リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

真夜中の救急車

2014-12-21 08:41:26 | 日記
真夜中、
遠くでサイレンの音が夢ごごちに聞こえてきた。やがてサイレンの音が近づいて来て、サイレンの音が消えた。

薄眼をあけるとカーテン越しに(我が家は雨戸を閉めない)点滅する赤色灯の明かりが光っていた。


時計を見ると午前2時半。我が家の前で救急車が、そしてハシゴ車が赤色灯を点滅して停まっていた。窓越しに救急隊員のヘルメットがぼんやり見えた。
暫くしてストレツチャがあわただしく救急車に吸い込まれた。そして周りの家々に気遣ってサイレン無しで少し走り、サイレンが鳴り始め音がだんだん小さくなっていき、いつもの静けさに戻った。
そんな真夜中の出来事だった。
どなたか、どんな事態なのかわからない。が、無事であってほしい。と願った。

二重写しになった。春先の出来事である。
我が妻は(朝方だったが)二度と笑顔で戻っては来なかった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プロジェクターを使った写真展 | トップ | 川崎とどろき緑地公園 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事