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小田急線路際歩き…原点1984年6月19日

2023-04-22 11:49:37 | 日記

#840619-01

この画像は、1984年6月19日に撮影した和泉多摩川駅近くの多摩川土手にあった小田急線の踏切である。現在は高架化されて複々線となったので、この風景はない。以下リンク先の画像「#27-12 狛江市側の多摩川土手」の場所にあった踏切である。

小田急線路際歩き#27・・・登戸~喜多見 - ムラカミの公開制作的ブログ (goo.ne.jp)

この撮影の数日前に、小田急線の車窓から奇妙な色になった踏切装置を見た。それは塗装を塗り替えるために施された、錆止め塗料の色だったのだが、一瞬何事だろうかと思わせる様相だった。

そして6月19日、「和泉多摩川」の駅を降りて多摩川の土手に行った。

#840619-02

先ずは、この少し奇妙な色合いに惹かれて撮影した。

#840619-03

これは、記憶は正確ではないが「和泉多摩川」駅そばの踏切だったと思う。

#840619-04

上に見える道路は世田谷通りで、現在は小田急線が高架化したことで車が下、電車が上と逆になっている。

#840619-05

同じく、世田谷通りと線路が交差するところに踏切があった。

#840619-06

「狛江市元和泉一丁目2」という住所が見える。住所からすると「狛江」駅の新宿寄りOdakyu OXやエコルマホールの入っている建物の辺りとなる。勿論、今は踏切はない。

#840619-07

線路の高架化に伴って、周辺の風景が大きく変わったので、この画像の正確な位置が分からない。推定される撮影位置は以下リンク先参照。

https://goo.gl/maps/n4j8ZLSDESYi5aXY9

#840619-08

現在地推定は以下リンク先参照。「いちょう通り」の踏切と思われる。

https://goo.gl/maps/Wj3jRRVPb3kyBeUp7

#840619-09

奥に「河津精機製作所」という看板が見える。「いちょう通り」の踏切に間違いないと思われる。

#840619-10

同じ踏切で、アングルを変えて撮影していると思われる。

#840619-11

現在、このような畑は見当たらない。「狛江」と「喜多見」の間だが、線路との角度から推定して、この通りは「岩戸北通り」だろうか?

#840619-12

上に同じ。

#840619-13

アングルを変えて同じ踏切界隈を撮影している。

#840619-14

踏切に近寄った図。

#840619-15

#840619-16

光線の方向から推定して「狛江」「喜多見」間の線路際の道であり、カメラは新宿方面を向いている。現在は「ふれあい側道」となっているが、複々線化で鉄道用地の幅が広がっているため、現在は高架下になっている場所かもしれない。

#840619-17

「狛江」側を向いた図ではあるが、現在の場所と特定出来ない。このように、線路の周りには畑が多かった。

#840619-18

「喜多見八丁目23」という住所表記が見えるが、概ね「喜多見」駅から成城学園前に向かって歩くと野川を越える、その手前辺りから「喜多見」駅方面を見ている図、と思われる。住所的にはだいたい「世田谷区立喜多見地区会館」がある辺りである。

 

このように、1984年の錆止め色に塗られた踏切を撮影するところから始まり、「和泉多摩川」から「喜多見」辺りまでの線路際を歩いた。これらの画像の流れを見られればお分かりと思うが、撮影コンセプトは定まらないものの、沿線風景を撮影するような点に触発されるポイントが移っていっているように感じられる。

これが、私の「小田急線路際歩き」のはじまり・・・素描である。これらの写真を撮影した後、暫くは慌ただしく過ごしていたため、歩く機会を得なかった。だが、いつもの車窓風景の所に立ってみることの興味深さ、意味を考えつつ、撮影方針を固めていくには時間が必要だった。

 

*****

撮影にはコダクロームを用いた。ポジフィルムの保管は留意していたものの、経年変化で退色が進んだ。スキャニングしてフォトショップ上で、ある程度の色調や階調を調整した。

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ポジフィルムの整理と検索を続行中である。その結果、2コマの画像を見つけたので追加する。

#840619-19

この踏切が何処かはわからなくなってしまった。狛江界隈であることしかわからない。当時は当たり前のように、こうした木製の杭に有刺鉄線という柵が残っていた。

#840619-20

喜多見2、若しくは3号だろうか?右端にある線路際のボックスには、そのような文字が見える。この箱が何という名称なのか知らなかったが、「継電箱」と呼ぶらしい。信号機や踏切を制御する基盤が入っているという。この画像を見るに、その箱の形状は現在設置されているものに比べてレトロなデザインに見える。

2023年5月22日画像を追加

 



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