リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

お盆の頃に

2011-07-13 20:46:36 | 日記
暑いこの時期、親類最年長のおばさん宅へ4,5年前からこの時期に行っている。
おばさんの旦那が5年前に、親類のおじさんが8年前に亡くなって、おばさんは親類の中で、最年長になったころからだ。

おばさんは千葉県の船橋市に亡くなった旦那さんの仏壇に見守られ、独りで住んでいる。
私の母親が亡くなった平成9年(81歳没)以降、親戚関係が次々と亡くなり、いまでは船橋のおばさんが最年長になった。
最年長になった頃から、特段の理由は無いのだが、お盆のころに手ミアゲを持って、昼飯をご馳走になってくるという、まあご機嫌伺いみたいなものだけど、顔を見に行く習慣ができた。

今年は今日行ってきた。
暑い中、新宿へ出て常磐線に乗って船橋へ出る。東京横断の電車も乗る機会が少なくなっているせいか、車窓からの風景も見慣れない建物も新鮮になっている。
おばさん宅ではビールと簡単な手料理をつまみ、たわいない話を2時間ほどして帰る。話の内容はどうということはない。だた、聴くだけ、しゃべるだけ。

子供たちもそれぞれ独立し、孫もいる。行き来は結構あると言う。死んだ旦那は息子と娘にそれなりの大学に入れたのが自慢だった。おばさんも苦労して育て、今はそれぞれが結婚して何かの折にみんなで集まってあれこれ語る時間が楽しいと言う。そんな話を聞いている。確か去年も聞いたような話も多々ある。いいではないか。

昔堅気の旦那が亡くなって、ヒトリ身だが、結構楽しくやっているようだ。
この暑い季節に、まあ寄る年波、その愚痴?を聞く時間を持つのも、死んだ我が母親へのお盆の施しだと思っている。

会うたび、---毎年聞いているのだが---、年を聞いてみれば、今年、80歳だと言う。
まだまだ元気、
来年の暑い季節にまた船橋に行こう。

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