シーサイド発

海外ドラマのあらすじをネタバレでレビュー!ゲーム・オブ・スローンズ、ウォーキングデッド、アメコミなど

[終]11/22/63 #7〜9

2016年10月07日 23時41分55秒 | SFドラマ
ジェームズ・フランコ,サラ・ガドン,チェリー・ジョーンズ,ルーシー・フライ,ジョージ・マッケイ
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
 
 
11/22/63 #7「ハッピーバースデイ、オズワルド」Happy Birthday, Lee Harvey Oswald
 
オズワルドはテキサス教科書倉庫の職を得たと家を出た妻に報告へ行く。モーレンシルトが訪ねてきたため、盗聴するとオズワルドは少将を撃ってないととぼける。顔に深い傷跡を負ったセイディ。その傷を治す手術に必要な8千ドルを手に入れるため、ジェイクは大金を賭けることに。
以下、ネタバレあらすじです
 
ミミ女史からガンだと打ち明けられたジェイク。シモンズ校長はメキシコに実験的治療があるからと彼女を連れて行く気だった。そんな中、オズワルドの誕生パーティが自宅で開かれていることを盗聴により知ったジェイクだったが、そこにビルが招かれていることを知り…。連れ帰ろうとするが言うことを聞かないビル。更に盗聴器が見つかってしまう。ビルはマリーナにのぼせ上がった上にオズワルドとは親友だという。もうやらないと任務を放棄する。
 
セイディの手術の前にイエローカードマンを見かけたジェイクは、彼女の身を心配。寸前で止めに入ると、過去がやり返し酸素が絶たれていた。ジェイクはビルを騙して精神病院に閉じ込める。そしてモーレンシルトを脅しオズワルドの計画について聞き出すが、ケネディ暗殺には関わっていないと分かる。オズワルドの単独だと知ったジェイクは彼を殺そう決意し、全てが終わったら結婚しようとセイディに約束する。そんな時、賭けの胴元たちに見つかり痛めつけられて記憶を失ってしまう。
 
 
11.22.63 #8「11/22/63」Soldier Boy
 
1963年11月5日、賭けの胴元たちからの暴行によって重傷を負ったジェイク。一命は取り留めたものの、自分が誰を追っていたのか、JFK暗殺に関わる記憶を失ってしまう。セイディと共に、残された記憶の断片を1つずつ思い出そうとするが、11月22日は刻一刻と迫っていた…。11月12日、フランク校長はミミ女史と結婚したが彼女はガンで亡くなっていた。ジェイクは退院の署名をしていてビルを精神病院に閉じ込めたことを思い出す。
 
ビルは電気ショックで全ては妄想で現実じゃないと思っていた。そして目を離した隙にビルが窓から飛び降りて死んでしまう。ジェイクとセイディはビルを埋葬する。JFKがダラスを訪問すると分かるが、目的を思い出せぬまま苛立ちが募っていた。セイディにたしなめられ思い出そうと努力する。その頃、オズワルドは新聞で大統領の遊説ルートを知る。ジェイクはようやく住んでいた家を思い出し、オズワルドに会って彼を追っていたと記憶が蘇る。
 
オズワルドは妻マリーナから別れを告げられる。ジェイクとセイディはマリーナに会いに行き銃を探すが見つからない。現場近くで張り込んでいるとイエローカードマンが現れ、4歳の娘を救うため何度も過去をやり直したが止められないと警告してくる。それでジェイクは歴史を変えるのをやめジョーディに家を買おうとセイディに提案する。でも彼女は一緒に使命を果たしたいと断る。そして11月22日、過去が押し返し、ジェイクたちの車がガス欠で動かず盗んだ車で現場へ向かう。オズワルドは教科書倉庫でライフルをセットしていた。
 
 
11.22.63 #9「地上より永遠に」The Day in Question
[シリーズ最終回]
 
すべての記憶を取り戻したジェイクは、セイディと共にオズワルドが潜伏する教科書倉庫へ急ぐ。しかし、“過去”が激しい抵抗を始め、想定外の事件が2人を阻む。なんとか教科書倉庫にたどり着いた2人だったが、1発目の銃声が響き渡る。2発目を阻止したジェイクは、オズワルドと揉み合いとなった末に彼の銃を奪って銃殺。しかし流れ弾に当たったセイディが命を落としてしまう。そして駆けつけた警官によりジェイクは狙撃犯として逮捕されてしまう。
 
ジェイクは隣人オズワルドが大統領暗殺を仄めかしていたから止めたと説明するが、警部はジェイクが犯人だと決めつける。FBIのホスティ捜査官にオズワルドの手紙を燃やせと上司から言われると予告し、フーバー長官がJFKとマフィアの愛人の会話を盗聴したことやモンローとロバートの関係を指摘する。その直後、シークレットサービスから真相を聞いた大統領が電話をかけてくる。大統領とその妻から命を救われた礼を言われたジェイクは釈放され、暗殺を阻止した匿名の英雄となる。
 
ジェイクはセイディのためリスボンに戻り、ウサギの穴を通って過去をやり直そうとする。ところが過去を変えたために2016年は荒廃していた。JFKを救っても世界は良くならず、教え子ハリーは家族とバラバラになり不幸だった。あんな父親でも彼にはただ1人の父親だった。ジェイクはリセットするため1960年に向かう。セイディを追いかけ彼女との人生を築こうとしたジェイクだったが、イエローカードマンから何度やり直してもセイディは死ぬ、ループに陥ると警告される。
 
ジェイクは2016年に戻り、国語教師として日常を取り戻す。ハリーから昇進出来なかったと報告されたジェイクは「助けられなくて本当にすまない」と泣崩れる。セイディの現在を調べジョーディの名誉市民に選ばれたことを知ったジェイクは式典に出席。セイディにダンスを申し込み、幸せな人生だったかを尋ねる。「さまざまな苦難があったけどとても幸せだった」と願っていた答えを聞く。彼女に会ったことがあると指摘され、別の人生で出会った男だと話す。
 

中盤はジェイクにイラっとしたけども、見終わってみると切なくて良いドラマだった。
タイムトラベル物は大抵は過去は変えられないという結末が多いけど、過去を変えてもより状況は悪化して、良くはならないって教訓なんだね。
関わったビルもセイディも死んでしまい、救ったはずのハリーはもっと不幸になってて過去には逆らえないってことを実感したジェイク。
最終的にはセイディの幸せを選んだわけだけど、現在の彼女から幸せな人生だって聞けてどれだけ救いになったか。
すっきり終わって楽しめました。まさかJFK助けてあんな未来になるなんてね!原作も読んでみたいけど、時間がないなー。
 
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<エピソード一覧>#1~3#4~6#7~9
 
白石 朗
文藝春秋
 
ケヴィン・マクドナルド,ブライアン・バーク,ブリジット・カーペンター,スティーブン・キング,J.J.エイブラムス
メーカー情報なし
 
 
視聴環境:スターチャンネル
 
 
 
©︎2009 シーサイド発


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