#2「ネヴァー・マインド」 | |
ベネディクト・カンバーバッチ,ヒューゴ・ウィーヴィング,ジェニファー・ジェイソン・リー,セバスチャン・モルツ,ホリデイ・グレインジャー | |
メーカー情報なし |
Patrick Melrose #2 Never Mind
1967年9月、南仏。9歳のパトリックは、夫婦関係の冷め切った冷酷でサディスティックな父デヴィッドとアルコール依存症の母エレノアと共に、気まずい空気が張りつめた別荘で夏の終わりを過ごしていた。そんなある日、デヴィッドの親しい友人を招いての夕食会が開かれることになる。その夜はパトリックにとって生涯忘れることのないショッキングな出来事が起きる日でもあった…。
※以下、ネタバレあらすじです
エレノアはニコラスを空港に迎えに行くためにアンと出かけ、パトリックは屋敷にデヴィッドと2人きりにされてしまう。デヴィッドは父親に勘当されて無一文だったが妻エレノアは富豪の娘だった。南仏の家はデヴィッドが彼女に買わせたものだった。熟れて落ちたイチジクを見たエレノアが飢えてる人も多いのにとボヤいたところ、デヴィッドは彼女を地面に這いつくばせて地面のイチジクを食わせたという。
エレノアは飲み過ぎたうえに寄り道したお陰でニコラスの迎えに遅れてしまう。その頃、パトリックは父からドアを閉めズボンを下ろせと言われ…。パトリックはショックのあまり洞窟へ向かって泣きじゃくるのだった。その後、エレノアがニコラスと彼に同行したブリジットを屋敷に連れて戻る。ブリジットは落ちたイチジクを食べてデヴィッドの気を引く。父親とどう過ごしたか母から聞かれたパトリックは言い出せず、グラスを替えようかと気を利かせたことを言ってしまう。グラスを割ってしまったパトリックはわざと階段から落ちる。母からOK牧場へ行こうと誘われるが、ここを出たいと頼むのだった。
その夜は、デヴィッドの親しい友人を招いての夕食会が開かれることになる。アンはパトリックが母親と話したがっているとエレノア連れ出そうとするが、デヴィッドは感情に訴えて自分の要求を飲ませるのは脅迫と同じだと言って止める。耐えかねたアンはニコラスをご機嫌取りだと責め、デヴィッドは息子を怖がらせたいだけと批判する。エレノアに息子が悲しげで怯えていると訴えるが彼女は行こうとしない。アンはパトリックを気にかけるも寝たと思い帰宅し、ブリジットは空港で会ったバリーの元へ向かおうとする。パトリックが眠れずにいるとデヴィッドがやってきて「今日のことを誰かに一言でも話せば、お前を真っ二つに切り裂く」と告げられる。
なんて父親だ!詳しい描写はなかったけど、あれは性的虐待に違いない。お尻叩いたくらいじゃ誰にも言うななんて脅すわけがない。あれだけ父親を憎むくらいだもの間違いない。
実の父親がやることだとは信じられない。継父とかならまだ聞くけど、そんな仕打ちされたらトラウマどころの騒ぎじゃいられない。父が死んでもなお苦しめられてるなんて。
デヴィッドに誰にも逆らえないなんてダメな大人たちだね。エレノアも普通に虐待されてそうだし、だからこそ夫に止められたら何もできないのかも。
アンはデヴィッドやニコラスを責めてたけど、ちゃんとパトリックが寝たかまで確認しようよ〜。
奔放なブリジッドはデヴィッドに気に入られたようだけど、バリーが迎えに来ないのはデヴィッドの差し金なのか?だとしたら恐ろしいわ〜。
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パトリック・メルローズ1: ネヴァー・マインド | |
国広 喜美代,手嶋 由美子 | |
早川書房 |
視聴環境:STAR EX DRAMA & CLASSICS
©︎2009 シーサイド発