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旅行・スイーツ・お茶犬が大好き( *´艸`)

オスマン帝国外伝 第31話「心の嵐」、第32話「クリミアの恋人」

2019年12月22日 | 映画&TV

第31話「心の嵐」

このタイトル、ナイスネーミング。そりゃー。吹き荒れるわよねぇ。
大型トルネードよね。うふふふふ(*´艸`*)

忘れもしない、探していたアレクサンドラことヒュッレムの声を聴き驚きを隠せない。
けれども、確かめたわけではないので、ただ心臓が高鳴るだけ。
んん~。非常にもどかしいわぁ。さっさと確認できるといいのにね。

ヒュッレムは純粋に母后さまのお誘いが嬉しかったのに…。なんだか、可哀想だよ。
せめて純粋な気持ちは、純粋で対応して欲しいな。母后さまでしょうに。
謀など全く知らない(気が付かない)ヒュッレムは暢気にハディジェの新居を眺めていましたね。
後ろに元恋人がいて、後宮には取って代わろうとしている刺客がいるって言うのに。
けれども、ヒュッレムが1番心を痛める原因となる事が、…後宮内で起こってはいけないことが
起こってしまった。

その頃の子守役のギュルニハルはミフリマーフにミルクを与える為に席を外し、側にいた
マヒデブランも自分の考えに耽っていたため誰もメフメトを見ていなかった。
そのため、メフメトは庭園の池に落ちてしまったのである。
「きゃーっ」

庭園で側女たちが悲鳴をあげ、よそ見をしていたマヒデブランはすぐさま駆けつけて、
池に落ちたメフメトを拾い上げる。
きっと…私だったら、池に入って探すかも…。
無事だったからよかったものの、もしこれでなにかあったら(ヒュッレムが産んだ子とは言え
皇子ですから)近くにいたマヒデブランは宮殿にはいられなかったよね。

陛下は何をしていたか、というと…。
母后さまの放った刺客(ヒュッレム的に言うとね)サドゥカと2人きり。
そのサドゥカは陛下と寝所にはいったけど、そういう事をするため…じゃなくって、復讐をしようと実行に移したら…。
もう、運がないのよね~としか言えない。
騒ぎになったため、(メフメトが池に落ちた件ね)血相を変えてメフメトの許に向かった陛下の背中を見送るしかなくて。
サドゥカ、ざ~んねん。スンビュルが迎えに来ちゃったよ。

そうして、ハディジェの処から戻って来たヒュッレム。
何時もなら、息子メフメトの事故にマヒデブランが関わっているとものすご~~く疑っていたのが、旧宮殿から戻って来てからというもの、そんな態度は何処に行った という感じで居合わせた全員に見せたことで、今までのヒュッレムと違うと感心させました~。
さっすが、ヒュッレムね。そして、陛下はますますメロメロになって行くのであります。
(だから、悪魔なのか)
けれども本人からすれば、本心を隠す事を学んだだけだったことが、まぁニギャールとの話で
分かるけれどね。そのニギャールとの話で、実は陛下の寝室にサドゥカが呼ばれていたのよ、と聞き自分が母后さまと
ハディジェの家に行ったことすら謀だったのだと、この時に初めて知ったんだけど…。

さぁて、今後ヒュッレムはどう行動するのかな?

後日なのかな?
ヒュッレムの部屋にハティジェがやって来て、イブラヒムとの結婚により後宮を去る際
ギュルフェムも伴えないことをこぼすんだけど、本当に仲がいいよね~。

でも、普通に考えたらさ兄ちゃんの嫁さんを自分の新居(しかも新婚)に連れて行くって
ありえないよね? って思うのワタクシだけですかー?
そこで、悪知恵の働くヒュッレム(失礼っ!!)は、2度と母后さまに送り込まれないように、と
何気~にサドゥカを連れて行ったらどうですか? と提案する。
そう。「提案する」のがポイントよ。

マヒデブランのように命令のように言ってしまっては受け入れて貰えないからね。
ハディジェは母后さまにお願いをしてサドゥカを譲り受ける事になったんだよね~。

きっと、ものすごいホッとしたんじゃないかな、ヒュッレムは。
そして、何の音沙汰もないマヒデブランはどうしているか、というと。
彼女は今絶賛悩み中なのである。何に悩んでいるのかって?

そりゃ~あれですよ、あれ。

・ヒュッレムが後宮に戻って来たコト、
・陛下がギュルフェムを部屋に呼んだコト、
・ハティジェの新居の下見に(母后さまが)連れて行ってくれなかったコト、
・神聖な木曜の夜伽で陛下に悉く無視され続けたこコト、


なんていう気苦労からか胃の痛みが続き、とうとう体調を崩してしまうんだけど、
どうやらその症状が妊娠の時と同じものらしくて、ギュルシャーはマヒデブランに
「ご懐妊なのでは?」と言うんだけど、マヒデブランは「違うから」と何度も否定している。


……っていう所で、この回は終わるんだけど…。
珍しい終わり方だよねー。


*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*


第32話「クリミアの恋人」


も~何度も言うけど、ワタクシ的にはこのテレビの設定は好まない。だけど、仕方がないので
この関係は程よくスルーしようと思っています。
さぁて、この物語の冒頭は…。

ハディジェからだー。
サドゥカを側女として賜る事が出来て、良かったね。ハディジェは喜んだけども、その当の本人
サドゥカはやっぱりかなり抵抗した。行きたくないって。
彼女の本来の役目は陛下を弑することだからね。でも命令だから、という事で内通者の斧槍持ちのボンジュクに相談するんだけど…。

どうしてそういう事になるのか全くワタクシには理解できないのですがね、突然このボンジュクが後宮を(命令とは言え)去ろうとしているサドゥカに乱暴をし始めるんだけど…。
陛下の後宮内で、ですよ? 隠れているとは言え、そりゃ無謀というものではないんかい? 
突然ムラムラしちゃったんですかね?
サドゥカの悲鳴を聞いたスンビュルが駆けつけて、事なきを得たサドゥカ。(まあ、服は破けてしまったけれどね)ボンジュクは話を聞いて貰える訳もなく、後日斬首刑となったんだけど…。
話を聞いていたら、面白かったのになぁって思ったのはワタクシだけかしら?

さてさて。
ここの所ずーっと体調不良のマヒデブラン。
ギュルシャーはマヒデブランの体調不良は絶対に「ご懐妊」だと信じて疑わないため、大部屋の
側女に先走って話してしまうんだけど…。
それって、拙いよね。かなり拙いかな~…。
だって、陛下に触れられてもいないのにデキル訳がないのに…。

でも、1人寝の寂しい一夜を何度も過ごしているなんてコトはやっぱり打ち明けられないか。
ん~プライドもあるしデリケートな問題か。
それなのに、ぺらぺらとおしゃべりしてしまったから、母后さまの耳にまで入って祝福されて…。
母后さまの計らいで女医に診断された結果懐妊していなくて…。
これも、サドゥカとは違うけどある意味一種の辱めだと思いました。流石にこれはマヒデブラン、可哀想になったわ~。

そして、ここでもヒュッレムの悪魔的嫌み攻撃がさく裂。
ギュルニハルがマヒデブランの懐妊をヒュッレムに報告したんだけど、「ちょっと様子を見てきて」ってお願いをして、結果が懐妊していないことが分かったのね。
その報告を受けたヒュッレムは、わざとらしくマヒデブランの部屋にしれっと入ってきたのよね。

「ご懐妊とのこと、おめでとうございます」
な~んて言っちゃってさ。懐妊していないのを知っているのに。その時にはもうその場にいた全員が懐妊ではないことを知っていたので、お祝いにきた(とみんなは思っている。)その人に、
ハディジェは「懐妊していないから。もうその話はしないように」と言われて、またまたしれっと謝るんだけど、もう嫌みさく裂~。

そして、スッキリしたのかな、ヒュッレムは大好物のウズラ料理を自室で食事をしているのだけど、その食べる量がとんでもなくスゴイ。
その姿をみたニギャールは、当時の事を思い出して妊娠中思わずみたいと言う。
その言葉に心当たりがあるのかヒュッレムは医女を呼んでとニギャールに伝えてすぐさま確認させると…。

な、なんと。第三子懐妊の結果だった。

喜ぶヒュッレムはすぐさまは母后さまに報告する。その場には、何時ものメンバーがいて同じように喜んでいた。
マヒデブランは、自室に戻り思わず悔し涙を見せてしまう。その姿を見たギュルシャーはヒュッレムの命を奪うことを誓う。

っていう所で今回の物語は終わるんだけど…。
ホント、ギュルシャーってもろ刃の剣だなって思う。主人に一途っていうのかな。

次回はどういう始まり何だろう…。楽しみである。


オスマン帝国外伝 第29話「服従か死か」、第30話「美しき悪魔」

2019年12月22日 | 映画&TV

第29話「服従か死か」

このタイトルも意味深よねぇ…
物語の冒頭はヒュッレムの許にやってきたイブラヒム。

そうそう。
あの、「交換条件」を受け入れれば「無実の罪」から救ってやる、というヤツですね。
イブラヒムは、「ヒュッレムがマヒデブランに服従すること」を条件として受け入れれば
救ってやると言ってきました。
んー…。これはヒュッレムの気性からすると難しいか?
ワタクシだったら、「服従するフリ」とかしちゃうけどなぁ~…。さて、どんな結果? 
とか思ってみていると、
あれー? ちょっとご機嫌斜めでミフリマーフの面倒を見ていたギュルニハルの許に戻ってきた。

ギュルニハルはヒュッレムに、何を言われたのかを聞く。
「ばっかねー。宮殿に戻るチャンスをふいにしてー」ってギュルニハルに言われていたって事は、断っちゃったんだよね。
まぁ、2人きりで話している時にも断っていたから、本当に断るのかな、伏線かな、と思っていたんだけど…。
やっぱり断っていたのねー。


その頃のメフメトは相変わらず母が恋しいと泣き続けている。
そのことを知ったハディジェは、心を痛めてメフメトを連れて夜中にお忍びでヒュッレムのいる
旧宮殿を訪れた。
すると…。
あんなに泣き通しだったメフメトがピタリと泣き止んだ。

何時の時代もオカンは素晴らしいね。

ヒュッレムもメフメトも大喜び。
でも、束の間の再開もあっという間にお別れ。
もっと一緒に居たいと願うヒュッレムに、ハディジェは母后さまにバレたら大変だから、と宥めるけれど…。
ご免、ハディジェさま…。

もう既にバレてますぅ~…


宮殿に戻ったハディジェは、母后さまに皇位継承権を持つメフメトを伴った夜の外出をお忍びでした事に咎めるのですが…。
ワタクシ、その行動は間違っていないと思いますー。
間違っているのは、母后さまです。

メフメトよりも大きかったムスタファがマヒデブラン追放になりそうだった時にあんなに躊躇ったのに、どうしてその配慮が出来ないのーって言いたい。メフメトの方がもっと幼いっていうのに。
母親がヒュッレムだから? 
ワタクシは、ハディジェさまの考えが正しいと思いますー。

……そう、本当に言ってやりたいよ。


一方、ヒュッレムの居ない宮殿では、マヒデブランが悠々自適に過ごしていらっしゃいます。
そんな中、陛下のお召しがあって、その相手がギュルフェムだと知ったマヒデブランは
自分よりも距離が近いのでは…? ここでまた不安になっています。

安心して。マヒデブラン。
陛下は貴女を信用していないから。建前の第二皇帝妃ですからー。
(はー、ちょっとすっきりしたわ)


そんな中、後宮内では、アイシェの死後特に夜伽を務めている訳でもないサドゥカが、個室を占有していることに側女から不満の声があがっている。
しかーし。
サドゥカはどうしても個室でないとならない理由がある。けれども、そんな事は言えない……!! 仕方なく大部屋に移るけれども次の作戦を考えている。
それは…。
自由に動けるように、と夜伽を望むようになる。

そんなにうまくいくのかーっとワタクシは思ったけれど…どうなの?


後宮内はヒュッレムがいなくとも多少のいざこざはある。けれどもいよいよヒュッレムは何か決断をした見たいで。
それは、勿論ハディジェの婚約発表の宴に関する事よねーとワタクシはドキドキ。
馬車に乗り込んで、いざ宮殿へっっ。


っていう所で今回の物語はお終いー。
次が楽しみです。



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第30話「美しき悪魔」


……このタイトルってどうなのよー(笑)
ヒュッレムって、悪魔なの? って思っちゃった。
悪魔なのは、お互い様じゃないのーってね。


扉の前でヒュッレムはスンビュルを呼び出して、イブラヒムに伝言を伝えてもらう。
なんだけど…。
な ん だ け ど
なんだけどー

イブラヒムにしてやられたわぁって感じです。
陛下に、「ヒュッレム様はアイシェ殺しの犯人で無いことが分かりました」なんて言っちゃってさぁ。
陛下も陛下よ。ゲンキンな男ねっっ。
「ならば、直ぐに呼び戻せ」なんて言っちゃってさぁ。(←2回目)


そして、主役のご登場~
母后様、ハディジェ、そして。
あのいがみ合っていたマヒデブランの服の裾に、接吻をして敬意をみせた事に遠くで見ていた陛下はとても喜んでいた。
けれど、ヒュッレムは秘めた決意を抱えて後宮に戻って来たので、そういう人はとても怖いぞーって事です。
勿論、その逆も然りなんですけどね。
そんな後宮の闘争に終わりを告げるかのように見えるのは一時だけ。瞬きをする間だけの、ね。
後宮って、そういう所よね。

うふふふふ。(*´艸`*)

マヒデブランにしてみたら、また地獄の始まり?
ヒュッレムの改心を快く受け止めた陛下は早速一夜を過ごした。母后さまとの
「木曜の約束」を反故してまで。
陛下も自分のベッドに寝かせるのも嫌なんじゃないのかな、なんて思ったり…。
そういう意味では器がおっきいよね。

母后さまも色々と考えてみる。
ヒュッレムの天下にさせないために、新しく対抗馬として自分の側女のサドゥカを
陛下に送り込もうとする。
だけど、普通に送り込むだけだとヒュッレムに邪魔をされるかも知れない。
そう思った母后さまは、ハディジェの新居の下見にヒュッレムも誘う。

なーんーだーけーどー。
ここで、自分は誘われなかったと知ったマヒデブランは意気消沈してしまう。
それすら、計画的な事だと後程知ると笑っているのにね。
嫌な女だこと。

でも、ここでまた一波乱が起こるのよね。
調べてみれば、テオという人物は史実にはいないそうだから、これはもうこのドラマだけの
人物であることが分かったけど…。
このヒュッレム…もといアレクサンドラの「元恋人」っていう設定で、登場させて苦悩するって
いう意味ってあるのかしら…?

市場で絵を描いているレオという青年に出会うマトラークチュはその上手な腕をかって、
イブラヒム邸の天使の壁画制作の推挙しましてー。
ここに運命の悪戯を細工してしみました……みたいな感じで、ワタクシは好まない。

でも、ワタクシが好もうと好まないと物語は進んでいく。(そりゃそうだ)
マトラークチュは、イブラヒム邸にレオを案内して、天使の壁画を描けるかを確認している時に、
母后さまのお供で付き添ってきたヒュッレムがやって来る。

わぉ。凄い偶然ね。(ドラマだからね)

マトラークチュは後ろを向け、とくりんっと180度回転させられる。
「絶対に顔を上げるな」と言ってね。
これから、どうなるのかなー。

という所で、今回の感想はこれでお終いです。
次も楽しみですね。

オスマン帝国外伝 第27話「聖断」、第28話「ヒュッレムの追放」

2019年12月22日 | 映画&TV

第27話「聖断」

今回の物語の始まりはあれですね。イブラヒムのご家族から。
イブラヒムが陛下の元に戻るのに、父親と、兄が付き添うか付き添わないかで
なんやらやっていますが、結局付き添っていました。
オスマン帝国に無事について、陛下の許に戻る前に門の前でまた、色々と言ってました。
自分が入る墓は故郷にしてとかなんとか。

うーん…。イブラヒムラブの方には本当に、本当に申し訳ないんだけど…。
どうしてもこれ、茶番にしか思えないのよねぇ。ワタクシの目には。

そうして、陛下の許に戻ったイブラヒム。
またまた、心臓の鼓動は激しくて強いんだろうなぁ…と。
どういう気持ちで、陛下の許に行ったのかなぁ。
ワタクシなら、胃がキリキリするのかな。など、この時ばかりはイブラヒムの気持ちを
ついつい考えてしまいましたね。

そして、陛下はどんな気持ちだったのかな。
何を伝えるのかしら? と思ったら…。

何と。
なあぁぁんと←五月蠅いよ


あれほどチェレビーとの婚儀を考えていた陛下は考えを改めたようで。
ハディジェとの結婚の許可が下りた。

えー、どうしたの陛下。
イブラヒムの熱意に根負けしたの?


まぁ…。いいや。イブラヒムには興味がない。(ワタクシはね)
さて、問題はヒュッレムの濡れ衣よね。


ヒュッレムは一貫して無実を訴えているけれども、母后さまの冷淡な対応
(今風な若者な言葉で言うと、塩対応ね)を浴び続けている。
それでも、スンビュルやニギャール、ギュルニハルに金貨や宝石を全部差し出していた。
そう。全財産を出して、助けを求めているけれど、相手がちょっと…。
何とも権力のない人に向けてお願いしているんだけど、それだけ必死、ということよね。


遂には陛下までもヒュッレムの顔を見たくないからと、ろくに事件の調査もしないで
犯人だと決めつけてさっ。
旧宮殿(エスキ・サライ)へ追放するように母后さまに言う訳だけど…。

それって、ひどくない?
なに、この差別。
それだったら、マヒデブランも追放しなければいけない時に、追放させてよッッ
不公平だ、不公平。

おまけに、陛下も陛下なら、母后さまも母后さまよ。
マヒデブランの時のように擁護は一切なし?
なんなの? って本気で思いました、ワタクシ。

常に公平で公正であれ、じゃないの!?
うがー

と、お恥ずかしながら思いました。
そう思いません?


こんなやり取りを陛下と母后さまがしているとは露知らず、
子どもたちとも引き離され泣きじゃくるヒュッレムを、さすがの側女たちも
同情しているわけだけど、
何て言いますか…。非常に珍しい光景よね。側女たちが心配するっていうのは。

そして、陛下が行動を起こしました。(遅いよ、陛下昔はもっと敏感だったでしょーに)
母后さまにハディジェの件で信頼が置けなくなってきている陛下。
「もしかして…」「ひょっとして…」とヒュッレムが本当に殺人を犯したのかを確認させるため、
イブラヒムに調査を担当させる。

天辺の立場の人は、本当に辛いよね。


あ、勿論マヒデブランはすっごい喜んでいました~。
自分の時はあんなに追放は嫌だって言って泣いていたのに、「悪魔がいなくなる」だの
「平穏な暮らし」だの、よく言うわ…と思ってしまった。

これのどこが皇帝妃なのよ、ヒュッレムと大して変わらないじゃんか、と
思うワタクシなのでした~。


今回の物語の感想はここまでー。



*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*


第28話「ヒュッレムの追放」



このストーリーの冒頭はヒュッレムがハティジェに無実を訴えているところから。
「私は無実です。何もしていない」
そう言い続けているけれど、誰も信用しない。

まぁ…日頃の行いが悪いから、なんだけど…でも流石に「殺人の罪」は
ちょっと(いやかなり)大きい代償だよねぇ。

だれか、早く、何かしてあげてー…。
そう思っていたワタクシ。


そして、ナリを潜めていたマヒデブラン。うまくハディジェを自分の味方につけようとしている…ようにワタクシには、見えた。
ハディジェの処に行き、「ヒュッレムを信じてはいけない」と言うのですが…。
ちょっとその言葉遣い拙くない…? 
ほーらー ハディジェの逆鱗に触れちゃったじゃないの~~。
私に命令するつもりなのか、と言われて逆に怒られたじゃない。忘れてはダメよ、マヒデブラン。
貴女はいくら皇子をお産み申し上げたとしても「奴隷」なのよ。
生まれ以て「皇族」のハディジェとは違うのだから。それを忘れたらダメなのよー。

ヒュッレムは余程切羽詰まっていたのだろうね。
対立しているあのイブラヒムにも無実を訴えていたけれど…。イブラヒムも素っ気ない。

そして、いよいよ。
そう。いよいよ追放の日が来ました。

あぁ…。本当に追放の日が来るのね。来ないかと思っていた。
陛下が何かしらしてくれるのだと思っていたけれど、
そうは問屋が卸さないのでしょうかね。

ヒュッレムは、大部屋の前を通り過ぎようとした時。
「ヒュッレム
と、大きな声で誰かが叫んだ。

誰だろう、と思ったらギュルニハル。手には自分の荷物。
えっ、とワタクシも驚いた。
ギュルニハルも一緒に行くって、後宮を去るって言いだしたのよ。

なんて子なの…。
ワタクシ、不覚にも涙が出た。
こんなともだちが欲しい…。(←本気です。本気で言ってます)

だって、ヒュッレムが自分にした酷い仕打ちを忘れられるわけがないじゃない。
それなのに、「後宮を出て行く」なんて。
本当の「心からの味方」がいた事をヒュッレムは初めて知ったからなのかな。

すっごーい、いい表情をしていたよ。
哀しい微笑み。

ワタクシも、こんな子が欲しい…(2回目)


ヒュッレムが追放されてからというもの後宮は静かでなんというか退屈な感じになったのか…。
スンビュルとニギャールはちょっと怠けはじめていた。(ワタクシの見立てですが)
しかし、皇子メフメトはヒュッレムがいないことで、ずっと泣き止まない。
後宮自体は静まり返っているものの、乳母のいる部屋だけが騒がしい。

その光景を見て母との別離の悲嘆にくれている幼子をみて心動かされた側女の1人が漸く証言をするために、スンビュルの部屋へと赴く。
勿論、その時にはイブラヒムによってある程度ヒュッレムが犯人ではないと確信を持っていたが、決め手がなかったので調査も暗礁に乗り上げていた。
そこへスンビュルとともにやってきた側女。彼女の名前は、ルフサル。

ありがとうー。ルフサル
出来ればもっと早くに言って欲しかったー。
皇子が可哀想やんけーぇぇ。


話を聞き終えたイブラヒム。
そして、旧宮殿を訪れてある条件を提示する。
それは…。

無実の罪から救ってやる。その代わり…と何やら交換条件をしてきたのだ。
さぁ、ヒュッレムよ、どう出るの??

っていう所でこの回はお終いでした。
もう、いい所で終わるよね。

あれ?そういえば…。
ヒュッレムはルテニア時代の恋人レオの夢を見ていたけど、なんか嫌…。
名前が確か…「レオ」だったかな?

「テオ」や「ニコ」や「レオ」…。なんか似たような名前で嫌になる。
これって史実なのか…?


オスマン帝国外伝 第25話「故郷へ」、第26話「ぬれぎぬ 」

2019年12月22日 | 映画&TV

第25話「故郷へ」

母后さまの話しから仕方なく(…だと思いたい)マヒデブランを寝所へ召すが
やはりマヒデブランの事は許せないのだろう。
そりゃ、自分の食事の中に『毒』を入れた相手を愛するなんてコト、ねぇ。
鏡を見て思い出しているのは、ヒュッレムの事ばかり。

何もないまま、陛下の部屋で、陛下のベッドで朝を迎えたマヒデブラン。
陛下の部屋から戻ってくるマヒデブランをご機嫌にお迎えするが、勿論当の本人はご機嫌斜め。
勿論、ギュルシャーは冷たくあしらわれちゃう。
(がんばれ、ギュルシャー)

陛下はふと、机の上に置いてある箱を開けると見覚えのない手紙が入っていた。
それを見た陛下は、イブラヒムは戻らない決意である事を、自分の妹ハディジェへの
愛のために自分の将来を投げ打つ。それ程までの「愛」という業火を見た陛下。
どうする? どう行動をするの? とワクワクしながら見ていたワタクシ。


その頃のヒュッレムは、マヒデブランが木曜の夜を陛下の部屋で過ごした理由を
母后さまの計らいである事を知り、その報復(違うと思いたいけど…)として、
ハディジェがイブラヒムを想っている事を母后さまに伝えるのを見て、ワタクシはビックリ。

えー、ハディジェの想いを母后さまに話すのかっって思ったのよね。
シンジラレナイよ、と。

まぁ、母后さま的には娘の長く思い悩んでいた理由が分かったことは嬉しいのだろうけど…。
なんか表情的にはその情報ををよりによってヒュッレムから聞かされた
事が嫌だったのだろうか…。(そんなに嫌われているのか? ヒュッレムって)
その情報が正しいのかを確認するため、母后はハティジェに問いだし、それが事実だと知る。

そして、後宮内も徐々に変化していき、対立していた側女アイシェもこの頃では、
「ヒュッレム・スルタン」(皇帝妃)と呼ぶようになるけれども、やっぱりまだまだ
母后の影響力は大きく、陛下のお召はまだなく、次の木曜もマヒデブランを寝所に召す。
ただ、陛下の部屋に行って、陛下のベッドで眠りにつくだけの、お召し。

それも、誰も気が付かない。
マヒデブランのプライドは粉々に砕けている事を。

ヒュッレムも制裁を喰らっているけれど、マヒデブランも相当制裁を喰らっているよね。


おぉっと、イブラヒムの事すっかり忘れてた。けれど、まっ良いよね。


今回のお話の感想はこれまで~。




*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*


第26話「ぬれぎぬ」


もう、こういうタイトル、ワタクシ大好きでございますっっ
なになに、誰がどうなるの? と食いついてしまいましたよ。久々に。

でも、物語の冒頭はイブラヒムから。
ワタクシ、イブラヒムはちょっと興味ないので、この場面はちょっと、いいや。
双子の兄と、父親と再会。そして、母は既に他界している事を知る。


そして、後宮では…。

マヒデブランと言い合いをしているのかと思えばヒュッレムさん。
側女のアイシェとまた激しく言い合いをしていています。
……全く、全然懲りないよね。

アイシェなんて側女、放っておけばいいのに。
貴女、スルタン(皇帝妃)なのでしょうから。

ギュルニハルは、側女アイシェにヒュッレムと対立しないでちょうだい、と言い含めますが
それも効力があったのかちょっと不明。
でも、ギュルニハルは何かあったら、自分のようになるのよ(ヒュッレムによる顔の火傷の事)と語っていたので落ち着くのかなー…と。
そして、ギュルニハルは、アイシェだけでなくヒュッレムにも気にしないように、とお願いをするのだが、それが気に食わなかったのか、
1人にして頂戴と言われ、部屋を追い出されてしまった。
これで、ヒュッレムにも伝えた事だし、ホッと一安心だと思っていた、ワタクシ。



そう、思っていた。



思っていたら。



えー…まさかのアイシェ落命。



アイシェも色々な事に首を突っ込む娘だったのね、と思いましたわ。
彼女と同質のサドゥカが夜中にムクリと起き出したのを訝しんだアイシェは尾行をすると。

なんと…
斧槍持ちボンジュクに何やら手紙を渡しているところを目撃。
そして、部屋に戻ろうとしたサドゥカに声をかけ、問い詰めるアイシェ。
サドゥカは以前からアイシェに色々と脅迫を受けていたこともあって、発覚を恐れるわけで。
まぁ、当然の流れ、なのかな。発想がね。


アイシェを殺してしまう。
中々、大胆な人だこと。ヒュッレムでさえそんな事はしないのに。
画策はするけれど、母后さまや、マヒデブランから教わっての画策なのに…。
スゴイ人よね、サドゥカ。

翌朝。2人の側女がアイシェのあられもない姿に悲鳴を上げ、後宮は大パニック。
メダパニもんよね。(ドラクエの呪文です)

すぐさま調査が行われる中、昨日の大部屋でアイシェと大喧嘩していたヒュッレムがアイシェを殺したのだと後宮中が思い込んでいた。
勿論、アイシェとの犬猿の仲を知られていたサドゥカも犯人候補となるが何とかうまく言い逃れ、見事濡れ衣を着せる事に成功した。

ヒュッレムは勿論「私ではない、皇子に誓って、違う」と言い続けるも誰も信用しない。
普段から誰彼構わずに噛みついているから、こういう時に誰も助けてくれないのでは、と
ワタクシは思ってしまうが、でも毎回こんな感じだからヒュッレムだって噛みつきたくなるのよね。
どうしたもんだか。
遂には、母后さまはメフメトとミフリマーフを取り上げてしまい、ヒュッレムを部屋へ軟禁状態としてしまった。
そして、母后さまは確定していないというのに、ちゃんと調べていないというのに、陛下へアイシェ殺しの犯人は、ヒュッレムだと告げる。

ちょっとー、とワタクシは思う。
マヒデブランの時と全然対応が違うんでないかい?
そもそも母后さまは何で止めないの。マヒデブランの時は、止めたのに。

そして、忘れていたわ。イブラヒムの事。
陛下は、そのお手紙を見て、書記を呼び手紙を送りつけた。


さて、今回の物語の感想はここまで。
なんか、最近の感想はワタクシの感想もだけど、ストーリーが沢山入っちゃってごめんなさい。


オスマン帝国外伝 第23話「イブラヒムの運命」、第24話「神聖な木曜日」

2019年12月22日 | 映画&TV

第23話「イブラヒムの運命」


マヒデブランは誰の許可で宴を開いたかと、スンビュルやニギャールに
激しく聞くところから物語は始まりました。
その問いにヒュッレムが、「ヒュッレム・スルタン」(Hürrem Sultan)である
自分の命だと高らかに答える。

それにマヒデブランは「皇帝妃を自称するとは厚かましい」と一蹴していると、
ハティジェがイライラしながらのご登場~
そりゃ、そうよね~。「お兄様にバレた、イブラヒムが殺される、私のせいで」と、
愛しい人が殺されてしまうかもしれない場面をその目でみたからね。
煩わしいのは神経がイラつくわ。


お互いの主張を聞いていると、突然割り込んできつく注意をしているのだけど…。
でも、傍から見ると「八つ当たり」にしかみえませんよ、ハディジェさん。

その叱責を母后さまは微笑ましく見ているけれど…。どうかなー…。
これは、ヒスだよ、と思うよ、ワタクシ。喜ぶものではないと思うー。

そして、その当人イブラヒムは、いうと。
陛下の部屋で、真剣な表情をしている陛下に、違う意味でびくついているイブラヒム。
そこへ、陛下は、短剣を取り出してゆっくりと近寄る。



ひ、ひぃ~…。
緊張の嵐ぃ~~。



そこへ、スッと短刀を差し出す陛下。
その行動が分からないとばかりにイブラヒムは、ただじっと陛下を見つめている。
そして、陛下は短刀(地獄)を片手に国璽(天国)とどちらを選ぶか、と聞いてくる。

それに、目が点になっているイブラヒム。話がよくわからない、と言った風で。
それでも話を進めていく陛下。
短刀でも、国璽でも、どちらをを選んでも命に関わるとイブラヒムに覚悟を迫り、
ピリーメフメトに代わりイブラヒムが大宰相となるよう言い渡す。

翌日の午前会議でイブラヒムの大宰相への就任が正式に発表されたことで、
「もしかして、自分が…」などとちょっと期待していた他の宰相たちは勿論。


おーもーしーろーくーなーいー


って感じがもうあふれていて、この登場人物たちはもう野望ギラギラで良いですよね。
野性味あふれているなぁ、なんて思っちゃいました。
そして、赤い礼服(ヒラット)を賜ったイブラヒム。そうしたら、御前会議後に
即行アフメト宰相と対立する。


一方、ヒュッレムはまたまたニギャールに相談しています。
相談するって事は良い事だと思うよ、ヒュッレム。
身の振り方を知らないと、より高みに行けないもんね。
そうして、「スルタン」って呼ばれたいし認められたいヒュッレムはまずニギャールが
お手本を見せるように、と言い出した。
この場面がなんか一番ほんわりした雰囲気だったなーって思いました。

ここで、また問題が起こるのよね。
チェレビーが結核を患っていることをイブラヒムから知らされたマヒデブランは、
血相を変え母后に相談し、母后はハティジェには秘密にするよう言い渡す。


そうして、この回はここでおわり。
結核は恐ろしい病気だもんね。今でも昔でも。
次は、どんな展開なのかしら?



*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*


第24話「神聖な木曜日」


イブラヒムは陛下に故郷のパルガに帰郷したいと懇願していて、許可も出てよかったね~。

その頃ムスタファは高熱を出してダウンしている。
長時間過ごしていたチェレビーとムスタファ。若しかして、感染したかもしれないと
母后さまとマヒデブランはもうヒヤヒヤ。

そりゃそうだよねー。
それと同時に母后さまは娘ハディジェの事を思い、陛下にチェレビーとの婚姻を
考え直してほしいと、彼を診察した医師の診断結果をもって話をするんだけど、
陛下は何を思ったのか回復するまで延期するっていうだけで…。

想う母心と、政治だけの陛下。
すれ違う気持ちは一つになるのかなぁ~…と思いながら見ていると。
また、別の問題が。

そう。それは、ヒュッレム~~。
ロードス島からの凱旋後に陛下からのお召がない事に穏やかではいられないヒュッレム。
でも、陛下はそれどころではない。
ムスタファが高熱を出して苦しんでいるのに、愛し合うなんてコトまずはないでしょう。
ヒュッレムだって、高熱出して苦しんでいるのが自分の子だったら、どうよ? って言いたい。

そういうトコロは自分本位な人だなー、人情味がないなーって思う。
ついでに言うと、ここがヒュッレムの悪い所だと思うのよね。
まったく、もう

そして、この人も忘れちゃいけない。
誰かって? そりゃサドゥカですよ、サドゥカ。
偶然とは言え母后さまの部屋にやってきた陛下と2人きりになったのに、
武器(短剣)を持っていなかったのでもどかしいかな、何も手が出せない。
ここでも、仇討ちは失敗になった。

そして話の内容は、あれよ、あれ。
「神聖な木曜日は(家族と過ごす習慣があるので)マヒデブランを寝所に呼びなさいな」と
いうことなんだけど…。

ここで疑問。
あれ? 陛下の子どもを産んだヒュッレムって、何なんだろう? どういう扱いなのかしら?
家族じゃないのかしら?

そして、木曜日。
いそいそとしているヒュッレム。
自分が呼ばれる、と思っていたのだろうけど…。それは違ったのよね。
久々にご寝所に召されたのはマヒデブランと知る。

今回の物語はここでおしまい。
はぁ~…いつになったたらラブラブな2人が見られるのかしらねぇ。