リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

昭和の高度成長期時代に交わった仲間の逝去

2011-09-04 08:26:34 | 日記
先週末、そう、1週間ほど「里山」に滞在していた時である。
台風12号がノロノロと四国に上陸し近畿、関東地方にも大雨をもたらすとのラジオが入っていた。
「帰ろうかなぁ~」。と、行動を起こしつつあるところに、さる友人から携帯電話が入った。
“そう~、山にいるの“とのひと言の後、
会社時代の、仲間Sさんが亡くなったヨ、、、。お通夜は日曜、告別式は月曜にと事務的に告げてきた。
有難う。お通夜に行く。
それだけで電話を切った。連絡網の友人にはそれだけの内容で十分だった。
里山からの帰路は関越高速道路が雨で不通の箇所(藤岡--本所)もあったが、車の数は少なかった。

台風も日本海に抜け今日、日曜日、
お通夜に行く。

Sさんは私より4ツほど上の方で70代に入ったばかりだ。
昔の会社時代のあるグループの集まり--—故郷の会みたい---の会の世話人代表をしていた。
明るく面倒見がよく年、一回の集まりには5~60人が集まって旧交を温めているが、その縁の下の役割を負っていた。

集まりの会は昭和の高度成長期時代、あのジャパン・アズ・ナンバーワン時代の、
または冷やかに企業戦士とも呼ばれ会社を背負っていた(と自負していた連中たち)時代に生きた方々の会でもある。
そんな方々の共通の想いは企業・業態は違っていても同じようなのか、
似たようなグループの会が多く存在するらしい。

あの時代、苦楽を共にした仲間との集まりは“故郷の会”みたいなものだ。-----今の連中はその点、気の毒みたいだ。
“現役真っ盛りの中年たちが言う。“白けきって、そんな思いはない。と。------

ともかく、集まりの会の年齢構成は確実にひとつずつ上がっていっていく。
そして、静かに去っていく先輩諸氏もいる。

今年は311震災の影響で集まりは止めたが、来年は開催する予定だ。
Sさんもそれを望んでいることだろう。

いろいろあったが、“あの時”は楽しかった。と言える時代に生きた仲間たち。
Sさん有難う。
合掌
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