「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

仙台おさんぽ

2016-05-01 | 雑記
今日は私にとってGW最後のお休みでした。
被災地診療支援なども行いながら、あとは7日土曜日まで駆け抜けます。

というわけで、今日はお休みをエンジョイするべく、ちょっと杜の都・仙台を散策してみました。さすがはGWというべきか、開店したばかりのS-PAL仙台効果というべきか、通行人がやはり普段よりも多い気がしました。
人混みの西口へと行ってみました。写真は西口近くの隠れ家的なカフェで頼んだカプチーノです。とてもお洒落な感じで、「仙台侮りがたし」のイメージを私に与えたお店でした。街を歩くと、その土地の色々な表情を見ることが出来ます。仙台は「楽都」と言われるだけのことはあって、耳を澄ませば、街のどこかで楽しそうな演奏が流れていることに気づきました。

研究拠点はほぼ東北大学だけに集中しており、残念ながら、このような環境下で仙台が学術都市になるのは難しいのではないかと思われますが、きっと暮らしやすい街だなとは思っています。
七夕をはじめ色々なイベントが定期的に開催されていますから、活気もあって、生活を営むにはとても便利でしょう。研究はどこでもやろうと思えばできます。だから、「研究者は場所にはあまりこだわってはならない」と、かつての恩師から言われたことがありました。私は医学者の端くれなとしてやはり研究環境という点には注意しますが、研究拠点がある街の性格には無頓着です。もちろん、治安が良かったり、インフラが整備されていたり、過ごしやすいのが一番ではありますが。杜の都はその点、安心していいのかもしれません。

2011年大震災を契機に被災地で臨床に携わってきましたが、最近になって「よし、仙台でまずは頑張ろう」と思ったのでした。だから、まあ、出来るだけ仙台のいいところを見出して、この街に愛着を抱くことが出来ればいいなと今は考えています。