シーサイド発

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「ジ・アメリカンズ」が面白い!

2015年12月05日 22時23分34秒 | The Americans
FXネットワークで放送されていて、ようやく日本でもNetflixで配信が始まりました。
ジ・アメリカンズはソ連とアメリカの冷戦時代が舞台で、20年アメリカ人として潜入していたKGBスパイの話です。
主演は「ブラザーズ&シスターズ」のマシュー・リース、「フェリシティの青春」のケリー・ラッセルです。
 
ケリー・ラッセル,マシュー・リス,ノア・エメリッヒ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
 
 
<ストーリー>
KGBは英語が完璧な2人の工作員をアメリカに送り込み、夫婦として普通に生活させ工作活動をさせていた。フィリップ(マシュー・リース)とエリザベス(ケリー・ラッセル)には2人の子供がおり昼間は旅行業者として働いていた。ソ連の高官がアメリカに寝返ったと分かり捕らえて祖国に送り返そうとするが、船に間に合わなかった。更に同僚のロバートは重傷ののち死亡したと分かる。
これから先少しネタバレがあります
 
◆偽装夫婦
ふたりは偽装夫婦でフィリップは本当にエリザベスを愛してしまっているけど、エリザベスは任務優先で祖国に尽くすといったスタンス。この温度差がまた面白い。ようやく通じ合ったかと思うと今度はフィリップの心が離れたり噛み合わないという。任務で情報提供者と寝ることもあって、録音で喘ぎ声を聞いてしまう…なんてこともあります。任務とは言え嫌だよねお互いに。
 
◆工作任務にハラハラ!
この夫婦、自宅での会話も慎重で仕事の話をする時はラジオ付けたり水音で音をかき消したり抜かりもない。
メイドを脅して盗聴器を仕掛けさせたり、現地でスカウトしたKGBを使って重要人物を拉致したりと毎回その任務にハラハラさせられます。
 
◆隣人はFBI
隣に引っ越してたきたのはなんとFBI捜査官のスタン。しかも防諜部なのでKGBを調べているという恐ろしい偶然。潜入捜査の経験からフィリップを疑ってガレージを調べたりします。その時は死体を始末した後だったから良かったけど、フィリップもガレージに潜んでてハラハラしました。いずれ隣人が敵国のスパイだと気づく日が来るのかなぁ?
 
◆マシュー・リースの七変化
エリザベスよりもフィリップの変装のが面白いですね。時代が80年代だから余計にすごいことになって、キモ面白いので笑えます。
 
◆レーガン暗殺未遂事件
実際に起こったレーガン大統領を狙った暗殺未遂事件がドラマでも取り上げられています。FBIはKGBの関与を疑い、KGBは犯人に仕立てられるのを恐れ奔走。後でジョディフォスターのファンが彼女の気を引こうと起こした事件だと分かるけど、これはFBIもKGBも焦っただろうなぁ。
 
◆内通者
フィリップはFBI防諜部のマーサに接触し内部情報を引き出す。一方のFBIはソ連大使館職員ニーナを寝返らせ内通者に。この二人の違いはマーサは内通者にされていると分かってないけど、ニーナは内通者として動いてる点。ニーナの存在の方が恐ろしいなぁ。彼女は支局長と寝て情報を引き出したり大胆な行動を見せます。一方のマーサはフィリップが好きなので純粋に困ってるのを助けています。
 
夫婦の関係も気になるし、工作活動の行方や内通者がどうなるかも楽しみで一気に1シーズン見終えてしまいました。
ソ連側の視点を重視している点も真新しくて、KGBスパイの方を応援して見てしまいますね。
こんな面白い作品なのに今までどこも上陸させなかったのが不思議。
Netflixでも早くシーズン2以降配信されないかな~
 
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ケリー・ラッセル,マシュー・リス,ノア・エメリッヒ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
 
 
 
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