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ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 シーズン2 #4「ヘンリー六世 part4」

2016年06月22日 22時33分27秒 | The Hollow Crown
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The Hollow Crown Season 2 #4 Henry VI

 ヘンリー6世がヨーク公リチャードに王位継承権を渡したと知り、マーガレット王妃は激怒する。彼女は息子の権利を取り戻すため、ヨーク公の城を襲撃。マーガレットは白薔薇の家紋を燃やし、プランタジネット家の末息子エドムンドはクリフォード公に捕まり殺されてしまう。
※以下、ネタバレあらすじです

 城は焼け落ちて、ヨーク公リチャードはウェストモーランドとクリフォードとの対峙の末に、息子エドムンドの死体を見せられる。マーガレットはエドムンドの血をハンカチで拭き、ヨーク公の口に突っ込む。そして跪かせて薔薇の王冠を載せ、残酷な苦しみを与える。ヨーク公は呪いを置き土産にマーガレットとクリフォードにトドメを刺される。そしてヨーク公の首は城門にさらされることに。

 プランタジネット家の息子たち、エドワード、ジョージ、そしてリチャードは何とか生き延びていた。同じ名を継いだリチャードは父の復讐を誓い、長兄エドワードには王位と王国を受け継ぐべきだと主張。そこへウォリック卿が現れ、右腕として力を貸すと申し出る。進軍しイングランド王であると宣言しようと話し、再び反撃ののろしを上げる。一方、城門にさらされたヨーク公の首を見たヘンリー王は復讐はたくさんだと嘆く。クリフォード公に生まれながらの権利を失う王子に父親なのに薄情だと言われる。王は息子に善行を遺したいのだと説明する。マーガレットに言われ息子を騎士に叙任する。

 ヨーク家の軍勢が攻め入り、ヘンリー王も戦場へ。隠れながら戦場を見ていたヘンリー王は歴代王の中で自分ほど情けない王はいただろうかと考える。一方、リチャードはクリフォードを倒すが、憐れみをかけずトドメを刺さずにその場を去る。クリフォードは祖父王や父王のようであれば多くの未亡人を残さずに済んだとヘンリー王に苦言しトドメを刺すよう頼む。王はそうすることも出来ず、嘔吐してしまう。そして自分の父を殺してしまった歩兵の悲劇を目撃する。

 ヨーク軍が勝利し、エドワード王を讃える諸卿たち。苦しむクリフォードを見つけ、首を城門に晒そうと話す。エドワードはリチャードをグロスター公に、ジョージをクラレンス公に叙位する。生き延びたヘンリー王は王冠を川に捨ててしまう。そしてヨーク軍は華々しくロンドンに凱旋する。その頃、ヘンリー王は野生児のように裸で野原を駆けずり回り、気が触れてしまったようになっていた。農民に見つかりロンドンへ連行され幽閉される。

 エドワード4世が即位し10年後、ウォリック公はフランスから王妃を迎えようと考えていた。それはマーガレットと息子が地位と生まれを利用し、ルイ王の保護下にあったからだ。しかしエドワード王は土地の返還を求めてやってきた未亡人のグレイ夫人に魅了され、妃になれと求婚してしまう。

<キャスト>
◆ヘンリー六世(トム・スターリッジ)…ヘンリー5世の息子でイングランド王
◆エクセター公(アントン・レッサー)…ヘンリー王の大叔父
◆ヨーク公リチャード・プランタジネット(エイドリアン・ダンバー)…王の従兄弟、ヨーク家。
◆エドワード・プランタジネット…ヨーク公の長男。後のエドワード4世
◆ジョージ・プランタジネット…ヨーク公の息子。後のクラレンス公
◆リチャード・プランタジネット(ベネディクト・カンバーバッチ)…ヨーク公の息子。身体的障害があり”せむし”と呼ばれている。後のリチャード3世
◆ウォリック伯(スタンリー・タウンゼント)…ヨーク公の右腕
◆クリフォード卿(カイル・ソラー)…サフォークの息子
◆ルイ王(アンドリュー・スコット)…フランス王
◇マーガレット王妃(ソフィー・オコネドー)…ヘンリー六世の妃

マーガレットめー!奇襲とは卑怯すぎる!ヨーク公に対して屈辱を味わわせて殺すとか非情すぎる。これで少しでも美しかったら許せる部分もあるけど、見れば見るほど憎たらしい顔してるわ!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
王がビシッと言って黙らせておけばいいのに、神にすがるようなお人だけにダメだわ。戦場でも隠れるばっかりでいる意味なしだし。クリフォードにいないほうが王妃の軍武が上がるとか言われちゃってたよww最後は気が触れたかのように裸でフラフラしとるし。何よりも砂鉄の集まりのような濃い胸毛に驚いたけどもww
リチャードも身体的障害があるにも関わらずクリフォードを倒したり、なかなか勇敢。それでいて情けをかけずに放置するとか非情さもある。
長兄のエドワードが即位したからリチャード三世まではまたひと波乱あるけど、どうのようにして王位に就くのか楽しみです。

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視聴環境:hulu
*執筆当時の情報であり現在掲載されているかはご自身でご確認ください



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