この日記は受験当時、mixiに書いたものだが、ネット上に公開すべく、こちらに転載することとした。
★受験当日のお話★
2012年9月23日 (日曜日)
彼岸を過ぎ、急に寒くなった雨の東京で、第1回日本ビール検定:通称「びあけん」が開催された。
http://www.kentei-uketsuke.com/beer/introduction.html
(2012年)7月、とある本屋でこのパンフレットを見つけ、
「受験せねば!!!」
と、すぐに公認テキストを購入し、勉強した。
好きなことの勉強となれば、楽しいものである。
とは言いつつ、2013年からの上海赴任が決まっていたので、同時に中国語の勉強もせねばならず、時間に限りがある中での勉強となった。
まぁ、9割ほどは勉強できたかな? という状態で受験。せっかくなので3級,2級併願で受験した。
あ、ちなみにビール検定といっても、利き酒をするわけではなく、ビールの薀蓄・知識量が試されるってだけである。
~~~
まずは3級。
4択マークシート方式である。
60分で100問なので、1問にかけられる時間は1分未満。正直、悩んでいる暇はない。分からない問題は直感で答えて、時間が余ったら後から見直し&考え直す方法を採った。
40分ほどの休憩を挟み、続けて2級も受験。同様に60分100問。
~~~
手ごたえは。。。
予想以上に細かな問題が出されたな。。。という印象。
まさか、細かい年号まで覚えなければならないとは。
第1回目の宿命で、過去問がなく、問題の傾向は想像するしかなかった。
「全問正解者にはビール1年分贈呈。」という賞品があることを事前に知っていれば、もっと勉強がんばったのにな・・・(笑) と思いつつ、3級は正答率90%、2級は80%くらいかな? という感触だった。
~~~
翌日、Webサイトに解答が発表されたので、持ち帰った問題用紙に記した自分の解答を基に、自己採点を実施。
3級=85点、2級=85点
と思われる。
3級合格基準が60点、2級は70点ということなので、おそらく合格できているだろうが、結果は正式発表の10月下旬まで待たねばならない。
~~~
2級合格者には1級への挑戦権が与えられるというので、来年(2013年)は1級にチャレンジしたいものである。
(しかし、2015年4月時点で上海に赴任中であり、1級チャレンジは上海赴任終了後の日本帰国まで見送り。)
~~~
参考になるかどうかわからないが、実際に出題された問題をいくつか紹介する。
(正解は白文字で書いている、テキスト選択により色を反転させて確認すべし)
3級
Q1
トラピストビールはベルギー、オランダのトラピスト修道院でつくられている上面発酵タイプで、びん内熟成させたものである。次の選択肢より、トラピストビールに該当しないものを選べ。
1)ヒューガルデンホワイト
2)シメイ
3)オルヴァル
4)ウェストマール
正解=1)
Q2
かつて、「男は黙ってサッポロビール」のテレビCMに出演した俳優を次の選択肢より選べ。
1)三船敏郎
2)石原裕次郎
3)三浦友和
4)渡哲也
正解=1)
2級
Q3
日本人醸造家による初のビール工場である「開拓使麦酒醸造所」が開設されたのは何年のことか、次の選択肢より選べ。
1)1869年(明治2年)
2)1870年(明治3年)
3)1876年(明治9年)
4)1877年(明治10年)
正解=3)
Q4
ビールの発酵工程では酵母の働きにより、さまざまな香気成分が生成されるが、発酵工程で生成されるエステル類に該当しないものを次の選択肢より選べ。
1)カプロン酸エチル
2)ジアセチル
3)酢酸エチル
4)酢酸イソアミル
正解=2)
この手の化学知識が必要な問題がそこそこ出題されているのだが、大学で化学を専攻していた私にとっては助かった。化学式や化学用語が出てきても、すんなり理解できたことは、受験に際しての大きなアドバンテージとなった。
例えばこのQ4は、丸暗記する必要がなく「エステル類に該当しないもの」という部分だけで答えが2)だと分かる。1)、3)、4)は薬品名を見れば、これらが「エステル類」だと知っているからだ。
★合格発表のお話★
結果は2級も3級も合格だった。このお話はまたの機会に。。。書く・・・かも?
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★受験当日のお話★
2012年9月23日 (日曜日)
彼岸を過ぎ、急に寒くなった雨の東京で、第1回日本ビール検定:通称「びあけん」が開催された。
http://www.kentei-uketsuke.com/beer/introduction.html
(2012年)7月、とある本屋でこのパンフレットを見つけ、
「受験せねば!!!」
と、すぐに公認テキストを購入し、勉強した。
好きなことの勉強となれば、楽しいものである。
とは言いつつ、2013年からの上海赴任が決まっていたので、同時に中国語の勉強もせねばならず、時間に限りがある中での勉強となった。
まぁ、9割ほどは勉強できたかな? という状態で受験。せっかくなので3級,2級併願で受験した。
あ、ちなみにビール検定といっても、利き酒をするわけではなく、ビールの薀蓄・知識量が試されるってだけである。
~~~
まずは3級。
4択マークシート方式である。
60分で100問なので、1問にかけられる時間は1分未満。正直、悩んでいる暇はない。分からない問題は直感で答えて、時間が余ったら後から見直し&考え直す方法を採った。
40分ほどの休憩を挟み、続けて2級も受験。同様に60分100問。
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手ごたえは。。。
予想以上に細かな問題が出されたな。。。という印象。
まさか、細かい年号まで覚えなければならないとは。
第1回目の宿命で、過去問がなく、問題の傾向は想像するしかなかった。
「全問正解者にはビール1年分贈呈。」という賞品があることを事前に知っていれば、もっと勉強がんばったのにな・・・(笑) と思いつつ、3級は正答率90%、2級は80%くらいかな? という感触だった。
~~~
翌日、Webサイトに解答が発表されたので、持ち帰った問題用紙に記した自分の解答を基に、自己採点を実施。
3級=85点、2級=85点
と思われる。
3級合格基準が60点、2級は70点ということなので、おそらく合格できているだろうが、結果は正式発表の10月下旬まで待たねばならない。
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2級合格者には1級への挑戦権が与えられるというので、来年(2013年)は1級にチャレンジしたいものである。
(しかし、2015年4月時点で上海に赴任中であり、1級チャレンジは上海赴任終了後の日本帰国まで見送り。)
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参考になるかどうかわからないが、実際に出題された問題をいくつか紹介する。
(正解は白文字で書いている、テキスト選択により色を反転させて確認すべし)
3級
Q1
トラピストビールはベルギー、オランダのトラピスト修道院でつくられている上面発酵タイプで、びん内熟成させたものである。次の選択肢より、トラピストビールに該当しないものを選べ。
1)ヒューガルデンホワイト
2)シメイ
3)オルヴァル
4)ウェストマール
正解=1)
Q2
かつて、「男は黙ってサッポロビール」のテレビCMに出演した俳優を次の選択肢より選べ。
1)三船敏郎
2)石原裕次郎
3)三浦友和
4)渡哲也
正解=1)
2級
Q3
日本人醸造家による初のビール工場である「開拓使麦酒醸造所」が開設されたのは何年のことか、次の選択肢より選べ。
1)1869年(明治2年)
2)1870年(明治3年)
3)1876年(明治9年)
4)1877年(明治10年)
正解=3)
Q4
ビールの発酵工程では酵母の働きにより、さまざまな香気成分が生成されるが、発酵工程で生成されるエステル類に該当しないものを次の選択肢より選べ。
1)カプロン酸エチル
2)ジアセチル
3)酢酸エチル
4)酢酸イソアミル
正解=2)
この手の化学知識が必要な問題がそこそこ出題されているのだが、大学で化学を専攻していた私にとっては助かった。化学式や化学用語が出てきても、すんなり理解できたことは、受験に際しての大きなアドバンテージとなった。
例えばこのQ4は、丸暗記する必要がなく「エステル類に該当しないもの」という部分だけで答えが2)だと分かる。1)、3)、4)は薬品名を見れば、これらが「エステル類」だと知っているからだ。
★合格発表のお話★
結果は2級も3級も合格だった。このお話はまたの機会に。。。書く・・・かも?
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