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TABOO Season 1 #1
１８１４年イギリス。１０余年前にアフリカに向かい死んだとものとされていたジェームズ・ディレイニー（トム・ハーディ）が、突如ロンドンに現れる。彼の父が死亡し、 父の所有地の権利をもらうためにロンドンに戻って来たのだ。ジェームズの異母妹ジルファ（ウーナ・チャップリン）とその夫ソーン（ジェファーソン・ホール）を始め人々が驚きを隠せない。
※以下、ネタバレあらすじです
生前の父は不機嫌で攻撃的だったが、彼だけがジェームズの生存を信じていた。遺言でジェームズを唯一の相続人にしており、沿岸沿いのヌートカ族と協定を結び所有した土地を残していた。一方、ディレイニー家の土地を狙っていたイギリス東インド会社は、ジェームズの生存を知りジルファとの長年の交渉は無駄だったと悟る。ジェームズが乗った船がゴールドコースト沖で沈没したため死んだと思われていたのだ。
ディレイニー家の使用人ブレイス（デヴィッド・ヘイマン）だけはジェームズの帰還を喜び、ジェームズも彼だけを信用していた。父ホレスがヌートカの土地を買い妻も買っていたことを、ジェームズは父から聞いていた。だがブレイスはヌートカの土地は災いの元だと警告する。帳簿を調べ契約期間50年の賃貸物件、西インド・ドックの事務所が32年残っていることを突き止める。8年も放置された事務所をヘルガが娼館として使っており、立ち退きを迫る。
ジェームズは父の隠し子を10年育ててきたというイボットソンから金を払えと迫られる。銀行手形で支払うと約束する。その夜、ジェームズは父の遺体を掘り起こさせ、ヒ素で毒殺されたことを突き止める。その間もジェームズは奴隷船での悪事を思い出していた。一方、ソーンは遺産を手に入れようと画策するが上手くいかず、ジルファはジェームズが馴染めず出て行くだろうと思っていた。
ジェームズは約束どおりイボットソンに金を払い、弟に会う。東インド会社へ出向いたジェームズは、ヌートカは戦略拠点でありカナダ・アメリカ間の国境の調整でバンクーバー島全体に対する法的権利を有していると告げる。会長のスチュアート・ストレンジ（ジョナサン・プライス）は法外な金額で土地の買い取りを申し出るが、売り物じゃないと断られる。そしてジェームズはストレンジをケダモノと罵り、侵略・強姦・略奪と邪悪な行い知っていると告げ、封筒も開けずに立ち去る。そこへジルファから過去の秘密は葬ったままにして欲しいと手紙が届く。
TABOOは今年1月にイギリスのBBCで放送されたばかりなんですよね。しかも原案はトム・ハーディと父親なんだとか！
キャストも海外ドラマでよくみる顔がチラホラ。「ゲーム・オブ・スローンズ」からはタリサ（ジルファ役）や、ハイ・スパロウ（ストレンジ役）、メイス・タイレル（アップルビー役）が出演してますがキャラも似通ってる。「シャーロック」のマーク・ゲイティスや「ハウス・オブ・カード」のダグも登場するそうなので楽しみ！
ジェームズは奴隷商人だったようですね。あのフラッシュバックからは相当ひどいことをしていたようです。沈没したあと何をしていたのか気になるなぁ〜
ジェームズと東インド社の対立関係はNetflixの「フロンティア」と似ていますね。どっちも野蛮人な主人公なのが素敵だっていうところも似てるw
それとジルファが葬りたい過去というのは異母兄妹での近親相姦とか？父親を殺した人物が誰なのかという謎も残っていますね。その辺もタイトルどおり禁忌なのでしょうね。
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視聴環境：スターチャンネル
©︎2009 シーサイド発