こんにちは、cathyです。
今日は銀行へ出かける用事があったので、せっかく出かけるなら、と、電車で少し離れた銀行まで行きました。
お目当ては、そのすぐ近くにあるお店。
この前偶然テレビで見たのですが、とても美味しい人気店でありながら、なかなかそういう取材を受けないお店らしくて、とっさにメモしておいたんです。
なるべく開店間もなく行ったのですが、それでももう、こじんまりとした店内はお客さんでいっぱい。
かろうじて1席空いていたカウンターに座らせてもらいました。
順番に出していくから、お客さんは三巡目になります、と言われ、しばし待っていました。
待つことは想定内だったし、店主さんの手際のいい作りっぷりを見ているのは楽しかったので、別に苦ではなかったんです。
でも。
いよいよそろそろかなぁ、という時に。
「ああ"あ"っ!」という大声とともに、隣の男性客が手にしていたスマホをガンッ!!とカウンターに叩きつけ。
少し人のひけた店内に大きな音が響き渡りました。
店主さんが、
「どうされました?待ちが長かったから・・・?」
と尋ねるも、男性客は
「いや・・・なんでもないです」とボソリと一言。
「周りの方がびっくりされるから・・・」
ととりなされるも、そのことについてはノーコメント。
いやいや。
いやいやいや。
それはないでしょう。
以前にも書きましたが、cathyは急に大きな物音や声がすることが本当に苦手なんです。
最悪、息苦しくなって、パニックみたいになって、何もできなくなってしまいます。
今日はそこまでひどくはなりませんでしたが、食事を楽しみにしていた気持ち、待つことを楽しみにしていた気持ちが一気にパン!とかき消されてしまったことは事実です。
店主さんに促され、その男性客とひとつ離れた席に座り直し、待っていても、さっきまでのワクワク感は戻ってきません。
程なく料理を提供してもらって、モソモソといただきましたが、とても美味しかったのですが、ほんの少しだけ焦げてました・・・。
これは絶対に店主さんのせいではなく、絶妙なタイミングの中で作っていた、そのバランスを乱されたことが原因だとcathyは思っています。
何もなければ、美味しいのが食べられたはずなのに。
残念。いろいろな意味ですごく残念です。
食事をいただくときって、料理の見た目や味ももちろんですが、その時の雰囲気もすごく大事ですね。
誰かとおしゃべりしたり、1人でこっそりワクワクしたりしながら、店主さんの腕さばきを見たり内装や音楽を楽しんだりする。
その待っている時間が、料理をより特別なものに、美味しいものにしてくれる。
そんな気がします。
その意味では、cathyも残念でしたが、あの男性客も、残念でした。
何があったのかは知りませんが、楽しみにしていた料理を待ちきれないほどの、鬱屈した何かがあったのでしょう。
今頃、少しでも気分が晴れていますように。
そしてほんの少しでもいいのでお昼のことを反省してもらえていれば(汗)
今日のお店にリベンジするかどうかは、正直微妙です。
怖かったイメージもまだ生々しいので。
いつか、ほとぼりがさめて、とても食べたくなったら、その時にはまた行ってみたいと思います。
では、また。
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