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宇宙探査艦オーヴィル シーズン2 #12「歴史の一歩」

2019年10月31日 23時06分25秒 | SFドラマ
The World of The Orville
Jeff Bond
Titan Books


The Orville Season 2 #12 Sanctuary

 オーヴィルは、またもや本部から他国の客を別の船に送り届ける役目を言いつけられモクランのカップルを乗船させる。その2人が客室で大量の動力を使っていることを不審に思ったケリーがボータスに確認させると、そこには思いもよらないものが。人工冬眠装置に赤ん坊が入っていた。赤ん坊が女の子だったため、彼らはモクランから逃げてきたのだった。下船するまで秘密にして欲しいと頼まれる。
▼以下、ネタバレあらすじです

 トパはクライデンの影響で女性蔑視の傾向が顕著に現れるようになっていた。そんな息子の将来を案じたボータスのある行動が、やがて連合国全体に及ぶ大きな問題へと発展していく。航路を調べるとレテプシアに亡命すると言っていたが、6等級の暗黒星雲へ向かっていた。そこは女性だけが暮らす新たなモクラスだった。モクラスでは政府が認めるよりも多く女性が生まれており、矯正手術を拒否する者たちが犠牲を払っても安住の地へやってくるという。6000人以上が暮らしていた。

 発覚を恐れた女性たちは逃げようとする。エドは連合本部に独立した国家として申請を出すよう提案する。公聴会を許可されエドは代表のヘヴィーナと共に地球へ向かい、オーヴィルは新モクランを警護する。ヘヴィーナはドリー・パートンの曲を気に入り、革命の歌にする。宇宙連合本部でヘヴィーナは、自国から逃れなければ迫害されていた、独立国家となる要望が却下されたら永遠に声を失うと申し立てる。モクラス側はコロニーを独立国と認定するなら連合を脱退すると表明する。そしてオーヴィルの前にモクラン艦が現れ、連合の保護を却下された際にコロニーを吹き飛ばすつもりだった。

 モクラスはケイロンの脅威と戦うため一丸となる必要があり同盟を守って欲しいこと、連合に最も武器を供給しているのもモクラスだと訴える。議会が却下すれば女性たちは矯正手術され、承認すればケイロンに襲われると懸念。議会は中断され審議は持ち越しとなる。ボータスとクライデンは女性差別について激しく口論する。そんな中、モクラスはシャトルで地上へ向かい入植者たちを逮捕しようとする。エドは非公式に地上へ向かえとケリーに指示する。だがシャトルが牽引ビームで邪魔され、タラはエミッターに攻撃する。

 ケリーとボータスは女性たちを連れ去ろうとしたモクラスの兵士らに攻撃する。女性たちも一丸となって応戦する。一方、モクラス側は兵器に釣られてクリルが自分たちと組んだら?と強気の交渉をしてくる。そこでエドはクリルと組んでもケイロンには勝てずモクラスは破滅するが、コロニーは小さすぎて見落とされるから宇宙に残るモクランは女性たちだけになると反論。

 ホルジー提督は妥協案を提示する。今のところ独立国とは認めないが、コロニーは違法な国外脱出のネットワークを解散すること。代わりにモクラスはコロニーの安全を約束するよう告げる。議会が合意に達したためモクランたちはコロニーから引き揚げる。ヘヴィーナは望んだ結果ではなかったが、人生も個性も運命も全て自分のものだと満足していた。

ついにオーヴィルでもMeTooを取り上げてきましたね!モクランは単一性別種族だから女性蔑視がかなりひどい。クライデンなんかかなり伝統を重んじてるらしくて、ボータスとは考え方もかなり違う。
矯正手術を逃れた女性たちが見つかりにくい場所でひっそりと暮らしてたなんて。今回、議会で主張したお陰で自由も個性も手に入れられたのは良かった。
問題は今後生まれてくる女児がどうなるか?だなぁ〜。モクランでも女性が生まれたらコロニーに連れて行く選択もできるようになるといいのに。
新しい先生は「新スタートレック」のディアナことマリーナ・サーティスだった!他にも提督たちやFマーレイ・エイブラハムが議長役で登場して豪華!

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The Orville Season 1
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


視聴環境:FOXスポーツ&エンタテイメント



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