第17話「王の刺客」
ヒュッレムは陛下に直談判を試みる所から今回の物語は始まりました。
だけどイブラヒムに阻止され、陛下に会う事は叶わなかった。
そりゃ、そうだろうよ、ヒュッレムよ。
陛下はお仕事中。ちゃんと弁えないと、だめでしょーよ。
その事とは関係なく、イブラヒムはマヒデブラン側に付く者ではあるけれどね。
スゴイ察知力だと思う。
その後、略顔が復活したギュルニハル。再度ヒュッレム付きに復帰する。
始めは泣いて嫌がっていたけれど。でも観念したのかなぁ。
ヒュッレムは息子の服に黒いものを見つけてニギャールに「これはなに?」と聞くと、「お守り」だと知る。
その祈祷師を呼んで貰いお守りを作ってもらう。そのお守りの内容は、
「スレイマンが他の女によそ見をせず、次期皇帝にはメフメト皇子を、自分は母后になれるように」という内容の
何ともまぁ欲張りなお守り。
所で、王の刺客って誰の事? と思ったら…。
なんとまぁ。「ビクトル」と名乗っていた青年は、実は女の子だった。
しかも、夫を陛下に殺されてしまったあの花嫁さん。名前は「ビクトリア」
更に驚く事に内通者が王宮に居るとは…!!
久しぶりに違う意味でのハラハラが始まりそうですね。
*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*
第18話「皇女の婚約」
病気から快復したハティジェにロードス島遠征後の婚儀だ、と陛下は伝える所から始まりました。
この回から(もう先だってからもそうだけど)悲しみの表情しかないハディジェ。
相手が嫌、という訳ではなく、イブラヒムでない事が悲しいのよね。
その思いは強くて、正式に婚約中となったハティジェは毒薬を飲んでしまう。
だけど、母后さまには、自殺をはかったとは言えずに体調が悪いという事にしたダイェ。
その頃、大変なハディジェとは裏腹に、祈祷師が完成したお守りを持ってヒュッレムに会いに来た時に、第ニ子懐妊を予見される。
スゴイ、祈祷師ってそんな事まで分かるの?
そうそうそう。
この回では、あの人が舞い戻ってきましたねっっっ。
また、どう引っ掻き回してくれるのかスゴイ楽しみです。
え、誰かって?
あの人ですよ、あの人。
マヒデブランの差し金で、ヒュッレムに毒を盛ったギュルシャーが、追放を解かれて後宮に戻ってきましたーっっ。
抱き合って喜んでいる2人を見て、ワタクシの心境的には、正直ビミョ~なのですが…。
ま、でもよかったね。ギュルシャー。
そして、気がかりなことが。
ハティジェの婚約式で大宰相の息子チェレビーなんですけどね。変な咳を出しているのよね。
なんだろう…?
そしてそして。もう一つナンテコトー。
ムスタファや、メフメトがいる部屋に、ビクトリアは忍び込んで、ロウソクをねひっくり返したのよー。
徐々に火の手が上がる…っていう所でこの回はおしまい。
何がしたいんだー。