リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

熱海、雑感

2011-09-28 05:30:35 | 日記
ヨットハーバーで写生をするオヤジ。

三日ほど熱海のとあるリゾートマンションにひょんな機会から滞在した。
市街を見渡す高台に建つ当建物から一望する熱海は海岸付近に高層の建物が林立している。

来る途中、立ち寄った熱海で旧知のダイビングショップの経営者は言う。
高層の建物は旧来のホテルが建て替えられたマンションだと言う。
熱海イコール、温泉街はここ10年近くの間に多くのホテル、温泉宿、企業の保養所などが廃業し、
昔の光、今何処というところだ。
ダイビングショップも初島網代など潜りの客が半減してヒィーヒァイーだ。
これが今の熱海だという。

ここ数年、いろいろな地方に旅して感じることであるが、
まぁ~、何処の観光地も行楽地もリゾート地もあの高度成長期以降の
華やかさからの凋落は聞いて見て、実感している。どこも同じようだ。
しかし、
嘆いている時代は過ぎ、それぞれの観光地行楽地では知恵だしをして
再生の具体化をして成功しているところもある。(そんな話も時折、聞く)
栄華を超えての観光地などの再生は一人ひとり・一軒だけできないだろう。
嘆く旧来の経営者オヤジを乗り越え“若旦那“達がアイデァを出し汗水たらしているのを見ると応援したくなる。

)(写真)京都貴船川床料理を思わせる、・・・熱海芸者のご接待か・・・

---我々リタイヤ族の応援とはその場へ行って、お金を使うことであろう。----

坂道の多い熱海の路地道を散歩して、
当該マンションの小さなジムで筋トレをしてサウナで汗を流し温泉に浸かり、
自分たちで作った質素で控えめな食事をして過ごした三日間だったが、
これからの熱海、いや、箱根もいろいろな観光地と称するところも生き残りは
こんな形の滞在型というか、永住への選択もあってもいいかも知れない。
熱海の観光温泉街、そんな生活空間があってもいいのではチト思った。

能書きはともかく、
散歩がてら表通りや裏道を歩いてみた印象はと言うと、
熱海らしき名残りがまだまだ見つかる。街中、豪勢だったと思われる大きな屋敷跡や廃屋、
 (写真)いかつい門だけが残る今は駐車場の屋敷跡

旧ホテルに隣接してあるバー・スナックなどのその時代に栄えたであろう飲み屋街、
そしてそこで働いて寝に帰ったと思われる古ぼけた今は住人が居ないようなアパート。
そしてまだまだ品格のあるこぎれいなお土産屋さん。

そんな裏町坂道、階段を歩くのも楽しいものだった。

それにしても坂の、階段の多い町だなぁ~・・・・

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