加藤 洋子
早川書房
Outlander Season 1 #1 Sassenach
第二次大戦が終わり、夫フランク(トバイアス・メンジーズ)と共に2度目のハネムーンにスコットランドへ出かけた従軍看護師のクレア・ランダル (カトリオーナ・バルフ) 。ふたりは戦争の5年のうち会えたのは10日で、つかの間の休暇をふたりきりで過ごす予定だった。
※以下、ネタバレです
ハイランド地方は世界で一番魔術や迷信が根付いている場所で、聖オーランをたたえドアに鶏の血が塗られているほどだった。ドライブの途中コックナモン・ロックが見え、17~18世紀にイングランド軍の偵察兵が潜みスコットランドの賊を待ち伏せたと説明するフランク。フランクは戦時中、情報部でスパイの監視や諜報活動をしていた。フランクは家系図調べに夢中で、リアフ城を訪ねる。そこでふたりはセックスする。
牧師の家からイングランド軍の記録が見つかり、竜騎兵連隊で大尉だったジョナサン・ウルヴァートン・ランダルがフランクの先祖と判明。彼は“ブラック・ジャック”と呼ばれていて、1740年代にフォート・ウィリアムで守備隊を率いていスコットランドに侵略。当時のイングランド人は悪名高く、サセナッフ、つまりよそ者(アウトランダー)と呼ばれていた。クレアは葉占いで知らない人と出会い、二つの人生があると告げられる。その夜、クレアを遠くから見つめる男を見かけたフランクだが、振り返ると忽然と姿を消していた。
地元の人に教えられ古代のストーンサークルで行われているドルイド教の司祭の儀式をこっそり覗き見るふたり。司祭たちは灯火を掲げながら踊り、古代の強大な何かを盗み見る感覚に陥るクレア。翌日、花を摘みにストーンサークルに足を踏み入れたクレアは意識が朦朧とする。気がつくと、古めかしい衣装の戦士たちが戦いを繰り広げていた。時代劇の撮影に迷い込んだと思ったが、実弾が使われていた。彼女は1743年にタイムスリップしていたのだった。
逃げかけた彼女を捕らえた男の顔を見ると、夫にうりふたつ。夫の先祖であるイングランド軍の大尉に襲われかけたところを、スコットランドの戦士に助けられるが、そのままハイランド地方の奥深くへと連れ去られてしまう。旧姓のビーチャムと名乗り、娼婦と間違われ大尉と言い争ったと弁明。怪我をしたジェイミー(サム・ヒューアン)の関節を治し看護師だと信じてもらえるようになる。
明け方、馬を走らせた一行はコックナモン・ロック付近へ。クレアは夫の言葉を思い出しイングランド軍が待ち伏せていると話す。その矢先、潜んでいたイングランド軍と交戦になり、クレアは逃げ出して森の中へ。ジェイミーが見つけクレアを連れ帰る。しかしジェイミーは撃たれたのを黙っていて馬から落ちてしまう。クレアが自分の服を裂いて手当てして助ける。そして一行はリアフ城へ。クレアは旅の始まりに過ぎないと察するのだった。
<メインキャラクター>
◇クレア・ランダル(カトリオーナ・バルフ)/元従軍看護師で夫とスコットランドを旅行中に18世紀にタイムスリップしてしまう
◆フランク・ランダル(トバイアス・メンジーズ)/クレアの夫でジョナサン・ランダルの子孫
◆ジェイミー・フレイザー(サム・ヒューアン)/お尋ね者で背中にムチ打ちの傷を持つ青年。コラムとドゥーガルの甥
◆ジョナサン・ランダル(トバイアス・メンジーズ)/イングランド軍竜騎兵大尉。フランクの先祖で”ブラックジャック”という異名を持つ
◆ドゥーガル・マッケンジー(グラハム・マクタビッシュ)/リアフ城の戦闘隊長。ジェイミーの叔父であり彼を匿っている
◆コラム・マッケンジー(ゲーリー・ルイス)/リアフ城の領主でドゥーガルの兄。トゥールーズ=ロートレック症候群を患っている
◆マータフ・フレイザー(ダンカン・ラクロア)/最初にクレアを助けた。フレイザー家に忠誠を誓い、今はジェイミーと行動を共にしている
◆アンガス・モール(スティーブン・ウォルターズ)/マッケンジーの戦士。短剣の達人でクレアに剣術を教える
◆ルパート・マッケンジー(グラント・オローク)/マッケンジーの戦士。ドゥーガルたちの親戚
◇ゲイリス・ダンカン(ロッテ・ファービーク)/検察官の妻で魔女と噂されている
STARZで放送が始まって1ヶ月というスピード配信とは凄いねHulu!
しかも放送が始まったばかりなのにシーズン2の製作も決定しているので安心して見れます。
かなり好きな題材なので楽しめました♪元の設定が20世紀後半なのに、更に18世紀にタイムスリップという設定が面白い!
夫のフランクは『ゲームオブスローンズ』でエドミュア・タリー、『ROME』ではブルータスを演じてたトバイアス・メンジーズ。
でもジェイミーがカッコ良くてこっちを選んで欲しいと思ってしまう。
クレアは別の時代なのに物怖じもせず頭もキレる!看護師の知識やフランクから聞いた話を巧く活かして生き抜くたくましさがいいですね。
後に『ボルジア家』でジュリア・ファルネーゼを演じてた女優さんも出てくるので歴史ドラマ好きには嬉しい!
原作「時の旅人クレア」も読んでみたいと思います。
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*エピソードリストはこちら
加藤 洋子
早川書房
カトリーナ・バルフ,サム・ヒューアン,トビアス・メンジーズ,ゲイリー・ルイス
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
視聴環境:hulu
©︎2009 シーサイド発