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[新]ハンニバル シーズン2 #1「Kaiseki(懐石)」

2015年02月09日 18時16分06秒 | HANNIBAL
Hannibal Season 2 Volume 1
Brian Reitzell,Brian Reitzell
Lakeshore Records


HANNIBAL Season 2 #1 Kaiseki

 レクターの殺意を感じ取ったクロフォードは銃に手を伸ばすが、飛んできたナイフが手に刺さる。反撃に出ると激しい取っ組み合いになり、ネクタイでレクターの首を絞め上げる。しかしレクターは死んでおらず割れたガラスをクロフォードの首に刺す。首から血を流し食品庫に逃げ込むが、レクターが体当たりしてくる。
※以下、ネタバレです。

 その12週間前。懐石料理をクロフォードに振る舞うレクター。グレアムを失った喪失感を共有する。グレアムがレクターの犯行と主張しているため、自分を調べればスッキリするはずと申し出る。殺人の容疑で精神障害犯罪者病院に収容されてしまったグレアムは、妄想で釣りをしていると鹿が現れる。

 クロフォードとブルームは監察官のプラネル(シンシア・ニクソン)からグレアムを捜査に出したのは不正だと指摘され内部調査を言い渡される。報告を撤回するよう頼まれるがブルームはグレアムの人生がどう壊されたか問題にすべきと主張する。

 レクターはモーリア博士の診察でグレアムに取りつかれていると指摘される。レクターは惹かれていると認め、自分を抑えられぬ正直さに感心すると答える。あなたは何を抑えられないと聞かれ、不敵な笑みを浮かべる。グレアムに面会すると「あなたがした事は僕の頭の中にある。それを見つけ出す。その時あなたは報いを受ける。」と告げられる。

 クロフォードらはレクターの指紋やDNAを採取して調べるが、グレアムに有利な証拠は出てこない。そんな折、公園の川で複数の死体が発見される。グレアムに代わってFBIに協力することになったレクターは、死体に施された加工から犯人像を推理する。遺体は樹脂で覆われ防腐処理がされていた。シリコンが注入されているのは人の剥製を作るためと見立て、廃棄したのは不完全だからと助言する。

 レクターは自分のカルテをクロフォードに情報開示しようとする。グレアムの後を継いでFBIに助言したとモーリア博士に話す。清廉潔白という雰囲気を漂わせ私にウソをつかせる気だと指摘される。それも君のためだと言うレクター。FBIとの関係はクロフォードが君ほど自分を疑ってないからと答えると、本性を知らないからと言われ、君もだと指摘する。

 ブルームはグレアムの犬たちの面倒をみに行っていた。どう無実を主張すればいいかと思案中のグレアムに、無意識の行動は刑事責任に問えないと助言する。グレアムの記憶を呼び起こすため催眠をかける。するとダイニングテーブルに耳が添えられていた。その二人の会話をチルトンが監視していた。

 チルトンは犯罪心理学を熟知し大量殺人鬼でもあるグレアムを研究したいが、なかなか会話を出来ずにいるとレクターに話す。記憶を呼び覚ますための催眠は効果がなく、聞く耳を持つ相手にはレクターが怪物だと吹き込んでいると教える。

 またひとりの黒人青年が剥製の餌食にされる。剥製された死体は性別年齢人種共にバラバラで共通点が見つからない。ヘロインを打ち酸化防止剤を注入し痩せ衰えないようシリコンを入れ、樹脂で固められていた。カッツはグレアムなら何か見つけられるハズと面会に行く。写真を見せると色見本だと言われる。

 グレアムは肉を食べてる時に、レクターにされた事を思い出す。気管チューブを捻じ込まれ耳を飲み込ませられたと分かる。一方、グレアムの自宅でブルームに遭遇したクロフォードは無意識の犯行だと納得させてくれと頼む。サイコパスは真実を恐れないが彼は知ろうとしている、思い出さない限り真実を受け入れないと告げられる。

 クロフォードはグレアムに面会に行く。彼は記憶を思い出し、レクターが与えた適度な証拠がクロフォードを納得させるのに十分だったこと、キャシー・ボイルもレクターが殺したと主張する。クロフォードは聞く耳を持たず帰ってしまう。「今は信じなくてもいずれ信じる」と告げる。その頃、最後の被害者は死体の中で目覚める。そこは人の剥製で絵を描いたように並べられていた。

<キャスト>
◆ハンニバル・レクター(マッツ・ミケルセン)…天才法医学精神科医。一方で彼は、被害者の人肉を食す連続殺人犯
◆ウィル・グレアム(ヒュー・ダンシー)…FBIのアカデミーで訓練生を相手に教鞭をとるウィルは、殺人犯に深く感情移入できる有能な犯罪プロファイラー
◆ジャック・クロフォード(ローレンス・フィッシュバーン)…FBI行動科学課のトップで、ウィルとレクター博士の協力を得ながら“過去最悪の”連続殺人事件を追う
◇アラーナ・ブルーム(カロリン・タヴァーナス)…元心理学教授のFBIコンサルタント。ウィルの同僚であり、良き友人。
◇ビヴァリー・カッツ(ヘティエンヌ・バーク)…FBI行動科学課の一人でジャックの部下。繊維を専門分野としウィルの捜査を手伝う。
◇フレディ・ラウンズ(ララ・ジーン・コロステッキ)…タブロイド紙の記者で凶悪犯罪マニア向けのサイトに記事を掲載。
◇ベデリア・デュ・モーリア(ジリアン・アンダーソン)…ハンニバルの精神科医。過去に患者に襲われハンニバルに助けられた。
◇ベラ・クロフォード(ジーナ・トーレス)…ジャックの妻でガンを患っている
◆フレデリック・チルトン(ラウル・エスパーザ)…ボルティモア精神障害犯罪者病院の院長。ギデオンに肝臓を取られた。
◇ケイディ・プラネル(シンシア・ニクソン)…アラーナの上司にあたるFBI監察官。FBIの立場を守ることを第一に考え、ウィルの犯罪に関するFBIの責任を回避しようとしている。

冒頭のレクターとクロフォードの格闘はシーズン2のフィナーレなのでしょうね。
今はレクターを無罪と信じているクロフォードがどのようにしてレクターの本性に気づくのか楽しみです。
シーズン2のサブタイトルが懐石料理となっていますが、それにふさわしく懐石を振る舞うとは!
レクター博士、叔母のムサラキにも振る舞ったって言ってましたね(ここはハンニバルライジングを見ていると分かる)
モーリア博士との会話がとても意味深で面白い。
彼女はレクターの本性までは知らないけど、危ない一面には気づいているはず。
グレアムのワンコたちちゃんとブルームが面倒みてたのね。気になってたから安心した~ε-(´∀`*)ホッ
それにしても気管チューブねじ込まれてとはグレアムがかわいそうすぎる。
今回の人の剥製事件、おぞましいなぁ。
生きてるうちにあんな処理施されて死体と一緒にアートにされるなんて。

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HANNIBAL/ハンニバル2 Blu-ray-BOX
ヒュー・ダンシー,マッツ・ミケルセン,ローレンス・フィッシュバーン,キャロリン・ダヴァーナス
KADOKAWA / 角川書店


視聴環境:スター・チャンネル



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