寒いわね。
何だか身体が疲れていたので、遠軽の生田原温泉ノースキングに行ってみました。
露天風呂は無いのですが、サウナや薬湯があって何より混雑していないのが良いんです。(画像はホームページから)ひとっ風呂浴びてお昼時になったので、食事をとることにしました。
施設内のレストランで食べようかとも思いましたが、生田原の街に出てぽっぽ家を久しぶりに訪ねてみました。
お店はかなり年季が入った外観です。土曜の昼だったのですが先客はなしです。とても温厚そうなマスターに「今日は寒いですね」と迎えて頂きました。(私は「寒いわね」ではなく「えぇ」と答えました)
意外にもメニューが豊富で、夜は居酒屋になるようで焼き鳥などもありました。この地域では飲み屋がないのでかなり貴重です。お店のおすすめはぽっぽ丼(石焼鍋に入った豚肉のご飯らしい)なのですが、ラーメン好きの私は四川味噌らーめん(900円)にしました。
調理を始めたマスターがゲホゲホと何だかむせ返っています。これは相当に辛いラーメンなのかな、と覚悟しました。
7分ほどで大きめの丼ぶりが登場です。具は炒めたモヤシと白菜にニラなどで、チャーシューやメンマは入っていません。ちょっとお肉っ気が欲しい所ですけど、まずは食べてみます。
味噌ベースのスープに唐辛子と山椒が効いているのですが、予想に反してそれほど辛くありませんでした。すりごまでまろやかになっているのか、むしろマイルドな口当たりで美味しいです。(後でわかったのですが激辛も選べるようです)
麺の加水は中くらい、中細のオーソドックスな感じでドロッとしたスープが良く絡みます。途中で卓上の七味唐辛子を投入して、スープまで完ツユすると結構なボリューム感がありました。
食べ終わって改めて店内を見渡すと、国鉄涌網線の記念品やSLの写真などが飾られていました。鉄度ファンの方ならきっとマスターとの会話に花が咲くと思います。
一つ気がかりなのは、優しいマスターの息づかいがちょっと苦しそうに見えたことです。調理中に咳き込んでいたし、風邪のたぐいなら良いのですが……まぁ余計なお世話か。
いや、まいったね……
住所 北海道紋別郡遠軽町生田原418−2
電話 0158ー45ー2347
定休日 水曜日