Thomas Maier
Basic Books
Masters of Sex Season 4 #10 The Eyes of God
[ファイナルシーズン最終回]
リビーと出くわしたバージニアは結婚すると伝え、診療所のメンバーからも祝福される。両親の最初の面談が行われるが、エドナが治療を拒否し、夫婦は離婚を決意する。その時アートが現れ、ナンシーが不動産契約を結びにニューヨークへ行っており、同性愛研究の本も出版する予定だと暴露する。バージニアは家宅捜索の令状を持った警察官とナンシーの自宅に行く。
※以下、ネタバレあらすじです
一方、マスターズはリビーに、ロー・スクールへ通うために子供たちとバークレーに引っ越すと告げられる。両親が言い争うのを聞いていた息子のジョニーはセントルイスに残ると言う。だがマスターズは自分は間もなく結婚するので、父が独りになるのを心配する必要はないとジョニーに言う。バージニアへの愛はどんなに努力しても消せなかったと説明すると、ジョニーは理解を示し母親を助ける事にする。
エドナは40年の結婚生活が終わって喜んでいた。子供は何歳になろうと子供の視点で親を見る、なぜそこまで夫婦を続けさせたいのかバージニアに問う。マスターズとの結婚式で両親とバージンロードを歩きたいと言うと、もうセックスにはウンザリだと言われる。マスターズはいっそ明日結婚式を挙げようとバージニアに告げる。有名なマスターズとジョンソンではなく、ありのままのビルとバージニアでいるために2人だけで式を挙げることにする。
家を出たアートは一度戻り、「あれは僕の子でもあった。やっと愛し合える存在を得られたのに奪い去った。もう誰かのために本当の自分や、自分の感情や望みを犠牲にはしない」とナンシーに告げる。ナンシーは別れたくないとすがるが、録音を知りながら離婚を決定づける告白をしたと指摘される。一方、マスターズとバージニアは同性愛本の出版について第一人者である自分らが出版すべきとボブを説得。バージニアは同性愛から異性愛への転換も扱うと約束する。
ボブはアートを呼び出し、本の出版について話すと彼は予測していて、診療所を去り研究も辞めると告げられる。ボブはトイレにいたアートにキスする。その後、アートはボブからキスされた、彼は能動的な同性愛者だとバージニアに電話する。ブラムはリビーの引っ越しに戸惑うが、彼女はもう男性に合わせて人生を決めたりしないときっぱり告げる。するとブラムは君のすべきことをやればいい、いつか人生をねじ曲げて君の前に現れると伝える。
結婚式に向かおうとしたバージニアは診療所でドディとすれ違う。彼女はマスターズに、夫と別れていとこの家に居候していると話す。マスターズが今日結婚すると打ち明けると、幸せなあなたを見たらけじめが付くと言う。ナンシーはバートンを待ち伏せ、あの2人の治療を発展させると持論を展開。バージニアはマスターズを言いくるめて研究を破滅に導いていると言って録音テープを渡す。バートンは転換療法を推奨する本を出すのかとマスターズに詰め寄り、マスターズはバージニアを中傷され言い争いになる。
バージニアは市庁舎で待ち続けるが予約時間を過ぎてもマスターズは現れない。17時ギリギリにマスターズがギーを連れ現れる。ギーの立会いのもとマスターズとバージニアが結婚の誓いをする。二人は噂を聞きつけた記者たちに写真を撮られる。
やっぱりアートはナンシーを裏切って正しい行動に出ましたね。彼も診療所を去るから犠牲を払うけど。ナンシーに対しては断固たる態度で立派だった。
独立を阻まれたナンシーはこのままじゃいられなくて、転換療法を盾にマスターズたちを追い込む気か。当然、ゲイに苦しんできたバートンは許せるはずもない。
ボブもいい例で、転換させるなんて無理。受け入れる道を示してやらないと。本来なら同性愛についての研究も描いていきたかったんだろうけど、ここで打ち切りです。
マスターズとバージニアの結婚で締めくくられました。ここで終わりなら許容範囲かな。
実際のマスターズとジョンソンも結婚しましたが20年後に離婚したそうです。
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