではないでしょうか?
当然研究者の頑張りも大事ですが、同時に周囲のスタッフのレベルも上げていかないと、英国など諸外国に比べて研究効率が落ちてしまうと思います。
たとえば、昔は多くの大学研究室で「助手」や「技官」というポジションの方々がいました。彼らは必ずしも目立った仕事はしなかったのかもしれませんが、大学院重点化や国立大学の独立行政法人化に伴う研究関連費削減によって、どんどん姿を消してしまいました。もちろん、事務のスタッフ数も減りました。
これではマズいのではないかと私は思うわけです。
これでは世界と戦えないのではないかと…
英国であればイライラすることがあっても不貞寝するしかありませんが、日本には美味しいものが沢山ありますから。ストレス解消にヤケ食いしています。
日本で絶対に太ってしまったorz
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