リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

奥の細道 その6

2010-05-18 21:51:17 | 日記
良寛さま

三泊四日で「奥の細道」、越後路を歩いてきました。
コースガイドはいろいろなところで紹介されておりますので全て割愛し、泊まった場所と私の印象のみを記述します。

5月12日、東京から新幹線で新潟駅へ。駅前で仲間と待ち合わせ、一泊目は山形県鶴岡市・あつみ温泉。二泊目は新潟県村上・市瀬波温泉。三泊目は新潟県弥彦村・弥彦温泉。

・(密かに期待した)日本海の夕日は残念ながら天候不順で次回にということでした。

・(アトで知ったが)たしか、吉永小百合が古風な家のノレンの前で撮ったJRのポスターは村上の鮭でチト知られたところらしい。町並みも店内もいい雰囲気でした。

・さすが新潟、米どころ。水を張った田は田植えの前後だったが、見渡す限りそれは見事な景観でした。ところどころに建っている豪華な大きな家(農家でしょうか)、どんな人たちが住んでいるのかつまらんことが頭をよぎりました。

・(太平洋側が栄えている)現代と違い、江戸期までは北前船に代表さえる日本海側のダイナミックな動きが今は静かに呼吸をしているようでした。出羽街道の石畳。峠を、海岸線を緩やかに回避する北国街道がところどころの旧跡がそれらをものがたっていました。

・日本の原点が、今、我々が失いつつある情景が、綺羅星のごとくありました。(表日本側と)空気まで違うように感じました。

・歩く、歩く、歩く、そして歩く、芭蕉さんには尊敬のひとこと。

・越後路、良寛さまの精神は今も生きているようです。

歴史の重み、日々の生活、人の生きる素晴らしさを感じた今回の歩き旅でした。
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